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エンジョイハーブ お気に入りのハーバルライフを!

【エンジョイハーブ】は香りのクラフト、ハーブ染め、美容とスキンケアなどをご紹介するチャプター。お馴染の《Mrs.メリッサのハーバ ルDays》をはじめ、手作りギフトや生活に即応用できるハウスキーピングのアイディア、さらに世界のハーブの楽しみ方をお勉強する《ここが自慢!世界のハーブ&スパイス》もスタート!

香りいっぱいの紙遊び

子供達は、家の中にあるさまざまなものを使っておもちゃを作る天才。私達もその頃に帰って、手に入りやすい紙類を利用したクラフトを作ってみませんか?アロマの工夫もプラスでナイスな仕上がりに!

アロマな手作りギフト

【HERB RECIPE 1】アロマラビット

天ぷら敷き紙を利用して作る、うさぎ(ラビット)。とんがり帽子型の胴体の中には、ラベンダーの花を詰めたてるてる坊主サシェを入れて。子供心満点のアロマ・ペーパークラフトです。

材料(アロマラビット1体分)

Herb&Spice
  • ラベンダー(乾燥花) ……… 約1/2カップ

※香りのいいハーブなら何でもOK。

材料
  • 天ぷら敷き紙 ……… 1枚
  • キッチンペーパー ……… 適当量
  • 色付の薄紙(ニンジン/ポシェット用) ……… 少々
  • 紐(ポシェット用) ……… 約50cm
  • スティックのり
  • セロハンテープ
  • はさみ
  • 不織布のだしパック ……… 1枚

つくりかた

  1. 天ぷら敷き紙を型紙通りに切り抜く。→ 型紙はこちら(PDF)
  2. 型紙通りに切り込みを入れたところに、前足をはさみこみ、裏側からセロハンテープで固定する。
  3. キッチンペーパーを丸めて卵型を作り、白の薄紙で包んでラビットの頭にする。その頭に、切り抜いた耳をのり付けする。
  4. ポシェットは薄紙を折り紙して袋状に作り、ひもを通す。ニンジンは、色薄紙または、白の薄紙でニンジン型を作る。白で作った場合は後で色を塗る。
  5. だしパックにラベンダーを入れて、てるてる坊主型にしてセロハンテープまたはマスキングテープでしっかりとくくる。
  6. 胴体の先端にのりを付けて、ラビットの頭を挿しこんでしっかり固定する。

使いかた

  • ラビットの胴体を、だしパックに入れたラベンダーにかぶせるようにして飾る。
  • ポシェットの中にニンジンを入れて、ラビットにたすきがけさせる。

レシピメモ

  • ラビットの胴体を、紙の替わりに厚手のフェルト布で作るとまた違った印象になります。その場合頭の部分は、薄い布で綿を包んで、細長いてるてる坊主のようにするといいでしょう。胴体と頭は糸で縫い付けます。
  • アロマラビットのギフト用かごにはいっているのは、イチゴのサシェです。
    こちらはバックナンバーをご覧ください。 → ハーブ生活2008 vol.10「ころころイチゴサシェ」

胴体と足を切り抜いたところ

型紙を切り抜き、切り込みを入れたところに前足を切り抜いたものをはさむ

裏側からセロハンテープで固定する

胴体に耳を付けた頭を差し込む


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【HERB RECIPE 2】アロマ野菜のバスケット

ペーパークラフトで野菜を作って、アロマで香りを付けたいなあ・・・。そんな勝手なリクエストに、手芸作家のMAKIKOさんがあっさり応えて作ってくれました。天ぷら敷き紙と色付き薄紙だけでこのリアルさ!取り外し可能な芯の部分に香りを付ける仕掛けです。野菜は作り方を参考に、自由な感覚で作ってみてください。

材料

Herb&Spice
  • 好みの精油

※精油はS&Bでも取り扱っています。

材料
  • 天ぷら敷き紙 ……… 約20cm角のものを1~2枚
  • 色付きの薄紙1 ……… アスパラガス用に青と緑を天ぷら敷き紙と同サイズで各1枚(1本分)
  • 色付きの薄紙2 ……… トマト用に赤と緑をそれぞれ適当量
  • 色付きの薄紙3 ……… ニンジン用にオレンジと緑をそれぞれ適当量
  • スティックのり
  • セロハンテープ
  • 水性ペンまたは色えんぴつ

つくりかた

《アスパラガス》
  1. アスパラガスを作る。天ぷら敷き紙、青い薄紙、緑の薄紙の順に重ね、頭の部分になるふちを、ギザギザに切る。
  2. 切り取った残りの三角形の薄紙(緑と青)に、さらに小さいギザギザの切れ込みを入れ、「はかま」にする(5枚用意)する。
  3. 1の紙の天ぷら敷き紙だけ、角の部分を約8cm角に切り取る。これを巻いて芯にする。
  4. 1の3枚重ねにした紙(緑、青、白)をくるくる巻いて、最後の部分をのり付けしアスパラガスにする。先端部分が先細りになるように、先に切れ込みを入れて形付け、のり付けする。
  5. 4のアスパラガスに、2で用意したはかまを貼り重ねる。全部貼り終えてから、水性ペンや色鉛筆でアスパラガスらしく見えるように少し色付けする。
  6. 3で切り取っておいた天ぷら敷き紙を細く巻き、のり付けして芯にして、精油で香りを付ける。この芯をアスパラガスに差し込む。
《トマト》(ニンジンにも応用できます)
  1. キッチンペーパーをトマトの形に丸めて、赤い薄紙で包む。
  2. 包んだものを切れ目を下にして赤い薄紙にのせ、もう一度きれいにくるみ込み、余分をカットしてのりで貼付ける。
  3. トマトのヘタにするために、約3cm×4cmの緑の薄紙をギザギザにカットして、先の部分を水性ペンまたは色鉛筆で濃い緑に色付けする。
  4. 約1.5cm×4cmの天ぷら敷き紙を細く巻いてのりで留め、3の芯にしてくるくると巻きヘタを作る。
  5. ヘタの軸の部分に精油をしみ込ませ、2のトマトにようじで穴を開けて差し込む。

使いかた

  • ヘタの部分に精油を付けて香りのオブジェに。香りが薄れたら付け足しましょう。

レシピメモ

  • 精油の香りは好みのものを。ローズマリーなどのグリーンノートや、グレープフルーツ、レモンなどのフルーティーなものがおすすめ。

アスパラガスの材料として、紙を3枚合わせて頭の部分をギザギザに切る

紙を巻く

巻いた紙(芯)に精油で香りを付ける

香りを付けた芯をアスパラガスに差し込む

丸めたキッチンペーパーを薄紙で包みトマトの実を作る

トマトのヘタにする紙をギザギザに切り取る

トマトの実に差し込むヘタの軸に精油をたらす


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【ここが自慢!世界のハーブ&スパイス】フランス

ハーブ&スパイスが昔から使われて発達し、現在まで伝えられて来ている国として真っ先に思い浮かぶのはフランスではないでしょうか。フランス料理の繊細で奥深い味わいは、ハーブとスパイスなくしては生まれなかったでしょう。フランスはまた、香り文化が発達した国でもあります。プロバンス地方のラベンダー畑を思い浮かべながら、フランスのハーブ自慢を聞いてみましょうか。

エルブ・ド・プロバンス

“Herbes de Provence” とフランス語で書いて、「エルブ・ド・プロバンス」と読みます。直訳すると「プロバンスのハーブ」というその名の通り、もともとはプロバンス産のハーブを使ったドライハーブのMIXですが、今では世界中で商品化されています。

「エルブ・ド・プロバンス」に使われるハーブの組み合わせはひとつではなく、南仏でよく使われるドライハーブ数種類を砕いて混ぜ合わせたものです。南仏に自生するハーブ、例えばローズマリー、タイム、セージなどを、「我が家のブレンド」として自由に組み合わせているようです。煮込みやローストなどさまざまな料理に使われます。
ちなみにS&BエルブドプロバンスFAUCHON エルブドブロバンスには、タイム、セージ、フェンネル、ローレル、ローズマリー がブレンドされています。その他にも、マジョラム、ラベンダーなどもブレンドされることがあります。
*画像は、フランス土産の、「バーベキュー用のエルブドプロバンス」ローズマリー、マジョラム、オレガノ、サマーセーボリー、バジルがブレンドされています。

*「とっておきのハーブ生活」では、ローカル版「エルブドキョウト」を作りました。
ホームメードMIXハーブ、作ってみませんか? → ハーブ生活2010 vol.9「エルブドキョウト」

ディジョンマスタード

フランスのブルゴーニュ地域、コートドール県にあるディジョンの名産として知られる「ディジョンマスタード」は、日本の和からしよりもマイルドでさらっとした味わいが特長的です。

アブラナ科の植物であるカラシ菜の黄ガラシと黒ガラシの種子を混合して作られます。製造に欠かせないビネガーには、辛味を発生させる酵素の働きを抑える働きがあるため、水で練る和ガラシよりも辛みが控えめなマスタード になります。

ディジョンでは、現在でも全世界のペースト状マスタードの約半分、フランス全体の80%が製造されているそうです。マスタードの種子の外皮を除いてすりつぶし、ワインやビネガーと 練り合わせて作るので、明るい色とまろやかな風味が特徴です。

【マイユのディジョンマスタード】

1937年にはディジョンマスタードの正式な基準と名称を保護するための法律が制定され、原料として使用するカラシ菜の種類、種子の中身や種皮の割 合、油分などの量、練り合わせるビネガーの種類などが決められ、この基準を満たしたものだけが、“ディジョンマスタード”と呼ばれます。 マイユのディジョンマスタードは、独自に開発した粉砕技術と濾過工程により、色はより明るく鮮やかに、舌触りはより軽くなめらかに仕上げられています。→ MAILLEマスタード

*「とっておきのハーブ生活」では、「3色のホームメードマスタード」を作りました。
こちらをご覧ください。 → ハーブ生活2009 vol.9「3色のホームメードマスタード」

ラベンダー

南フランスプロバンスは、言わずと知れたラベンダーの産地。大海原のように広がるラベンダー畑の花盛りの時期は、辺り一帯がラベンダーの甘い香りで満たされるといいます。乾燥させたラベンダーの花は、ハーブティーや化粧品、香りのサシェ(小袋)などに使われますが、摘みたてのラベンダーの花を蒸留して採った精油のクオリティーの高さにも定評があり、アロマセラピーで使われる他、香水や化粧品などさまざまに加工されます。
*写真は、フランスで「ハーブの父」と呼ばれるハーバリスト、モーリスメセゲ氏のブランド「ラボラトリーモーリスメセゲ」の「ソープラベンダー」。コプラ椰子を原料に作られた石けんに、ラベンダーの天然精油が4%も含まれています。最後のひとかけが溶け終わるまでラベンダーの香りに包まれるソープです。


* 画像はフィヌゼルブのオムレツ
ときほぐした卵に刻んだフィヌゼルブと適量の塩・こしょうを混ぜ入れ、オリーブオイルまたはバターで、ふんわりと焼き上げた、シンプルでフレーバリーなオムレツ。フランスの香りいっぱいです。今回はディルも加えました。

*今回のフィーヌゼルブに使ったハーブは、向かって左から、チャービル、イタリアンパセリ、チャイブ、ディル、タラゴンです。

*「とっておきのハーブ生活」では、これまでにもフィーヌゼルブの紹介をしてきました。
「ハーブおもしろ情報」フィーヌゼルブはこちら → ハーブ生活2010 vol.10「フィーヌゼルブ」

カトルエピス

フランス語で “Quatre Epices”と書き、「4つのスパイス」という意味があります。ブラックペッパー、ドライジンジャー、ホワイトペッパー、レッドペッパーなどの辛味スパイスと、シナモン、クローブ、ナツメッグ、オールスパイスなどの香りの強いスパイスの中から4種類を選んでブレンドして作られるとされますが、厳密なレシピはありません。ちなみに手持ちのレシピは、ブラックペッパーを中心に、すりおろしたナツメッグ、クローブ、ドライジンジャーをすべて混ぜ合わせ、細かいパウダー状にすりつぶしたものです。
いずれにせよ、香り高いスパイスミックスなので、豚、羊、牛などの肉料理やレバーなどの内蔵を使ったパテやテリーヌに良く合います。またローストの下味に用いたり、煮込み料理の隠し味に使ったり、ケーキやクッキーに用いたりと、工夫しだいでいろいろに使えます。
ミルクティーやコーヒーにほんの少し混ぜ入れて飲むのも、一風変わったおいしさです。

*とっておきのハーブ生活では、カトルエピスを使って「最速!あずきのスイーツ」を作りました。
こちらをご覧ください。 → ハーブ生活2010 vol.10「最速!あずきのスイーツ」


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【使いこなそう!ハーブ&スパイス】「S&Bハニーマスタード」を使って

とろりとした食感でマイルドな辛みのフレンチマスタードをベースに、甘いハチミツをブレンドした「S&Bハニーマスタード」はぴりっとしていながら甘い、不思議なおいしさ。サンドイッチやじゃがいもの料理など、なんにでも合うおいしさですが、豚肉との相性が特に◎。


【応用レシピ】豚肉サンドソテー

今豚のロース肉の薄切りを使い、ローズマリーとローストガーリック、パルメザンチーズをサンドしてかりっと焼き上げました。豚肉のうまみを引き立て、味のアクセントもついて簡単なのに、とってもおいしい一品になりました。

材料

小麦粉に塩こしょうし、その上に豚肉を乗せる

ハニーマスタードを塗る

ローズマリーを刻む

ローズマリー、パルメザンチーズをかけた上にローストガーリックを散らす

さらに豚肉を乗せた上に小麦粉をまぶす

材料(約2人分)

Herb&Spice
  • S&Bハニーマスタード ……… 大さじ1〜2(好みで増減)
  • フレッシュハーブ ローズマリー ……… 1枝
  • ローストガーリック ……… 小さじ2

フレッシュ(生)のハーブS&Bでも取り扱っています。

食材
  • 豚ローススライス肉 ……… 160g(約14枚)
  • パルメザンチーズ ……… 大さじ1
  • 小麦粉 ……… 適当量
  • 塩・こしょう ……… 少々
  • オリーブオイル ……… 大さじ1

作り方

材料の準備
  1. ローズマリーは葉を枝からはずす(刻むのは、肉に挟み込む前に)。
手順
  1. 皿に小麦粉を薄く広げ、塩・こしょうを混ぜ入れる。その上に豚肉の半分量を並べてのせる。
  2. 1の肉に、ハニーマスタードを塗り広げる。
  3. ローズマリーの葉を細かいみじん切りにする。マスタードを塗った肉に、みじん切りにしたローズマリー、パルメザンチーズ、ローストガーリックの順で散らす。
  4. 3の上に残りの豚肉をのせてサンドし、塩・こしょうを軽くしてから、小麦粉をまぶす。
  5. フライパンを熱してオリーブオイルをしき、4の肉の小麦粉を軽くはたいてのせ、片面にかりっと焼き色がついたら裏返し、両面こんがりと焼き上げる。

レシピメモ

  • はさみ込むハーブはフレッシュのハーブなら、タイム、マジョラム、オレガノ、セージなどがおすすめ。香りのインパクトの強いハーブは、細かいみじん切りにすると味がなじみやすくなります。
  • ドライハーブを使う場合は、すり鉢などで軽くすりつぶし、控えめの量を使うのが、おいしさのコツ!

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【文】榊田千佳子、エスビー食品 【イラスト】いまいかずよ 【スタイリング】榊田千佳子
【撮影】タケダトオル、榊田千佳子 【クラフトデザイン・制作】吉田雅紀子 【料理アシスタント】吉田雅紀子、吉川和美