納得のハーブ情報

パクチーの名前

パクチーと、コリアンダーは同じものですか?

はい。同じハーブです。タイでは「パクチー」、英語では「コリアンダー」、中国では「シャンツァイ(香菜)」、スペイン語圏では「シラントロ」などと呼ばれます。アメリカでは、メキシコ人などスペイン語圏の移民が多いためか、シラントロと呼ばれることも多いようです。
その他、フランス語は「コリアンドル」、イタリア語は「コリアンドロ」、ベトナム語は「ザウムイ」、ヒンディー語は「ダニヤー」です。
ちなみに和名は「コエンドロ」。ポルトガル語の「コエントロ」から来ているようです。別名を「カメムシソウ」といいます。わかるような気がしますね。英語「コリアンダー」の語源も、ギリシャ語で「カメムシ」を意味する言葉だそうです。

パクチーソルトの作り方

種の秘密

コリアンダーの種はあの丸い実だと思っていましたが、あの中に種があると聞き、びっくりしました。<br />種まきのときはそのまままけるのですか?

コリアンダーの実(果実)の中には合わさるようにして種子が2つ入っています。外側の薄皮を剥いてみるとよくわかるので、やってみてくださいね。
そのままでも発芽しますが、種を指でつぶすように割るか、瓶の底などで軽く押しつぶすようにして半分に割り、一晩(または数時間)水に浸けて吸水させてからまくと、発芽率が上がります。
丸い実のままでまくときも、数時間でもいいので水に浸けてからまくと、発芽が揃うといいます。実のまままいた時は、双葉の芽が2個ずつくっついて発芽するので、後々の生長のために早めに間引きましょう。

パクチーソルトの作り方

根の保存法と使い方

市販のパクチーを買うと、根の部分が付いてきます。
捨てるのはもったいないと思うのですが、利用法がわかりません。

パクチーの根には、葉の香りやうま味のように感じるコクのある風味が、凝縮されているので、料理に使ってみてください。パクチーの根は、根元の茎の中までよく洗って使います。

◎生の根の使い方
生の場合は、細かく刻んでチャーハンや野菜炒めなどの炒め物に加えるのが一番手軽でおいしい使い方です。スープの香り付けや、きんぴらごぼうやかきあげの材料に加えるとエスニックなアクセントになって意外なおいしさ。キャベツや大根などの浅漬けに加えるとアジアン風味のお漬けものになります

◎乾燥させて後で使う
すぐに使わないのならば乾燥させておきます。茎と根がカラカラに乾くまで乾燥させたら、防湿性の高いジッパー袋やガラス瓶などに入れて冷蔵庫で保存してください。
乾燥させた根は長く保存できるのが長所。主にスープやカレーなど煮込み料理の風味付けに使います。肉類を煮るときに一緒に煮ると、肉の臭みが取れておいしくなります。

パクチーソルトの作り方

葉の保存方法

パクチーを栽培していますが、一気に育ってしまい使い切れません。乾燥させて料理に使ったりもしていますが、生の香りとは変わってしまうので、何かいい保存法はありませんか?

香りと風味を閉じ込めるには、バジルペーストを作る時のように、パクチーの葉を少量のオリーブオイルや米油と一緒にミキサーにかけてペースト状にして、冷凍しておくのが効果的です。製氷皿でキューブ状に凍らせたパクチーペーストをジッパー袋で冷凍保存すれば、使いたい時に少量ずつ使えてとても便利です。

そして、もっと簡単なのは、洗って水気を切ったパクチーをざくざくと切ってふんわりとプラスチック容器に入れ、そのまま冷凍する方法です。使いたい時に、凍ったパクチーを必要な分だけ折り取って使います。残りはまた冷凍庫に。冷凍した葉は質感が変わってしまいますが、香りはいいので、風味付けには十分に使えます。

パクチーソルトの作り方