マンダリン 日本人に一番馴染み深い香りが、日本の温州ミカンに近いマンダリンです。柑橘系精油の中で最も低刺激で、甘く温かい香りは寒い冬にぴったりです。皮膚を柔軟にし、消化器系に働きかけ、精神面では鎮静に導いてくれます。小さなお子さんから高齢者の方々まで幅広くご利用いただける精油です。

マンダリン

英名

Mandarin

学名

Citrus reticulata Citrus nobilis

科名

ミカン科

抽出部

果皮

抽出方法

ブラジル 中国 スペイン
イタリア カリフォルニア

ノート

トップ

種類

低木

主な科学組成

モノテルペン類90%
(リモネン ミルセン)
リナロール、メントン
アルコール類5%
(リナロール シトロネロール)

香りの表現

柑橘系の甘い香り

相性のよい精油

カモミール ローズオットー
ベルガモット パルマローザ
プチグレン マジョラム ラベンダー

精油作用

消化器系強壮 抗菌 鎮静
リフレッシュ 不眠症 
駆風(腹部のガスを排出させる作用)

特性

肝臓刺激作用によって、消化を促進させる。

インド、アッサム地方を原産とし、日本の温州ミカンの近縁種として中国から伝来しました。
マンダリナダックは“オシドリ”の意味で、オシドリの雄の冠のオレンジ色、中国清朝中国の官吏が身につけていた黄色~橙色がかった色から名前が由来しています。中国では橘ということもあるそうで、日本原産とされる橘と近縁種であるようです。その常緑で甘い香りのする植物は、古事記にも登場し、不老不死の霊薬として崇められていたようです。5月に咲く花橘は、まさにネロリの香りで、大変縁起の良い植物とされています。正月に葉のついたミカンをお供え餅の上に乗せるのも、そんな縁起かつぎから由来されているのではないでしょうか。

小さくつややかな葉と芳しい白い花をつける常緑性低木ですが、6mぐらいまで成長します。
マンダリンの完熟果皮を乾燥させたものが漢方の「陳皮」といわれるものです。未成熟果皮のものは「青皮」と呼ばれ、どちらも滞った「気」を動かし消化を助ける働きがあります。「陳皮」は七味とうがらしや五香粉に必須のスパイスです。
マンダリンとは中国の高級官吏の名称で、中国からヨーロッパへ貢物として贈られたことから名づけられたともいわれています。その後、ヨーロッパで広く栽培されるようになりました。
作用が穏やかな精油なので、子供や妊婦、身体が弱っている人などに用量を少なくして用いるとよいといわれています。他の柑橘系の精油とブレンドすると、より効果が高められます。

弱い光毒性があります。