スパイス自由自在

性質

地中海原産のコリアンダーは、東南アジア、中米、南米、中近東、中国などで広く栽培され、食卓に欠かせないハーブです。独特の香りを持つ葉は、好きな人と嫌いな人に分かれることが多いハーブでもあります。中国ではシャンツァイ(香菜)と呼ばれ、東南アジアでは、パクチーなどと呼ばれ、幅の広い三つ葉に似た若葉を利用します。成長した株の葉は羽毛状になりますが、同様に使えます。

原産地/栽培地

薄紅色の花が咲いた後に実る種子はコリアンダーシードと呼ばれ、葉とは異なる、さわやかで甘い魅惑的な香りが特徴です。シード、つまり種子は、淡褐色で白色の縦筋がある丸い粒ですが、これは2個の種子が合わさって球形になっているものです。成熟した種子には芳香がありますが、未熟な種子には、葉と似た個性の強い香りがします。 コリアンダーは、古代エジプト時代から、薬用や調味料として用いられてきた最古のスパイスの一つとされています。現代では、カレー粉の材料として欠かせない他、消化作用と腸内ガスを減らす働きがあることから、健胃薬などにも使われます。また種子から採られる香料は、香水にも用いられます。 肉類・卵・豆類の調理によく用いられ、焼き菓子、パンなどにも使われます。インド、中南米、中近東、の国々の料理にはコリアンダーが欠かせません。

コリアンダーについてもっと詳しく知りたい方は・・・エスビー食品HP内の『スパイス&ハーブ検索』をご覧下さい。「コリアンダー」

コリアンダーレシピ1

コリアンダーは、たんぱく質、脂肪分の多い食材と合うと言われます。
そこであえて、和風のお惣菜にコリアンダーを用いてみました。
コリアンダーと相性のいい、ごま、味噌、油揚げに、食物繊維がたっぷりで低カロリーなこんにゃくを合わせました。
コリアンダーの芳香が新鮮に感じられる和風の炒め煮です。

こんにゃくと油揚げのごま味噌コリアンダー

Herb&spice

  • ・コリアンダーシード・・・大さじ2
  • ・フレッシュハーブ コリアンダー・・・適量

食材

  • ・ こんにゃく・・・2枚
  • ・ 油揚げ・・・1枚(約100g)
  • ・ 赤ピーマン・・・1個(70g)
  • ・ 合わせ味噌・・・大さじ2
  • ・ みりん・・・大さじ3
  • ・ しょうゆ・・・小さじ2
  • ・ 金ごま・・・大さじ1(白ごまでもいい)
  • ・ 塩・・・少々(塩もみに使用)

作り方

準備
  • こんにゃくを刻んで(5mm厚さの2cm×3cm程度の大きさ)、塩もみして水洗いし、さっと茹でる。
  • フライパンでごまを炒り、すり鉢にいれる。
  • 1のこんにゃくをすり鉢に入れて和える。
  • 油揚げと赤ピーマンは、7mm程度の細かさに刻む。
  • トッピング用のコリアンダー(フレッシュ)は、1cm程度のざく切りにする。
手順
  • こんにゃく、油揚げ、赤ピーマンを鍋に入れ、しょうゆ、味噌、みりんで味付けをしながら炒り煮をする。
  • すリ鉢の中のごまとコリアンダーをすりあわせる。
  • 1のこんにゃくをすり鉢に入れて和える。
  • 器に盛って、ごまと煎ったコリアンダーシードとフレッシュコリアンダーをトッピングに加える。
塩もみしてさっとゆでる
ごまを炒る
コリアンダーを炒る
こんにゃくを乾煎りし、赤ピーマン、油揚げも加えて味付けする
ごまとコリアンダーをすり合わせ
すり鉢に入れてよく和える
ワンポイント
  • ・ こんにゃくは塩もみしてさっと下ゆですることで臭みが取れ、味がしみ込みやすくなります。
  • ・ コリアンダーもごまと同様、炒ることで香りが引き立ち、すったときの食感もよくなるのでひと手間かけましょう。
  • ・ 油揚げの油分を使って炒り煮にするので、カロリーが抑えられ、ヘルシーに仕上がります。

コリアンダーレシピ2

エジプト人の食卓に欠かせないモロヘイヤは、各種ビタミンやカルシウムなどを豊富に含む、通称「王様の野菜」。現地では、にんにくとともに炒めて、最後に卵を落として食べるのが定番だそうです。トロトロになったにんにくと、モロヘイヤのとろみで、食欲のない夏でもするっと喉を通る、スタミナスープです。

こんにゃくと油揚げのごま味噌コリアンダー

Herb&spice

  • ・コリアンダー(パウダー)・・・小さじ2
  • ※スパイスはS&Bでも取り扱っています。

食材

  • ・ にんにく・・・5~6片
  • ・ モロヘイヤ・・・2束
  • ・ 赤ピーマン(またはパプリカの赤)・・飾り用に少量
  • ・ 卵・・・4個
  • 李錦記 鶏丸ごとがらスープ・・・大さじ1強
  • ・ オリーブオイル・・・大さじ1
  • ・ バター・・・1かけ(約10g)
  • ・ 水・・・5カップ
  • ・ こしょう・・・少々

作り方

準備
  • モロヘイヤの葉を枝からはずし、さっと塩ゆでにして水気を切り、粗いみじん切りにする。
  • にんにくは皮をむいて中心の芯を取り除き、薄切りにする。
  • 赤ピーマンはヘタを取って種を除き、輪切りにする(パプリカは細切りに)。
手順
  • なべにオリーブオイルとバターを入れ、すぐににんにくを入れて、弱火で焦がさないように炒める(にんにくをあまり動かさない)。
  • 1に赤ピーマンを加え、中火でさっと炒め合わせる。
  • 2にモロヘイヤを加え、コリアンダーを振り入れる。
  • 3に水を5カップ加え、李錦記 鶏丸ごとがらスープとこしょう少々を加え、よく混ぜ溶かす
  • 弱めの中火で約5分間煮込む。味見をして、薄ければ李錦記 鶏丸ごとがらスープを加えて味を調える
  • 弱火にして卵を静かに割り入れる。卵の周りがすっかり白くなったらでき上がり。
  • 器に盛りつけ、コリアンダーのパウダー少々をふりかける。
ゆでたモロヘイヤの葉を刻む
にんにくを炒めて香りを出す
赤ピーマンを加えて炒める
モロヘイヤとコリアンダーを加えて炒める
お湯とスープの素で煮込んだ後、卵を落とす
ワンポイント
  • ・モロヘイヤには、ほうれん草と同様のシュウ酸が含まれ、頻繁に多量に食べた場合、腎臓結石などの原因になる可能性があります。
     現地ではゆでずに炒めるレシピが定番のようですが、安心してたくさん食べられるように、下ゆでしたものを使いました。
  • ・コリアンダーは煮込むことで、料理にコクを出すスパイスです。炒め煮にするときに多めに入れて、仕上げにもう一度香りづけに振りかけます。。