納得のハーブ情報

チャービルとイタリアンパセリの違い

チャービルとイタリアンパセリはよく似ていますね。見分け方のコツを教えてください。

確かにチャービルとイタリアンパセリがプランターに育っていると、パッと見たところ区別がつきません。でも、こうして並べてみるとよくわかりますね。
まず、チャービルの葉の切れ込みはイタリアンパセリよりも繊細で、レース模様のようです。イタリアンパセリの葉の色は濃い緑色でツヤがあるのに対し、チャービルの葉は明るい緑色で、薄くて柔らかいのも特徴といえましょう。
そして、いちばんの違いはその風味。イタリアンパセリには爽快な香りとかすかに甘味、辛味、苦味を感じます。対してチャービルには、やさしい草の香りと甘味を一番に感じ、辛味と苦味はかすかに感じる程度です。 それぞれの風味と食感の違いを、お料理に生かしてみてください。

チャービルの葉をスイーツにあしらう

スイーツのあしらいに使いやすいハーブを探しています。スペアミントとペパーミントは合うと思うのですが、チャービルがあしらわれているのも見かけますが。

チャービルの葉の繊細な表情とほんのりと甘い味は、ケーキやゼリー、アイスクリームなどのスイーツにも合うので、あしらい用に使えます。ケーキの上にのせてあるのを時々みかけますね。

写真のロールケーキは、生クリームに刻んだチャービルの葉を混ぜ込んであります。抹茶を混ぜ込んだスポンジ生地とマッチしておいしいケーキになりましたよ!
レシピはこちら

チャービルは草っぽいハーブの味がするので、たくさん使うとスイーツの味を邪魔することもあるのでご注意を。

フィーヌゼルブ

フレッシュハーブを合わせて刻んだハーブミックスフィーヌゼルブを作ってみようと思います。代表的なハーブの配合と作り方、使い方を教えてください。

フィーヌゼルブは、フランス語で細かく刻んだハーブを意味します。チャービル、チャイブ、イタリアンパセリ、フレンチタラゴンをそれぞれ同量用意し、その柔らかい葉と茎を細かく刻んだものが伝統的なレシピだそうですが、配合比は好みに応じて変えてもいいと思います。
最近では上記のハーブだけでなく、ディル、コリアンダーなど、他の柔らかいハーブを使うこともあるようです。

フランス料理でよく使われるフィーヌゼルブですが、魚介類のグリルソースに加えたり、バターやクリームチーズに混ぜ込んだりしてもおいしいですよ。あまり火を通さずに、料理の仕上げに加えるのがポイント。


【フィーヌゼルブを使ったおいしいレシピ】
フィーヌゼルブのオムレツ
卵液の中にフィーヌゼルブを混ぜ込んでふんわりと焼いたオムレツは絶品!

茎もすてないで

チャービルの葉を料理に使うとき、茎を捨ててしまいがちですが、もったいないような気がしています。茎の利用法を教えてください。

市販されているチャービルは、葉がデリケートで茎も柔らかいものが多く、ほとんど切り捨てるところがありません。自家栽培していると、茎もかたくなるので、筋っぽくてかたすぎるところは切り捨てるか、スープのだしに使いましょう。

少しかたいぐらいなら、細かいみじん切りにして味噌汁やスープの浮身にするのはいかがでしょうか。卵焼きをするときに混ぜ込んで焼いてもいいですし、炒め物の風味付けにも使えます。
茎もなるべく捨てないで使ってみてくださいね。

冷蔵保存のコツ

チャービルを買ってきたパックのまま冷蔵庫の野菜室に入れておくと、2〜3日でしなびてしまいます。
上手な保存法を教えてください。

洗って水気をとる

冷蔵庫の野菜室に立てて入れる

チャービルは繊細なハーブなので、乾燥しがちな冷蔵庫や強い冷気は苦手です。パックから出して一度ボウルの水につけて葉をぱりっとさせてから、ペーパータオルで水気をそっととり、ビニールのジッパー袋などに入れます。それを、冷蔵庫の野菜室の、冷風の当たらない場所に立てて置くと長持ちします。一度お試しください。

乾燥よりも冷凍保存

チャービルを乾燥保存することはできますか?香りは残るのでしょうか?

刻んで容器に入れる

冷凍庫に保存

乾燥させて保存することは可能ですが、自然乾燥では、独特の繊細な香りが失われてしまいがちです。
質感は変わってしまいますが、風味を残すには、冷凍保存という手もあります。
チャービルを刻んで密閉容器に入れて冷凍するだけです。使いたいときに凍ったまま必要なだけ取り出して使えます。オムレツやパンケーキ、煮物や炒め物に使う場合などには、冷凍チャービルでもおいしく利用できます。

乾燥させた場合は、ガラス瓶などに入れて冷蔵庫で保存すれば、色と香りを保ちやすくなります。