初めてのハーブ講座

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ハーブガーデンの作り方

カラフルなハーブの花色、葉色を楽しむもいいけれど、同系色の花を集めて、クールでシックな庭も素敵!

色を楽しむガーデンの特徴と注意点

ガーデンデザインをする上で何よりも大切なのは、できあがりのイメージをはっきりと持つこと。性質を考慮して育てやすい植物を選ぶこ とはもちろん欠かせませんが、それを優先してしまうと、意外につまらないガーデンになってしまうことも。とにかくイメージは大切!特に 全体の色合いがもたらす印象が、ガーデンの魅力ですから。
今回は、長方形のガーデンを想定し、ブルー、パープル、ホワイトという色合いをイメージして、グラデーションの同系色の花や、葉色のハーブ でデザインしてみました。クールでシックになるでしょうか。

● 特長と留意点

長方形のガーデンを対角線に横切るように通路を設けた。通路の両側に同じハーブを植えると、視覚的に美しい。

通路と花壇の仕切は、板、レンガ、石などで土どめし、花壇が通路より高い「レイズドベッド」にすると、水はけがよくなり、生育も良くなる。

全開のサークルガーデンの例や、一般のボーダー花壇(横長の花壇)の基本通りに、手前から奥に行くにしたがって、植物の背が高くなるように配置する。

ホワイト、パープル、ブルーの自然なグラデーションになるように心がけてデザインする。3系統の色をランダムに混ぜていくのではなく、 ホワイトのみである程度のボリュームを持たせ、徐々にパープルに移行する、というように・・・。

建物や大きな樹木が近くにあったりして、日当たりにむらがある場合は、日当たりを好む植物は常に日当たりの良い場所に、というように、 植物の性質を考慮してデザイン。

ハーブの選び方

● 色を楽しむガーデンに適したハーブ
    通路手前には・・・
    • ・草本なら・・・ブルーキャットミント、ペレニアルフラックス、ラムズイヤー、アルカネット、カラミント、ブルーバーベイン
    • ・つる性なら・・・ペリウィンクル、レッサーペリウィンクル
    • ・樹木なら・・・ラベンダー、サントリナ、タイム、ヘザー
    中間部には・・・
    • ・草本なら・・クラリーセージ、ロシアンセージ、ペインテッドセージ、アニスヒソップ、ベルガモット、ゲンチアナセージ、サルビア・パープルマジェスティー、サルビア・ガラニティカ、クイーン・アンズ・レース(ワイルドキャロット)、コーンフラワー、オリス、メドウスイート、
    • ・樹木なら・・・ツリージャーマンダー、ローズマリー
    周辺部には・・・
    • ・草本なら・・・メキシカンブッシュセージ、ボッグセージ、ラベンダーセージ、コモンマロウ、アーティチョーク、エリキャンペーン、バレリアン、アンジェリカ
    • ・樹木なら・・・セイヨウニンジンボク、ローズマリー、マートル
    ● 色を楽しむガーデンに適さないハーブ

    基本的にはどんなハーブでもOK。多年草や樹木を中心に構成すると手間がかからないが、一年草で、華やかな色合いの花が咲くものを間に加えると見栄えがする。

    水やりは全体にすることになるので、セージ、タイムなど水を与えすぎないほうがいいハーブと、水を欲しがるレモンバーム、チャービル、パセリ、バジル、ミント類などは離して植えたほうがいい。

    ミント類ははびこりやすいので、鉢植えにして、鉢ごと花壇に埋め込むようにする。

植え込みと年間の管理

● 肥料

化成肥料は、追肥の液肥程度にする。元肥として、有機配合肥料や油かす、骨粉などをあらかじめ埋め込む。植え付けた後、土の表面にうっすら と草木灰をまいておくと、土のpHを若干アルカリ性にし、病害虫にかかりにくくするといわれる。
薄めた木酢液をまくなら、植え付け後一週間ほどしてからがいい。

● 容器

基本的には地植えだが、テラスや屋上など土のない場所では、コンテナ(鉢などの容器)を組み合わせてガーデンを作ることもできる。

● 水やり

さまざまな植物が植え込まれているので、各々の生育状況を見ながら水やりを加減することが必要。
※基本的な栽培方法は、《ハーブ園芸基礎講座》を参照してください。