香りのハーブ図鑑

ユーカリ

オーストラリアの森林の80%近くを占めるといわれるユーカリは、コアラの食物としても有名。ユーカリは500種以上あり、
その内コアラの食べる種類は数十種類程に限られるそうです。オーストラリアの先住民族アボリジニも古くから葉を傷の薬として用いてきました。
環境への適応性が高く、乾燥に耐え、成長のスピードが極めて早いのが特長。そのことから、砂漠の緑化に用いられたりもします。
5年ほどで大木になるユーカリの木材は、材木や製紙用のチップにされます。
また、葉から得られる精油の使い道が豊富で商業的にも優秀とされます。

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レモングラスのハーブティー

人気ナンバーワンの、レモングラスのハーブティー。すがすがしい、ちょっと草っぽい香りで、生の葉でも乾燥葉でもとてもおいしいティーです。 レモングラスがススキのように大きくなり、香りも最高の季節なら、是非フレッシュな生のレモングラスティーをいれて飲みましょう。レモングラスには、身体の熱を下げる作用があり、消化促進、疲労回復などに役立つとされています。生の葉でティーを作ると、よりフレッシュなレモンの香りがうれしい!季節限定で楽しみましょう。

作り方(ティーカップ約2杯分)
お湯400mlに対し1~2cmの長さに切ったフレッシュレモングラスの葉を大さじ6杯程度用意します。 ティーポットに葉を入れ、沸騰したてのお湯を注いでふたをし、5~7分ほど待って色と香りが十分に出てから飲みましょう。
ワンポイント
・ティーポットに生の葉を長いままくるくるっと丸めて、小さいリースにしていれてティーにすれば、ポットを洗う時に葉が取り出しやすくて便利。
・フレッシュハーブがない時期は、ドライのレモングラスをフレッシュの1/3程度の量にかえていれましょう。

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アイスレモングラスティー

ホットでもアイスでもそれぞれおいしいレモングラスティーですが、フレッシュティーが飲める時期は特にアイスが最高!
ティーを濃い目にいれて、少し冷めてから氷を入れたグラスに注ぎアイスレモングラスティーにしましょう。軽くふたをした鍋で、弱火で1~2分煮出すとコクが出ておいしい! かき混ぜるマドラーは・・・、浅緑のレモングラスの根元を利用しましょう。カラカラカラと涼しげな音色にさわやかなレモングラスの香り。目にもおいしい、音も、香りも、もちろんお味も、さわやかでおいしい。レモングラスのマドラーの手触りも加えたら、「五感」を喜ばせるハーブティーになります。

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レモングラスティーのレモンジンジャーカクテル

レモングラスティーとラム酒(ホワイト)で作る、リゾート気分満喫のハーブカクテル。レモングラスのさわやかな風味に、ジンジャー(しょうが)のピリッとした辛みがアクセントになり、ホワイトラムの上品な味わいを引き立てます。
ソーダをシュワっと満たしてレモングラスの葉をマドラーにし、カラカラとさわやかにかき混ぜたら南国の風を感じられそう。
材料と作り方はこちら

緑茶とドライレモングラスのブレンドティー

蒸気吸入&ハーブバス

旬のレモングラスと緑茶の新茶をブレンドしたブレンドハーブティー。鮮やかなグリーンが目にもさわやか。氷の上に注いでアイスにすれば、また違ったおいしさに。

材料(約ティーカップ約2杯分)
・レモングラス ・・・ 生の葉を1~2cmの長さに切って大さじ3 *乾燥レモングラスの場合は、大さじ1
・緑茶 ・・・ 大さじ1
・熱湯 ・・・ 約400cc
作り方
1.ポットまたは急須にレモングラスを入れ、沸騰したお湯を注ぎスプーンでひと混ぜして約5分おく。
2.1に緑茶を入れ、ふたをして1~2分おく。
3.カップに注ぎ分ける。
ワンポイント
・レモングラスティーと緑茶をおいしく作る温度が違うので、時間差で温度調節をしましょう。緑茶は、レモングラスを入れて少し温度が下がってから加えた方が、やわらかい風味を引き出せます。

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ユーカリの葉の不思議

こちらの料理は、「豚ひき肉団子のレモングラス風味スープ」。豚ひき肉団子、レモングラス、豆腐で作る手軽でおいしいスープです。肉団子からでる出しと、味付けのナンプラー、レモングラスの風味だけで味付けも完璧です。輪切りにしたチリーペッパー(唐辛子)を少量加えたり、後でパウダーのチリーペッパーをふりかけるとピリ辛味になり、こちらもおいしい!

ワンポイント
スープに加えるレモングラスの根元の部分は、あらかじめすりこぎなどで叩いてつぶしておきましょう。葉の部分も入れる場合は、2~3cm以上に切っていれ、食べるときに取り出しやすいようにしましょう。
・このスープの場合、レモングラスは風味づけのために加えます。煮ても固いので、実際に食べることはしません。

緑茶とドライレモングラスのブレンドティー

蒸気吸入&ハーブバス

東南アジアの料理でよく見かける、揚げた魚介類に甘辛いソースをからめた料理。そのソースにレモングラスの芯を刻んだものを混ぜ入れて、フレイバリーなソースにしました。レモングラスの風味が加わって、コクがあるのにさっぱりとした一品になりました。 茎の根元が細いレモングラスを使う場合は、レモングラスの根元は外側の固い皮をむき取って、芯の部分を細かい小口切りにする。
根元が太くて柔らかいレモングラスを使う場合は、外側の皮をむかなくても使えます。
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育て方

種まき
海外の種苗会社ではレモングラスの種を扱っているところもありますが、一般的には苗を手にいれて植え付け、株分けで増やします。日本の本州以東の気候では花をつけることは滅多にありません。
苗の植え付け
寒さに弱いので、屋外の定植は5月に入って遅霜の心配がなくなってから。日当たりよく、肥沃で水はけのよい土がベスト。有機配合肥料などの元肥を埋め込んで定植しましょう。地植えの場合は植える場所の土をなるべく深く耕して、腐葉土、堆肥などをすき込むと大きな株に成長します。 *冬季に屋内に取り込む事を考えると鉢植えにしておいた方が便利ですが、地植にしたほうがレモングラスらしく伸び伸びと育ちます。
水やり
高温多湿の日本の夏に合うハーブですが、水はけが悪いところに植えて長雨にあったり、水やりが多すぎたりすると、根ぐされをおこして枯れる事もあります。一度根付くとある程度乾燥にも耐えるハーブですが、根元を太く育てるために、水切れを起こさないように注意しましょう。
肥料
植え付け時の元肥だけでも大丈夫ですが、途中で有機配合肥料などを追肥として株元に埋め込むと、より大きく長い葉に育ちます。肥料過多は茎が密集して育ち、株が蒸れる原因になったりするので要注意。
株分け
春の植え付け前、または秋の植え替え(地植えから、鉢に株あげする場合も)の時に、良く切れるナイフなどで株分けを。その場合、葉は地際15cmぐらいのところでカットしておく。増やす必要がない場合も株分けをすることで風通しが良くなり、健康に育ちます。
冬越し
11月上旬までは露地で育てられますが、寒くなる前に屋内または温室に取り込んで越冬させましょう。鉢植え地植えとも、葉を根元から約15cmのところでカットし、株分けして鉢に植え屋内に取り込む。 *四国地方以西の暖かい地方や、日当たりのいいベランダや軒先など、霜のあたらない暖かい場所なら、屋外で冬越しができる場合もあります。何株かある場合は、屋外と屋内に置いてテストしてみるのも一案。

収穫・保存

収穫
収穫したいときに、随時葉の部分を切りとって使います。株元10cmぐらいのところで切っておけば、また新しい葉が次々と成長してきます。 葉が茂りすぎて株が蒸れてきたら、株分けの時と同じように、株もと15cmぐらいのところで全体を刈り取るといいでしょう。
保存
葉はサッと洗ってから(散水用のシャワーや、お風呂のシャワーも便利)、タオルなどで水気をふき取って、室内で乾燥させます。 長いままでクラフトなどに使う目的がない場合は、あらかじめハーブティーに適した2~3cmの長さに、はさみなどでカットしてから乾燥させると、より速やかにきれいな色に乾燥させられます。
*長いまま乾燥させてから切り刻んで保存してもいいし、長いまま保存して使う前にカットしてもOK。