納得のハーブ情報

使い残した茎で作る自家製ドライパクチー

フレッシュパクチーを料理に使うときは、葉と柔らかい茎の部分を使って、硬い茎と根の部分は残してしまいがちです。結局スープなどにいつか使おうと思っているうちに、冷蔵庫の野菜室で腐らせてしまうことに・・・。乾燥保存させることはできますか?

はい。パクチーは乾燥させると独特の香気が弱まるので、どちらかというとドライに適さないハーブなのですが、自家製ならではの繊細な風味に仕上がり、おいしく使えます。
茎の部分を包丁かハサミで細かく刻み、ペーパータオルの上にのせて室内で乾燥させます。3~4日経ったらカリカリになりますが、茎の芯の水分もなくなるように、1週間程かけて完全に乾燥させてください。
根の部分はお料理の用途が異なるので、茎の部分とは分けて乾燥させましょう。直射日光が当たる場合は、パクチーの上にペーパータオルをかぶせて乾燥させます。
すっかり乾燥したらガラス瓶などの密閉容器に入れ、冷暗所で保存してください。
*葉の部分を乾燥させる場合も、カリカリになるまで乾燥させればでき上がりです。

パクチーソルト

ドライパクチーを使ってパクチーソルトを作りたいと思います。作り方を教えてください。また、お料理への使い方も教えてください。

市販品のドライパクチー(コリアンダー)または、自家製のドライパクチーを使って、簡単に便利でおいしいパクチーソルトを作れます。
作り方は簡単。以下の手順で作ります。

パクチーソルトの作り方
  • すり鉢にドライパクチーを入れて細かくなるまでする。
  • 塩(自然塩で、さらさらしているタイプ)を加えて一緒にする。

    *パクチー:塩の割合は、3:1ぐらいがいいと思います。パクチーの香りが好きならば、塩の割合を少なくしてください。
    *ミルやミキサーを使う場合は、パクチーと塩を一緒に入れて粉状にします。粉状になった後、パクチーソルトの粒子が空気中に舞うので、ふたはしばらく開けずに、落ち着かせてから開けましょう。


  • 材料

  • すり鉢でする

  • 塩を入れてする

【使い方】
香りが飛びやすいので、料理の仕上げに使いましょう。写真は、パクチーソルトを使った「夏野菜と豆腐のサラダ」です。
器に刻んだ材料を入れておき、食べる直前に、エゴマ油(オリーブオイルやごま油などでもいい)をかけて軽く混ぜ合わせてから、パクチーソルトを適量振りかけて和えます。オイルを先にコーティングすると野菜から水が出にくく、ぱりっとした食感を楽しめます

冷凍パクチー

使い残したフレッシュ(生)パクチーや、一度に収穫したパクチーを、冷凍保存できますか?

はい。解凍した後の質感は違ってしまいますが、炒め物、スープ、タイカレーなどの風味付けに活用できます。洗って刻んだパクチーをジッパー袋に入れて冷凍するだけ。使う分だけを取り出して利用します。


冷凍した所


葉が重ならないように冷凍する

パクチー醤油

フレッシュパクチーを少しだけ使い残したときの、何かいい利用法はありませんか?

パクチー醤油はいかがでしょう。刻んだパクチーを醤油に漬けるだけです。パクチーの風味が溶け込んだおいしい醤油を料理の味付けに使ったり、漬け込んだパクチーと一緒に冷や奴の薬味にするなど、いろいろと役立ちます。冷蔵庫で保存してください。


パクチー醤油


醤油を注ぐ

乾燥させた根の利用法

パクチーは根も利用できると聞きました。使い方を教えてください。?

パクチーの根には、葉の香りや、うま味のように感じるコクのある風味が、凝縮されたような風味があります。生でも乾燥させても使えますが、どちらにしても根元の茎の中までよく洗って使います。
生の根の使い方
生の場合は細かく刻んで炒め物に加えるのが一番手軽でおいしい使い方です。きんぴらごぼうの材料に加えても一風変わって面白い味になります。
乾燥させて後で使う
すぐに使わないのならば、硬い根元と一緒に切り落としてよく洗った後で、乾燥させておきます。茎と根がカラカラに乾くまで乾燥させたら、ジッパー袋などに入れて保存。
乾燥させた根は、主にスープやカレーなど煮込み料理の風味付けに使います。鶏肉を煮るときに一緒に煮ると、肉の臭みが取れておいしくなります。
写真は、コンソメスープに乾燥根を入れて風味を付けているところです。根は一緒に食べても、風味を付けてから取り出してもいいでしょう。


乾燥させた根


根の使い方