つぶやき

我が家の山椒

4月の初旬、我が家にある山椒から新芽が芽吹き、今では青々と茂っています。山椒は、柔らかい新芽にそっと触れると、柑橘系の爽やかな香りが広がります。若芽の時ほど強く香るようですので、この時期は毎朝出勤時に香りを嗅ぐのが日課になっていました。
山椒 (Zanthoxylum piperitum)はミカン科に属する落葉低木で、英名ではJapanese pepperとも表記されています。一説には縄文時代から使われていたとされ、今日でも果実はちりめん山椒に、果実の周りを覆う果皮を乾燥させて細かく粉砕したものを粉山椒として蒲焼に、若芽は木の芽煮やお吸い物の吸い口として知られています。さらに食用以外にも生薬原料として用いられる他、幹や枝は「すりこ木」の原材料としても使われるそうです。 ちなみに、山椒の仲間として花椒(ホァジョー)(Zanthoxylum bungeanum)と呼ばれるスパイスがあります。こちらは四川料理に多用されます。麻婆豆腐の痺れるような強い辛味は、このホァジョーによるものです。(なお、山椒とホァジョーは同種の仲間ではあるのですが、風味は異なります。鰻の蒲焼には「ホァジョー」ではなく、「山椒」をかけてお召し上がり下さい。)

山椒の実や葉は、食料品店などで販売されている他にも、苗木として園芸市などでも目にすることがあります。比較的容易に育てられ、新鮮な若芽(※木によっては実も。)を手軽に収穫できるので、お勧めです。
ただし、いくつか注意点を。山椒の木は種類によっては幹や枝に棘があります。また、人間だけでなくアゲハチョウも大好き!育ちざかりの彼(彼女)らは、それはそれは食欲旺盛!もくもく食べて、あっという間に葉は完売になってしまいます(※それでも木は枯れません)。でも、きれいな蝶になって飛び立つことを考えると、、、悩ましい。

http://www.sbfoods.co.jp/herbs/archive/archive01.html

田口裕基(エスビー食品)のつぶやき