納得のハーブ情報

ルッコラの間引き菜の使い方

ルッコラの種をまいたらプランターいっぱいに発芽してきたので、元気に育てるためどんどん間引いています。間引いた芽や幼苗も食べられると聞きましたが、簡単なレシピを教えてください。

柔らかくて新鮮な風味を味わうには、やはり生で食べるのが一番です。間引く時期によっていろいろな大きさの間引き菜になりますね。
間引いたルッコラの処理を説明します。土から引き抜いた根には土が付いていて、洗うのが大変です。そこで、土から引き抜いた芽(幼苗)をそろえて持ち、まずハサミで土の付いた根の部分を切り捨てましょう。その後水で洗って準備完了です。
使い方ですが、芽の状態の頃は、写真のようにめかぶと混ぜたり、もずく、納豆、冷や奴などの薬味に使うのが一番簡単でおいしいので、お試しください。
ルッコラの間引き菜は小さくてあしらいやすいので、パスタ、カルパッチョ、肉や野菜の付け合わせなど、いろいろに使ってみてくださいね。

ルッコラの花の使い方

ルッコラの花ってかわいいですね。花も食べられるのですか?

はい!食べられます。
ルッコラはアブラナ科なので、アブラナ科ファミリーの証である四弁の十文字の花が咲きます。花の付け根は紫がかった褐色で、花びらに同じ色の筋が見られます。花びらはクリーム色がかった白。花芯のおしべは黄色。よく見るととっても愛らしい花です。
そして、その花もゴマ風味!葉よりもマイルドな風味で、ピリリ辛味とほんのり甘味も感じます。みそ汁、吸い物、和えもの、そうめんや冷や奴の薬味にぴったり。かわいくておいしいお花ですよ。

セルバチコとルッコラの違い

洋野菜売り場に「セルバチコ」というハーブが売られています。パッケージにルッコラの仲間と書かれていましたが、どんな違いがありますか?

「セルバチコ」と呼ばれるハーブは、野生種のルッコラで、イタリア語の正式名は、ルッコラ・セルヴァティカ(Rucola Selvatica)と言います。これは多年草のルッコラ(宿根)で、花が咲いて地上部が枯れても根は残り、また芽吹いて生長します。ちなみに一年草のルッコラに比べて葉は小さく、ギザギザの切れ目が深くなっています。ルッコラ特有のゴマのような香りとぴりっとした風味も強いのが特徴です。一年草のルッコラの花はクリームがかった白ですが、多年草のルッコラ「セルバチコ」の花は黄色です。
一年草のルッコラは風味がマイルドなので、サラダなどにたっぷりと使えますが、多年草のルッコラは風味がワイルドなので、少量をサラダに混ぜ込むなど、コクのある風味を生かした香味ハーブとして使うといいでしょう。
大きさも小さくギザギザの葉がかわいいので、カルパッチョや肉や魚の付け合わせにすると、魅力が生かせると思います!

ルッコラの名前の由来

ルッコラはロケットとも呼ばれるのですか?同じハーブでしょうか?

ルッコラは、イタリアで料理用ハーブとして盛んに使われて来たので、世界中でイタリア語の名前で呼ばれることが多くなりました。「ルッコラ」は、ルッコラ・コルティヴァータ(Rucola Coltivata)がイタリア語の正式名称です。
一方、英語名の「ロケット」ですが、ルッコラのフランス語名「roquette(ロケット)」から来ているようです。そしてこのroquetteは、イタリア語のルッコラの別名、「ruchetta(ルケッタ)」に由来すると言われています。ちなみにイタリアでは、「ルケッタ」の方が一般的だそうです。

*英語では「ロケットサラダ」とも呼ばれます。これは、宇宙に飛ばすロケットと区別するために付けられたとされています。