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エンジョイハーブ お気に入りのハーバルライフを!

【エンジョイハーブ】は香りのクラフト、ハーブ染め、美容とスキンケアなどをご紹介するチャプター。お馴染の《Mrs.メリッサのハーバ ルDays》をはじめ、手作りギフトや生活に即応用できるハウスキーピングのアイディア、さらに世界のハーブの楽しみ方をお勉強する《ここが自慢!世界のハーブ&スパイス》もスタート!

アロマな手作りギフト

時々雑貨屋さんをハシゴして、「今注目の雑貨」をチェックするタウンウォーキングもいいですね。なるほど!と感心した後は、そこに自分なりの工夫を加えてアレンジするのも楽しいものです。それから、「こんなものがあったら便利なのになあ・・・」という気持ちも発明には欠かせませんね。

アロマな手作りギフト

【HERB RECIPE 1】毛糸で作るポンポンアロマ

最近よく見かけるのが、精油または香料を配合した液体の入ったボトルと細い木のスティックや木で作られた花のセット。ボトルのふたを開けてスティックや花を液体につけて飾っておくと、中の液体が徐々に木に吸い上げられて拡散する仕組みです。お部屋がほんのりいい香りになります。
これをお家に余っている毛糸と綿のロープで工夫して作ったら、かわいいのができました!液体も自分でブレンドしたらずっと安上がりです。

材料(3本分)

材料
  • 毛糸 ……… 適量(数種類)*綿糸の入っているものが液体を吸い上げやすい。
  • 固い表紙の本 ……… 約12cm幅のもの1冊
  • 手芸用ワイヤー(細めのもの) ……… 40cm×3本
  • アルミワイヤー ……… 直径2mmのものを約20cm×3本
  • 綿(またはポリエステル)のロープ ……… 約20cm×3本
  • ガラス瓶 ……… 60ml程度の大きさのものを3本
  • 精油 ……… 好みのものを3種類(各約25滴)
  • エタノール ……… 計約75ml(3本分)
  • 水 ……… 計約75ml(3本分)

つくりかた

  1. 以下の作り方は1本分あたり。まずポンポンを作る。作りたい大きさのポンポンに合わせて固い表紙の本を用意し、本に毛糸をクルクルと20回ほど巻き付ける。
  2. 1の毛糸をそっと本からはずし、中央の部分を手芸用ワイヤーでしっかりとくくる。後で茎に取り付けるのでくくった両端は残しておく。毛糸の輪になっている部分をはさみで切り、軽くカットして形を整える。
  3. 次に茎を作って取り付ける。綿またはポリエステルのロープにアルミワイヤーを通す。上部からワイヤーを4cmほど出しておく。
  4. 3で出ているワイヤーを曲げて、ポンポンの中心にしっかりと差し込み、ポンポンをくくったワイヤーをロープの端にクルクルと巻いて結びつける。
  5. きれいに洗ったガラス瓶に約25mlのエタノールを入れ、好みの精油を約25滴入れてよく振り混ぜる。そこに25mlの水を加えてよく振り混ぜる。

使いかた

  • 精油を溶かし込んだガラス瓶の液体に、茎をつけたポンポンをさす。ロープが自然に中の液体を吸い上げ、毛糸にもしみていくにつれ室内にいい香りが漂います。

レシピメモ

  • 今回精油は、ラベンダー、オレンジ、ローズゼラニウムの精油を使いました。お好みのものを選びましょう。
  • 毛糸は、余り毛糸を何種類か一緒に巻き付けてポンポンにしても素敵。毛糸をミックスすると色あいにニュアンスがでます。または初めから数種類の糸をより合わせたタイプもあります。

本に毛糸を巻きつけてポンポンを作る

毛糸を巻いた後、ワイヤーで中央をしっかりとくくりポンポンにする

輪の部分を切り、長さを整える

ロープとワイヤーで茎を作る

ワイヤーを4cm出してポンポンに巻きつける


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【HERB RECIPE 2】アロマタオルポーチ

夏の外出にミニタオルは欠かせません。汗をぬぐったり、手洗いした後に拭いたり。ところでその後、湿ったタオルをバッグに入れるのに抵抗ありませんか?そんな必要から生まれたのがこのアイディアポーチです。ポーチに付けたビーズから抗菌作用のある精油のアロマがほんのり香って、気分もすっきり!

材料(ミニタオル1枚分)

Herb&Spice
  • ビニール製のポーチ ……… 1個(表も裏もビニール製のもの)
  • ウッドビーズ ……… 大きさに応じて数個
  • 細いひも ……… 適当な長さ
  • ミニタオル ……… 1枚
  • 精油 ……… 好みの香りのもの

*抗菌作用の強いティートゥリー、ラベンダーティートゥリー、タイム、ペパーミントなどがおすすめ。


つくりかた

  1. ポーチのファスナーに細いひもを通し、ウッドビーズを通す。
  2. ビーズの部分に精油を数滴たらしてしみ込ませる。
  3. ミニタオルをポーチに入れる。

使いかた

  • ミニタオルを使用後、湿ったタオルをビニールケースに入れる。蒸れを防ぐためにはファスナーは閉めないほうがいい。

レシピメモ

  • ウッドビーズに精油をつけるとき、染料によってはウッドビーズの色が溶けてタオルに色が移る場合があります。色のついていないウッドビーズを使うと安心です。
  • ファスナー部分に薄紙で作った「こより」を結びつけて、ウッドビーズの代りにするのも一案。紙のこよりなら付け替えるのも簡単です。

ビーズをひもに通す

ハーブの精油をたらす

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ミニタオルをポーチに入れる


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【HERB RECIPE 3】キッチンハーブのブーケギフト

いろいろな種類のハーブを使ってみたくても、育てているハーブの種類は限られるし何種類も買ったところでどう使っていいかわからない・・・。そんな友人の声から「用途別キッチンハーブのブーケギフト」を作りました。この食べられるナチュラルなブーケに「とっておきのハーブ生活」の料理レシピを添えてプレゼントするのはいかがでしょう。

材料

A. ハーブティー用ハーブのブーケ
  • フレッシュハーブ レモンバーム ……… 1パック(15g)
  • フレッシュハーブ スペアミント ……… 1パック(16g)
  • フレッシュハーブ レモングラス ……… 1パック(25g)
B.煮込み・ソテー・ロースト用ハーブのブーケ
  • フレッシュハーブ セージ ……… 1パック(18g)
  • フレッシュハーブ タイム ……… 1パック(16g)
  • フレッシュハーブ ローズマリー ……… 1パック(18g)
C.サラダ・トッピング用ハーブのブーケ
  • フレッシュハーブ ディル ……… 1パック(16g)
  • フレッシュハーブ イタリアンパセリ ……… 1パック(15g)
  • フレッシュハーブ シブレット ……… 1パック(15g)
  • フレッシュハーブ チャービル ……… 1パック(13g)

*上記の量は目安です。好みの量で作りましょう。

フレッシュ(生)のハーブS&Bでも取り扱っています。


つくりかた

  1. それぞれのブーケを束ねて根元を輪ゴムでゆるめにくくる。水を張ったボウルの中でブーケの根元を切り、水揚げする。水揚げをした後、30分以上水に挿しておき十分に水が上がるようにする。手を切らないように注意!
  2. ブーケの根元をティッシュやペーパータオルでしっかりと包み、輪ゴムでゆるめに固定してから、水をたっぷり含ませる。ブーケをセロファン袋(またはビニール袋)に入れて上から好みのラッピングをする。
  3. 2のブーケはプレゼントするまで、冷蔵庫の野菜室で保存する。プレゼントした後すぐに使わない場合は、冷蔵庫で保存して早めに利用してもらう。乾燥を防ぐために、ブーケごとビニール袋に入れて冷蔵庫に。

使いかた

  • ブーケのラッピングをはずして水を入れたグラスやピッチャーなどに挿し、キッチンに飾りながら利用する。
    すぐに利用しない場合は、冷蔵庫の野菜室で保存する。
  • 「ティー用ハーブのブーケ」は主にハーブティーに適し、「煮込み・ソテー・ロースト用」は香りが高く、主に加熱料理全般に。「サラダ・トッピング用ハーブのブーケ」は繊細な風味で柔らかいため、サラダやトッピングで生食に適する。

レシピメモ

  • お料理好きの方を訪問する際の手土産や、料理好きなお客様のお土産に!
  • おもてなしのテーブル花代わりに使い、帰りにお土産にするのも一案。料理に使った残りをブーケにしてもOK。

ハーブをくくって水揚げをする

冷蔵庫に保存


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【ここが自慢!世界のハーブ&スパイス】日本

言葉の響きから西洋のイメージが強いハーブですが、実は人間の住む所のどこにでもハーブはあります。広い意味で「人々の暮らしに役立つ植物」がハーブなのですから。
もちろん日本にもたくさんのハーブがあります。さて、あなたはどんな日本のハーブが自慢ですか?

しそ(紫蘇)

原産地は中国ですが、平安時代にはもう日本に渡来していたそうです。日本人にとって、「薬味」として欠かせないしそは、近年、健康に役立つ野菜としても注目を集めています。一年草ですが、一度種をまくとこぼれ種で毎年芽吹いて育つことからも、日本の気候にぴったりということがわかります。英米のハーブの本にも登場するしそは「日本のハーブ」の代表格ではないでしょうか。

《しそジュース》

しそには、青しそと赤しそがあります。どちらにも共通の成分がありますが、青しそには、しそ特有の香気成分「ペリラアルデヒド」がより多く含まれます。一方赤しそには、アントシアニン色素がたっぷり含まれています。しそ梅干しやしば漬けの赤い色は赤しそを使って漬けてあるからです。
健康にいいと評判の「しそジュース」には、青じそと赤じその両方を用いることで、香りと色がよい、健康作用も強化されたドリンクができます。

しそジュースの作り方としそのさらなる情報はこちら
ハーブ生活2010 vol.4「ハーブおもしろ情報」


さんしょう(山椒)

東洋原産のさんしょうは、英名ではJapanese Pepperと呼ばれ、日本で最もよく使われます。大変利用価値が高く、成長過程それぞれで香辛料または香味料として使われる珍しいハーブです。木の芽と呼ばれる山椒の若芽は、柔らかい春の芽出しから秋まで、葉がある間中採取できます。その後咲く花は花山椒として佃煮になり、花後の黄緑色の未熟な実は佃煮、チリメンジャコと煮たチリメン山椒、酢漬けなどにされます。赤く熟した実は乾燥してから粉状に挽き、山椒の粉として使われる。市販の山椒も粉は色と香りのバランスを考え、未熟な実を粉にしたものも使うようです。
中国の山椒は「花椒」(ホァジョー)と呼ばれ、山椒と同じミカン科の落葉灌木です。花椒の方が舌がしびれるような辛みがより強く、中国の四川料理の代表「麻婆豆腐」は、この花椒の完熟果の種を除いた果皮を粉にしたものが使われています。

山椒の実(ホール)を使った「手作りカリカリラー油」のレシピはこちら
ハーブ生活2010 vol.4「ヘルシーハーブクッキングレシピ」

みょうが(茗荷)

みょうがは、東アジアが原産の日本ではお馴染のハーブです。独特の風味とさわやかな辛み、シャキシャキとした食感が好まれ、古くから日本の食卓に登場し、夏のそうめんの薬味やお刺身のつまに欠かせません。
普段食用にするのは、みょうがの子と呼ばれる花芽の部分。春先に出る新芽の部分はみょうが筍と呼ばれ、茎の部分をみそ汁に入れるなどして食べます。

《みょうがの酢漬け》

みょうがを甘酢に漬けると、ピンク色に発色してとてもきれい。
いろいろな料理のアクセントに使えます。

みょうがはこちらもご覧下さい。
ハーブ生活2007 vol.5「見直そう 和のハーブ」


みつば(三つ葉)

みつばは日本、東アジアが原産のハーブ。日本人の食卓に欠かせない香味野菜です。特有の香りはクリプトテーネン、ミツバエンという成分によります。野菜としてはスポンジに種をまいた水耕栽培のものが一年中手に入りますが、プランターや庭で育ててみてはどうでしょうか?水耕栽培より香り高く鮮やかな緑を添えてくれます。
汁物にして食べることがほとんどですが、ビタミンA、C、鉄分、カルシウムなどが含まれ、消炎、解毒作用があるとされるので、生のみつばをハーブティーにして飲むのもいいでしょう。

《みつばの即席みそ汁》

インスタントのみそ汁を飲むよりも、刻んだ生のみつばをたっぷり入れ、味噌、しょうがを加え、身体の温まる風邪撃退即席みそ汁はいかがでしょう。

みつばはこちらもご覧下さい。
ハーブ生活2011 vol.9「ちょっと変わり種ハーブ図鑑」


どくだみ

日本、中国、東南アジアなどを原産とするどくだみは十薬(じゅうやく)と呼ばれ、漢方で主に解毒剤として使われます。「くさい」と嫌われることもあるどくだみですが、この臭気の成分に抗菌作用があります。日本でも民間薬として古くから親しまれてきました。解毒作用、利尿作用があるとして、煎じ薬が便秘症・膀胱炎などに用いられています。利用価値が高くほうっておいても育つので、これからもっと注目したい日本のハーブです。

《どくだみの花をつかったアレンジメント》

どくだみは花が咲く頃、薬用成分がもっとも多くなるとされます。純白の花びらに黄色い花芯が美しく、においを気にしなければ、フラワーアレンジメントにもこんなに素敵に利用できます。

どくだみはこちらもご覧下さい。
ハーブ生活2009 vol.6「ちょっと変わり種ハーブ図鑑」


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【使いこなそう!ハーブ&スパイス】「イタリアンラー油」を使って

人気イタリア料理店「ラ・ベットラ」の落合務シェフ監修の新感覚洋風ラー油。オリーブオイルとなたね油をベースに、食感豊かなフライドガーリック、アンチョビ、オリーブなどを加えたイタリアンなラー油。洋風メニューを中心に、温野菜、サラダ、パスタなど幅広いメニューに使用できます。


【応用レシピ】冷製イタリアンそうめん

柔らかなそうめんに、ぴりっと辛いイタリアンラー油がからまる冷製のそうめんです。和のそうめんにイタリアンなラー油という意外な組み合わせはちょっと冒険気分。でも相性は抜群でした。火を使うのもそうめんをゆでる時だけ。ルッコラの色どりもきれいな夏の一品です。

材料

ゆでたそうめん、きゅうり、プチトマトのボールにイタリアンラー油を加える

さっくりと和える

材料(4人分)

Herb&Spice

フレッシュ(生)のハーブS&Bでも取り扱っています。

食材
  • プチトマト ……… 約10個
  • きゅうり ……… 1本
  • そうめん ……… 4把
  • めんつゆ ……… 適量

作り方

材料の準備
  1. きゅうりは太めのせん切りにして、塩をふってしばらくおいてから水気を軽く絞る。プチトマトはへたを取って1/4に切る。
  2. ルッコラは水に放ってしゃきっとさせてから良く水気を切り、食べやすい大きさに切る。
手順
  1. 鍋にたっぶりと湯をわかしてそうめんを茹で、冷水にとって手早く洗いざるに上げて水気を切る。
  2. ボウルに1のそうめんと塩もみしたきゅうり、プチトマトを入れ、イタリアンラー油を加える。
  3. 2を手早くさっくりと混ぜ合わせ、味見をしてめんつゆを加えて味を調え、器にルッコラとともに盛り付ける。

レシピメモ

  • ラー油の量、めんつゆの量は味見をして好みの味に調えましょう。
  • 盛り付けた後に、ラー油の具をトッピングするとおいしさが増します。

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【文】榊田千佳子、エスビー食品 【スタイリング】榊田千佳子
【撮影】タケダトオル、榊田千佳子 【クラフトデザイン・制作】吉田雅紀子 【料理アシスタント】吉田雅紀子、吉川和美