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サイプレス

英名

Cypress

クプレスス センペルウイレンス

学名

Cupressus sempervirens

科名

ヒノキ科

種類

高木

主産地

地中海地方(フランス モロッコ 
スペイン イタリア ドイツ)

抽出法

水蒸気蒸留法

抽出部位

葉と果実

ノート

トップノート

特徴成分

αーピネン セドロール
δ-3-カジネン γーカジネン

心に対する作用
心に落ち着きを与える、精神疲労、緊張緩和、更年期症状イライラ 不安
からだに対する作用
体液バランスを整える、ホルモンバランスや月経周期を整える
痙攣抑制、利尿、制汗、デオドラント、静脈瘤、痔、血行不良、むくみ、冷え
皮膚に対する作用
収斂 → 脂性肌、皮膚のたるみ、セルライト ニキビ 赤ら顔
注意事項
妊娠中は使用しないこと

種小名の「sempervirens」は「semper(常に)」+「virens(緑の)」で、この木が四季を通して緑をたたえていることから、「永遠に生きる」という意味を表すといわれており、古代ギリシャの哲学者プラトンはサイプレスを不老不死の象徴に喩えています。また、属名の「Cupressus」は、ギリシャ神話に登場する美少年キュパリッソスの名が由来とされています。

サイプレスは古代の文化や宗教と密接にかかわっており、地中海に浮かぶキプロス島はサイプレスの名を取って名づけられた島で、この木を崇拝している島として命名されたといわれています。古代エジプト、ギリシャ、ローマでは神聖な木として崇拝されており、エジプトでは死者を慰める植物としてミイラの棺に使われ、ギリシャでは神々の彫像の材として用いていました。また、サイプレスの木材は丈夫で耐久性があることから、アレキサンダー大王の艦隊にも使われたといわれています。

サイプレスの心への作用は内面を強く保護し、真直ぐで信頼のおける印象を与えます。感情的には、抑圧や、自己嫌悪感のある状態を受け止め安定に導きます。

精油の身体面への作用は、収斂性と解毒力です。心身の浄化、デトックス(解毒)、むくみ、ダイエット、セルライトのケアに役立ちます。収斂性が高いので血管拡張による赤ら顔、ニキビ、脂性肌のスキンケアにも優れます。

是非毎日の沐浴に組み込んでみてください。ミネラル塩+サイプレスは、血行循環とリンパの流れを促し、むくみ、冷えの改善に役立ちます。さらに精神の安定、内面的な強さを導き出し、一日の嫌なことをすっきりさせてくれます。
39〜40℃程度の全身浴法(肩まで湯舟に浸かる)で、15分以上ゆっくり入浴すると良いでしょう。

サイプレスは、すっきりした香り、ウッディな香りと良く合います。ジュニパー、ローズマリー、フランキンセンス、レモン、グレープフルーツなどの精油と相性が良いです。夏にぴったりの香りですので、是非取り入れてみてください。。

Memo

サイプレスはキプロス島の語源になったと言われている。花言葉は死、哀悼