ハーブダイアリー紅い一日の過ごし方

霜が降りて大地が一面ましろな朝何にも浮かんでいない空は濁りのない青色。青空×唐松は最高の晩秋の色合わせだとおもう。今日は「紅い実をあつめる日」そう決めたら厚手の手袋と鋏 長靴はいて 野イバラの茂みの道へ向かう。食べられなくても 棘にさされても 赤い実をあつめるのは 摘んでいるうちに ちっちゃな赤色のつぶつぶが身体に紅い色が映ってくるようで  部屋に飾れば小さな実が灯って ぐんと暖かさがうまれる。まあるい紅い粒の 魔法みたいに。あっという間に籠一杯になって帰りは素敵な葉っぱを探してみることにする。昨日の風で落ちたユリノキの黄色い葉っぱ。 小さなツタ。大きなツタニシキギの格別の赤色 ドウダンツツジの洒落た朱色のグラデーション まるで晩秋の木になったみたいに ゆさゆさたくさん紅葉した葉っぱを抱えて帰る。部屋に戻ったら 紅い飲み物と紅いデザートをつくる。ローズヒップとハイビスカスのハーブティ、友人がつくったアカシアの蜂蜜入り。紅玉の皮ごとさっと煮れば ピンクの花びらみたいな朝のおやつ。 バラの実を大好きな硝子の器にいけて 赤い実と素敵な葉っぱのごちそう。

いまいかずよ