ハーブお役立ち相談室

ハーブお役立ち相談室

毎年唐辛子を栽培していますが、たくさん収穫できても使い切れません。保存の仕方を教えてください。また、ハバネロなど辛みと刺激の強い唐辛子の処理の仕方も教えてください。
辛みの強い唐辛子は一度にたくさん食べることができないので、市販のものを購入した場合も使い切れないこともよくあります。いろいろな保存法を紹介しますので、参考にしてくださ

容器植えの場合の土作り

鉢やプランターなどの容器に植える場合は、通気性がよく、しかもある程度水持ちもいい土が要求されます。割合の一例は、花と野菜用の土:赤玉土(小玉):腐葉土=5:3:2。花と野菜用の培養土に赤玉土を混ぜるだけでもOKです。
*もし手に入るようでしたら、もみ殻から作られたくん炭(くんたん)を一割程度混ぜると、土のPHが改善され、有益微生物も増えるようになるとされるので、お試しください。

庭植えの場合の土作り

庭には土がありますが、宅地の場合、水はけが悪く有機質の少ないやせた土地が多いです。草や石ころを取り除き、なるべく深く耕して、腐葉土、完熟堆肥、くん炭、などを混ぜ込んで、通気性と水はけのよい土に改良する必要があります。水はけが悪い場合は、赤玉土の小粒を混ぜ入れます。
ローズマリー、タイム、セージ、ラベンダーなどのハーブは、石垣の上や盛り土をした水はけのよい場所に植えると元気に育ちます。
水がたまってしまうような場合は暗きょを設けるなどの工事が必要なこともあります。

*写真は市販されている代表的な土の種類と性質です。参考にしてください。

土いろいろ

  • 鉢底石(土)

    鉢植えの際に、通気性・排水性をよくするために鉢の底に敷く、小石(軽石など)や大粒の土(ひゅうが土など)を指します。

  • 赤玉土(大)

    褐色で粒状の土。保水性と保肥性がよく、同時に水はけと通気性もよくします。大粒のタイプは鉢底土としても使えます。

  • 赤玉土(小)

    園芸用土に混ぜ込むと、保水性、保肥性、水はけ、通気性をよくする万能土。特にハーブの鉢植えに最適です。

  • ピートモス

    ピートモスとは、モス(苔)などの植物が堆積してできたピート(泥炭)を処理したもので、土の通気性、保水性、保肥性を改善します。ピートモスは酸性なので、ハーブのように酸性が苦手な植物の場合は多用しないほうがいいとされます。
    *土の酸度は、苦土石灰やくん炭で改良できます。

  • バーミキュライト

    蛭石(ひるいし)という鉱物を高温で焼成処理し10倍以上に膨張させたもので、軽量で、保水性、通気性、保肥力に優れた用土です。市販の培養土やたねまき用土にも混合されていることが多いです。

  • 種まき・さし芽用土

    種まき・さし芽用土は、土のきめがこまかく揃っていて、肥料の入っていない(もしくはごくわずかな)土のミックスです。赤玉土の小粒、川砂、ピートモス、バーミキュライト、パーライトなどを混合したものが市販されています。

  • 腐葉土

    広葉樹の落ち葉を発酵させたもので、保水性・保肥性・通気性に優れている土質の改良用土です。
    腐葉土は、完熟させて葉や枝の形がなくなっているようなものが良質とされます。

  • 培養土

    花の土や野菜の土など、植物の性質に合わせていろいろな土を混合して、すぐに使用できるようにしたものが培養土です。たくさんの種類が売られていますが、製造会社(販売会社)名が明記されているものが比較的安心して使えるのでおすすめです。肥料があらかじめ混合されているものも多いですが、その場合、元肥や追肥を施す際に、与え過ぎにならないように注意が必要です。

  • ハイドロボール

    粘土を高温で焼いて発泡させたボール状の石。無菌で保水性に優れており、ハイドロカルチャー(水耕栽培)用の用土として使用します。多孔質で粒の中には細い穴がたくさんあり、その中に取り込まれた空気が根に必要な酸素を届けます。