MS.榊田のハーブガーデンダイアリー

 

このハーブ園の一番珍しいところは、新神戸駅からすぐの場所にある神戸布引ロープウェイに乗って「ハーブ園山頂駅」まで行き、そこから数々のテーマガーデンや温室を散策しながら「風の丘中間駅」まで下って来て、そこからまたロープウェイで下山するという仕掛けです。小さく遠ざかって行く神戸の町や、布引の滝を目下に眺めながらのプロローグで、ハーブ園に向かうワクワク感が高まる、素敵な演出です。

 

秋の神戸布引ハーブ園は、週末にドイツ祭りやハーブのイベントが行われていました。私は平日に訪れたのですが、ちょうど週末にはエスビー食品もスパイスのイベントに協賛していたそうです!
心配していた季節はずれのハーブ園でしたが、色鮮やかな観賞用セージ類やコスモスなどの秋の花々を配した、華やかなエントランスガーデンが迎えてくれました。ワゴンに植え込まれたテーマ別のハーブの寄せ植えも楽しく、ちょっと伸び過ぎているところなど、自然でいいなあ〜と、思いました。
ハーブを使ったたくさんのお料理をブッフェスタイルでいただけるレストランでお腹いっぱいになった後は、以前一番感心したハーブの見本園「ハーブミュージアム」へ。さすがに季節はずれで地上部がなくなっているハーブもありましたが、10種類近くのバジルが生き生きと茂っていてうれしくなりました。また、春にも来よう!
こちらではハーブガイドツアーも行っていて、ちょうどハーバルライフの実演タイムに出合いました。サフランが咲きそろうところを見られたこともラッキーでした。

 

以前はなかった家庭菜園ポタジェや、地味ながらとても興味深いオリエンタルガーデンをゆっくり散策し、心安らぐひと時を過ごしました。24年前といえば、自宅に100種類近くのハーブを植えて一心に勉強していた頃です。その頃も今も全く変わらず、こうして新鮮な感動を与えてくれるハーブの魅力と素晴らしさを改めて認識しました。神戸布引ハーブ園は、にわか作りのポット植えのガーデンにはない、時の流れを今につなげるハーブ園でした。

「神戸布引ハーブ園/ロープウェイ」
公式webサイト

 

榊田千佳子