季節のガーデニングチェック

室内で春待ち種まき

通常春の種まきは、ソメイヨシノ桜が散る頃が適期とされています。そのぐらいの気温になれば、発芽が揃いやすく、その後の生育もいいからです。でも、日本の春はだんだん短くなっていて、桜が散ると短い春も終わり、一気に初夏のような陽気になってしまうことも。
そうなると、多くのハーブは枝葉が充実するまえに花芽をつけてしまいます。中でも、コリアンダー、ディル、ルッコラ、チャービル、ジャーマンカモマイル、カレンデュラなど一年草のハーブは、花を咲かせて種を結ぶと枯れてしまうので、存分に利用する事ができません。
少しでも長くハーブを楽しみ、利用するためには、秋まきにするか、春早めに室内で種まきと育苗をしておき、春になって霜の心配がなくなった頃に植え付けるのがいいでしょう。

りんごパックを使ってコリアンダー種まき

りんごの入っていた梱包材を種まき・育苗のポット代わりに使います。

  • りんごパックの底に、目打ちを使って5、6個の穴をあける。

  • 種まき用土を、9分目くらいまで入れる。

  • 土を十分に湿らせる。

  • 割り箸の先を使って、約2cmの間隔で、4~5個種まき穴を作る。

  • 種まき穴に、コリアンダーの種を3個程度ずつまき、まき穴に周囲の土をいれてそっと押さえる。

*種まき用土は、小粒赤玉土、バーミキュライト、ピートモスを混ぜ合わせて作る事ができます。

ビニールポットを使ってイタリアンパセリ種まき

  • ビニールポットの底の穴にネットをしき、(土が流れてしまうので) 種まき用土を8分目程度入れる。水をかけて十分に湿らせる。

  • へらやスブーンなどを使って、ポットの表面の土を、周囲によせる。

  • イタリアンパセリの種を指先でつまみ、ねじるようにしながら、 ぱらぱらと平均にまく。

  • へらなどで土をかぶせて、そっと押さえる。

・室内の水やりに、ペットボトルを使った便利な水やり用ボトルを手作りしましょう。

ペットボトルのキャップに目打ちなどで穴を開けるだけです。けがに注意して開けてください。

種まき後の水やりと保水

  • ペーパータオルをポットの上にかぶせ、水やりボトルで水をかけて湿らせます。その上からラップフィルムをふわっとかけておけば、適度な湿度が保てます。
    紙が乾いたら、また水をかけてラップフィルムをかけ、発芽まで同様に管理します。発芽が揃ったらペーパーとラップフィルムをはずして太陽に当てます。

  • 土の表面が乾いたら、水を与えます。

りんごパックの場合、ビニールポットの場合のどちらも、間引きをしながら育てて、最終的には、1本のしっかりとした苗に育てます。
食用ハーブなら、間引いた芽も食べられます。お料理に活用しましょう。

冬越しの様子

  • 衣装ケースで冬越し

    衣装ケースの中に入れた鉢植えが、暖かい窓辺で太陽の光を浴び、元気に育っています。衣装ケースの中なら水漏れの心配もなく、保温にも役立ちます。ローズゼラニウムに花芽がついてきました。

  • 温室で冬越し

    温室がある場合、寒さに弱い果樹や、大きく育ったレモングラスなどは、温室で越冬。センテッドゼラニウムやナスタチウムは、温室の中で花をいっぱい咲かせます。