MS.榊田のハーブガーデンダイアリー

以前も何度か訪れた「奇跡の星の植物館」ですが、毎回テーマが変わり工夫が凝らされているので、飽きることがありません。
今回はバラをテーマに構成されていました。
メインのフラワーショースペースは「ジョセフィーヌの庭」と名付けられ、バラの歴史を変えたナポレオン公妃ジョセフィーヌの庭ーマルメゾンが再現されていました。(1)
バラのルーツを表す大きな図面でお勉強した後は、原種のバラ、オールドローズ、モダンローズと実際に見て、バラがどのように伝えられて来たのかを感じ取ることができました。「クレオパトラの愛したバラ」というタイトルがついたダマスクローズ(2)はえも言われぬ香りで、クレオパトラもこの香りをかいでいたのかと想像すると、ワクワクしました!
会場はいくつかのゾーンに分かれていてそれぞれにテーマがあるのですが、「癒しの庭」では五感を意識して空間全体を体感させる演出がなされていました。ゾーンの入り口に立つと、華やかで甘いバニラのような香りがたちこめていて、探しまわるとたった2鉢の「オンシジウム シャーリーベイビー ’スイートフレグランス’」が!(3)近くには、廃材のベッドを利用した壁面緑化のサンプルとして、こちらもはちみつのような香りが魅力的な「セロジネ・ニティダ(ニチダ)」(4)もありました。

次の「トロピカルガーデン」では、毎回初めて見るエキゾチックな植物がいろいろと見られます。大きくて真っ赤な花(仏炎苞)が美しく中心の花芯(肉穂花序)が奇妙にねじれている、フラミンゴフラワーの異名を持つ「アンスリウムシェルゼリアナム」(5)と、生まれて初めてみる色の花「ヒスイカズラ」(6)に心奪われ、植物の造形の不思議に感動しました。

 

寄せ植えも素晴らしく、鉢も入れて2メートルほどの高さの「ヒメエニシダ」のスタンダード仕立てに、スポッテッドデッドネトルとバラを寄せ植えしたもの(7)など、いろいろと勉強になりました。
屋外には、まだ開花前でしたがローズガーデンがあり、その周囲にはのんびりとしたお散歩道がありました。
お散歩道で芽目を引いたのは、「カリカンサス’ハートレッジ・ワイン’」(8)の深紅の花。芝生の脇には、タイムで縁取った「アネモネ」(9)や、多種類のラベンダーを寄せ植えしたボーダー(10)などがあり、とっても和やかな気分になりました。