MS.榊田のハーブガーデンダイアリー

今年は夏が暑く、水やりが大変でした。プランターや鉢はできるだけ木の下に移動させ、少しでも日差しを遮る工夫をして、なんとか枯らさずに夏越しができました。
今年のガーデニングを一言でまとめると、「しそで始まりしそで終わった」という感じです。「ハーブすくすく追っかけ隊」用に種まきをして育てたプランターの青じそと赤じそを、毎日摘んでは食べ続けました。しそジュースも作って冷凍しておき、なくなるまで毎日飲みました。夏バテにもならず、風邪もひかずに元気にいられたのは、しそパワーのおかげと感謝しています!

さて、秋風がそよそよ吹く頃、しそは最後の力を振り絞り可憐な花を咲かせました!赤じその花は紫桃色でとってもきれい。早速「花紫蘇」として薬味に使いました。京都には「京の台所」と呼ばれる錦小路市場があり、そこにはありとあらゆる食材が売られているのですが、この「花紫蘇」も料亭用に年中売られています。
実際に育ててみると、「花紫蘇」の時期はほんとうに短いのです。花は咲いてすぐに実になっていきます。その実もあっという間に硬くなり、種になります。
あんな風に箱に並べて年中花紫蘇を売るには、いったいどんな風に栽培しているのでしょうか?

花の後は「穂紫蘇」と呼ばれ、若い実のついた穂を薬味として利用します。そのままお刺身に添えるのもいいし、実だけをはずして使うのもいい。かわいらしいしその実は、豆腐やサラダに振りかけるとプチプチとした食感と、葉よりも強い芳香が楽しめます。はずした実は瓶に入れてしょうゆを注いでしょうゆ漬けにしておくと、冷蔵庫なら何ヶ月も持ちます。焼き魚に添えたり、炊きたてのご飯にのせて食べたりと冬まで役立ちます。

最後の最後、茶色く枯れたしそもどうか捨てないで。枝から実をとってすり鉢ですったら、素晴らしい香り!塩と混ぜて「しその実ソルト」にできます。元からからからに乾いているので、乾燥させる必要もなしで簡単。
締めくくりは、サシェ。はずした実の香りがあまりにすばらしいので、小さな袋に入れて「しその実サシェ」にしました。かぐとお腹がグウとなるようないい香り。心が安らぐ香りです。 次の春はしその種をまいてみませんか?私の庭では、きっとこぼれ種で芽がでることと期待しています。