ガーデニングABC栽培・収穫・保存

種まき

発芽が揃いにくく成長も遅い上に、香りなどの性質にもバラつきがでやすいので、苗を手に入れて育てるか挿し木が適当。

その他の栽培ポイント

鉢植えにする場合は素焼き鉢で、水はけの良い小粒の赤玉土を中心に、腐葉土、堆肥、もみ殻くん炭を混ぜ込んだ土を使うといいでしょう。もみ殻くん炭は酸性土壌を中和させ、有用微生物を増やし土の改良に役立つとされます。

肥料

日当り、風通しのいい場所で育てましょう。

日当り

元肥に有機配合肥料を埋め込んでおきます。あとは植え替え時や選定時に同様に土に混ぜ込みます。

水やり

多湿に弱いので、ひんぱんに水やりをせず、土の表面がすっかり乾いてからたっぷりと与えるようにしましょう。

増やし方

6月~9月頃に新しい枝先を15cmほどの長さで切り取り、上から1/3を残して葉を取り除きます。小粒の赤玉土を水で湿らせたところに茎の半分くらいを斜めに差し込み、まわりの土を押さえておきます。1ヶ月ほどで根付きます。

収穫・保存

毎年早春に樹の形を整えるように、古い枝を切り取り、新しい枝を出させて株を更新させると元気に育ちます。鉢植えは1年か2年に1回の植え替えを。花を見たい場合は、株の形を整える程度の剪定で育てると花付きがよくなります。開花後なるべく早く剪定すると種を実らさないので、樹をいたわることができます。

剪定

夏でも比較的涼しく冬は温暖という地中海沿岸地方に自生するローズマリーですが、高温多湿の日本の夏でも元気です。ただし水はけのよい土作りをして、日当たり、通気性の良い場所で育てましょう。
梅雨や秋の長雨の前に混み合った枝を剪定しましょう。木が大きくなってからの植え替えは、枯らす可能性が高くなります。
素焼き鉢に植えて梅雨時は軒下に取りこんだり、真夏は涼しい半日陰に移動したりするのもいいでしょう。

夏越し/冬越し

暖かい地域ならば容易に冬越しができます。寒い地域での庭植の場合は、株元に腐葉土や敷きわらなどで防寒のマルチをすると安心です。寒さの厳しいところでは、鉢植えにして鉢を日当たりのよい軒下に移動するといいでしょう。
コンクリートやタイルの上に直接鉢を置かず、木のすのこや段ボール、レンガなどを鉢の下に置いて、寒さで根が傷むのを防ぐ工夫も有効です。

耳寄り情報!

生葉:剪定を兼ねて枝ごと刈り取ってペーパータオルでくるみ、ビニール袋に入れて野菜室に。3~4日は保存可能です。または洗って水気をふき取り、ジッパー袋などに入れて冷凍保存します。
乾燥:洗って水気をふき取った後に、ザルや紙箱にペーパータオルを敷いた上に広げて、室内のなるべく風通しのいい場所で乾燥させましょう。カリカリに乾燥したら枝から葉をはずして、セロファン袋やガラスビンなどに入れて冷暗所で保存します。
ローズマリーは屋外で越冬できます。雪の多い地方では積雪で枝が折れることがありますので注意が必要です。
*ここに注意!
土の上に直接鉢を置く場合、鉢の中にアリが巣を作り、急に枯れてしまうことがあるので注意しましょう。


  • 立性ローズマリー

  • ほふく性ローズマリー

  • 寒さに強い

  • 剪定は適度に