クローズアップ・ハーブ図鑑

今回から始まる「クローズアップ・ハーブ図鑑」では、おなじみのハーブやスパイスにぐっと近づいて、普段は気づかない魅力にせまります。合わせて利用法もクローズアップでご覧下さい。

使い方

ネギをやさしくした風味の葉を主に利用しますが、花もネギ風味でおいしい。花を使うときは、丸ごとお料理にあしらう、バラバラにほぐしてカルパッチョやサラダ・スープや吸い物などに散らすのがおすすめです。花の色は熱に弱いので、熱々の料理に加えると白っぽく色が変わってしまいます。

写真は「鯛とチャイブのカルパッチョ

ボリジ Borage

ムラサキ科のハーブボリジは、うつむき加減のしとやかな花とは対照的に、茎や葉に触るとチクチク痛いほどの細かい刺がたくさん生えています。花はミツバチが好むそうです。
マドンナブルーと呼ばれる青の花は、見ているだけでも癒される美しさ。

使い方

さわやかなきゅうりの風味がする花と若葉を少量、サラダや料理の香味づけに使えます。花は、レモネードなど酸味のある飲み物に浮かべると、青からピンク色に変わってきれい。白花種もあります。
花びらに付いている萼(がく)には少しチクチクの毛が生えていますが、きゅうりのような風味があるので、付いたまま使う事も。萼は簡単にはずれるので、はずして使ってもOK。花にはほんのりとした甘味があります。

カレンデュラ Calendula

日本では「キンセンカ」という名でおなじみのカレンデュラ。ポットマリーゴールドとも呼ばれます。
キク科のハーブで花の色は黄色〜オレンジ色、一重咲きのものと八重咲きのものがあります。日の出とともに開き夜には花を閉じるとされ、花の色とも相まって太陽を連想させます。

使い方

薬用や食用には主に花の部分が使われますが、若葉も使えます。花弁のみ使うことが多いですが、中心の部分や萼にも有用成分が含まれるので、薬用には頭花全体を使うのがいいという意見も。
料理にはほんのりと甘味がある花びらの部分を使うのがおすすめです。

写真は「カレンデュラとオートミールのハーバルスープ