つぶやき

ロスマリン

今年に入ってからしばらくの間本社での勤務を離れて、ちょっと遠い街で働いておりました。高台に位置する勤務地から一歩外にでると、目の前に広がる大きな海。埼玉育ち埼玉在住の私にとって、初めての海辺の街での勤務はドキドキの毎日。風が強い日には海から潮が飛んできてスーツが真っ白になるような環境は新鮮でした。

その勤務地には広い庭があり、八朔や姫りんごの木に加えて、ラベンダーやディル、チャイブなどのハーブがたくさん育っていました。中でも一番元気がよかったのが、ローズマリー。ほとんどの植物は海風による塩害で弱ってしまうのに、ローズマリーだけは元気満々!
それを見て思い出したのが・・・ローズマリーの別名「ロスマリン」、訳して「海の雫」という言葉。その由来は、花の色と形が波しぶきに似ているからだとも、原産地が地中海の海岸沿いで波しぶきがかかるようなところでも丈夫に育つからだとも言われています。
私は今回の海辺の街勤務を通してロスマリンという名前の由来は後者だと信じることに決めました!(超個人的意見・・・)波のしずくがかかるほど海沿いの高台、つまり乾燥した土地でも、強い海風にも塩害にも負けずにすくすく元気に育つ植物を見てローズマリーの生命力の強さを感じたからです。その生命力に驚いた古代の人々が、その植物をロスマリンと名付けたのかな~と思いたい気がします。
こうなると様々な植物の原産地での生育環境を見てみたくなりますね。名前の由来や古い物語に登場する背景や理由が見えてくるのかもしれません。ロマンがあります。旅がしたくなりました。