香りのハーブ図鑑

ユーカリ

オーストラリアの森林の80%近くを占めるといわれるユーカリは、コアラの食物としても有名。ユーカリは500種以上あり、
その内コアラの食べる種類は数十種類程に限られるそうです。オーストラリアの先住民族アボリジニも古くから葉を傷の薬として用いてきました。
環境への適応性が高く、乾燥に耐え、成長のスピードが極めて早いのが特長。そのことから、砂漠の緑化に用いられたりもします。
5年ほどで大木になるユーカリの木材は、材木や製紙用のチップにされます。
また、葉から得られる精油の使い道が豊富で商業的にも優秀とされます。

香りのハーブ図鑑情報1

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花の摘み取り方

キンモクセイの花は軸のところからぽろぽろと取れるので、5~8分咲きぐらいに開花した花を摘み取ります。満開になった花は形と色はきれいですが、香りは薄らいでいます。クレープなど、きれいな花の形も大切な場合は、満開のものも混ぜて摘み取るといいでしょう。

香りのハーブ図鑑情報2

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キンモクセイシュガー

キンモクセイの香りは繊細で、乾燥させると失われてしまいがち。そこで、摘みたての甘い香りをグラニュー糖にうつしてみました。
摘み取った花は、キンモクセイ酒を作る時と同様に洗って水気を取り、生のままグラニュー糖の中に埋めます。花の水分と香りがグラニュー糖にしみ込み、ほんのりとキンモクセイの香りの砂糖になります。容器のふたをしておけば、香りは数ヶ月持ちます。緑茶や香りのあまりない紅茶に混ぜ入れると、ほのかな香りのキンモクセイのフレーバーティーに!

香りのハーブ図鑑情報3

キンモクセイ酒

たくさん花が摘み取れたら、桂花陳酒の家庭版リキュールを作ってみませんか。10年後も香りが生き生きと楽しめる、アロマティックなリキュールです。作り方は以下の通りです。

作り方
1.キンモクセイの花は3分から5分咲きぐらいのものを木から直接摘み取る。
2.ざるに入れ、水を張ったボウルの中でそっと振り洗いをして、ペーパータオルで良く水気を吸い取る。
3.ガラスの広口瓶を熱湯消毒し、氷砂糖1カップ、金木犀の花約1カップ、ホワイトリキュール750mlの順番で入れ、静かに振り混ぜる。
4.冷暗所に置き、時々振り混ぜながら香りを移す。一ヶ月経ったら中の花を取り除き、その後半年以上熟成させるとマイルドな風味のお酒に。

香りのハーブ図鑑情報4

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キンモクセイのクレープ

キンモクセイの花を散らして焼いたクレープは、クレープミックスを使って簡単に作れる季節のごちそう。
キンモクセイの花は洗って水気をとっておき、クレープの種をフライパンに流し入れてすぐに散らしましょう。
*メープルシロップやはちみつをほんの少しかけ、粉砂糖を振っていただきます。

育て方

種まき
原産地は中国で、雌雄異株の雄株しか渡来しなかったため結実はなし。挿し木や取り木で繁殖させます。
苗の植え付け
屋外の定植は5月に入って遅霜の心配がなくなってから。日当たりよく、肥沃で水はけのよい土がベスト。有機配合肥料などの元肥を埋め込んで定植しましょう。地植えの場合は植える場所の土をなるべく深く耕して、腐葉土、堆肥などをすき込むと大きな株に成長します。
水やり
水はけが悪いところに植えて長雨にあったり、水やりが多すぎたりすると、すす病やうどん粉病にかかりやすくなります。一度根付くとある程度乾燥にも耐える樹木です
肥料
植え付け時の元肥をしっかり施し、年に1~2度、花の後と春の芽出し前あたりに、有機配合肥料などを株元に埋め込みましょう。
挿し木
5~9月ぐらいの間に、枝先を挿し木にして、増やします
冬越し
寒さに強い樹木なので、冬越しの心配はほとんどありません。

収穫・保存

収穫
花の香りを愛でる香りの樹木です。花をリキュールやキンモクセイシュガーにするときは、5~8分通り開いた蕾の香りが一番いいようです。
保存
花は水を張ったボウルにいれてゴミなどを流し、ペーパータオルなどで水気を吸わせてからリキュール作りなどに使います。乾燥させることもできますが、香りはあまり長持ちしません。