アロマなキーワード精油図鑑

ネロリはオレンジ・ビターの花から採れる精油です。オレンジの花なのに、なぜネロリと呼ぶのでしょう?それは17世紀イタリアのネロラ公国公妃アンナ・マリアがこの香りを愛していたことに由来します。彼女は革手袋のニオイを消すためにネロリを用いたのだそうです。花言葉は、『無垢と多産』、花嫁の贈り物として最高の香りですね。

ネロリは、精油蒸留法が確立されて間もない12世紀頃から既に作られており、長い間貴重な香水原料として貴族の間で用いられました。
現在でも非常に高価な精油の一つに挙げられます。

柑橘系の爽やかさと花の華かさや、やすらぎを感じさせる香りは、精神の深い部分に到達し、ストレス由来の慢性的な不安や感情の揺れ、強いショックにも気持ちを安定させます。環境変化のストレスが多い春にぴったりの香りです。

身体面では、特に皮膚に対して優れた作用があります。細胞成長促進作用、皮膚軟化作用があり、乾燥肌や加齢肌、敏感肌に最適です。水蒸気蒸留法の副産物であるオレンジフラワーウオーターも同じくスキンケアに利用します。

何かを頑張って、鏡に映る顔に疲れがみえたとき使用すれば、癒される自分を心から実感できるでしょう。
スペシャルスキンケアとして、ネロリを入れたトリートメントオイルで顔をマッサージするのは至福のひとときです。さらに香りと皮膚に対する作用から、更年期や妊娠中など、心身ともにバランスを崩しやすい時期の女性のケアには特にお薦めできる精油です。妊娠線の予防には、トリートメントオイルを作っ て腹部を優しくマッサージすると良いでしょう。

英名 Neroli
学名 Citrus aurantium var. amara
科名 ミカン科
種類 高木
主産地 地中海地方
抽出法 水蒸気蒸留法
抽出部位
ノート ミドルノート
組成成分 リナロール、酢酸リナリル、リモネン、ネロール、ネロリドール

Neroli

心に対する作用
リラックス、不安・ショックを鎮める、精神の浄化と高揚、ヒステリー、精神的疲労、慢性的ストレス、悲しみ、不眠、心配、混乱
からだに対する作用
抗ウイルス、鎮静、鎮痙、健胃、胆汁分泌、頭痛、月経痛、更年期障害、ストレス関連の消化器系トラブル
皮膚に対する作用
細胞成長促進、瘢痕形成、乾燥肌、敏感肌、妊娠線の予防、抗炎症
【注意事項】
特になし
【メモ】
1kgの花からおよそ1gの精油が採油されるオレンジ花。