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エンジョイハーブ お気に入りのハーバルライフを!

ハーブをとことんエンジョイするチャプター。香りのクラフトや、美容とスキンケア等もご紹介。《メリッサ&ローズマリーのハーバルDays》はいまいかずよさんのかわいいイラストでお届けします。《アロマな手作りギフト》では自分にもごほうびの癒し手作りギフトを。生活に即応用できる《ハーブでハウスキーピング》や、S&B商品をハーブでさらにグレードアップする《ハーブ・スパイスパワーアップ講座》に加え、スパイスをクローズアップして世界旅行のように魅力を楽しむ《スパイス世界紀行》も始まりました!

夏のガーデングッズ

夏の庭仕事はハードです。暑さはもちろんですが、意外に暑さよりも苦しいのが蚊!なんとかその二つをやっつけたいと毎年頭をひねっています。

アロマな手作りギフト

日よけ&虫よけ帽子

沖縄の小さな金物屋さんで買ったカラフルな布が付いた麦わら帽子。顔のほとんどが隠れて目だけが出る優れもので、日焼けを最小限に防いでくれるから愛用しています。こんなに便利なのですから、手作りしてあの人にもプレゼントしよう!手作りバージョンでは布の部分を手ぬぐいにして、取り外して洗えるように工夫しました。

材料(プレゼント1セット分)

  • 麦わら帽子 ……… 1つ
  • 手ぬぐい ……… 好みの柄のものを3枚(洗い替え用に)
  • スナップボタン ……… 3個×3
  • マジックテープ ……… 5cm×3

つくりかた

  1. 麦わら帽子の内側のテープの後頭部に当たるところに、10cmの等間隔で3つスナップボタンを縫い付ける(凹面)。
  2. 手ぬぐいの表側の1のスナップと合う場所に、3つのスナップボタンの凸面を縫い付ける。
  3. 同じく手ぬぐいの表側に、マジックテープを付ける。

使いかた

  • 手ぬぐいをスナップボタンで帽子に付けてかぶってみて、ちょうど良く顔を覆える場所を探しましょう。
  • 1〜3までの作業を、3枚の手ぬぐい全部に繰り返します。
  • 手ぬぐいをスナップボタンで帽子につけてからかぶる。マジックテープをとめて顔を覆う。
  • 汗で汚れたら、はずしてお洗濯。代わりに違う柄の手ぬぐいを付けてリフレッシュ。

ワンポイント

  • この麦わら帽子は日よけ対策だけでなく、虫除けスプレーをかけられない顔のまわりが覆われるので、蚊よけにも実力発揮!
  • 手ぬぐいがない場合は、手持ちの布を90cm×40cm程度の大きさに切って使いましょう。

帽子にスナップボタンを付ける

手ぬぐいにマジックテープを付ける


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虫よけスカーフ

なんとも嫌な顔のまわりの蚊!長袖に長ズボンで防備して虫除けスプレーを振りかけても、スプレーを振っていない顔のまわりに、ブ~ンとやってきます。庭仕事好きのあの人もきっと困っているはず・・・。そこで手作りの虫除けアロマを作り、さわやかな麻のスカーフとセットにしました。

材料(プレゼント1セット分)

Herb&Spice
  • レモングラス ……… 1本
  • ラベンダーの花穂 ……… 1本
  • ローズマリーの枝先 ……… 1本
  • シトロネラ、またはレモングラス精油 ……… 15滴
  • ラベンダー精油 ……… 15滴
  • ローズマリー精油 ……… 15滴
材料
  • エタノール ……… 30ml×3
  • ガラスのスプレーボトル(30ml用)……… 3本
  • 麻のスカーフ ……… 1本

つくりかた

  1. ガラスのスプレーボトル3本にエタノール30ml弱を入れ(ボトルの中身が一杯にならないように)、シトロネラ(またはレモングラス)、ラベンダー、ローズマリーの精油をそれぞれに加えてよく振り混ぜる。
  2. それぞれのボトルに、目印となるように、生(またはドライ)のハーブを一枝入れる。

*ハーブを入れるとかわいくなって、プレゼントにぴったりの雰囲気になりますが、液体がグリーンに色づくので薄い色のスカーフや洋服にかけるとうっすらとシミになることもあります。ハーブを入れずに中身がわかるように手描きシールなどを貼付けてもいいでしょう。

使いかた

  • 麻のスカーフに好みの虫除けスプレーを振りかけ(シトロネラが一番効果を発揮するようです)、首にまきつけて庭仕事開始。庭仕事のエプロンや洋服に振りかけてもOK。
  • スプレーはガラスや鏡の掃除に使えます。いい香りになって気持ちいい。木製やプラスチックには使わないようにしましょう。

【※注意事項】

  • アルコールが入っているので火気を避け、暑くなる車の中や窓際などに置くのはやめましょう。また、顔や目に向けてスプレーしないように。肌に直接つけるのも避けましょう。
  • 色の濃い精油を付けた場合、また目印のハーブを入れた場合は、液体に色がつきます。その場合は、薄い色のスカーフや洋服に色がつくことがあるので注意しましょう。

スカーフに虫除けアロマを吹き付ける


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アロマうちわ

ガーデングッズではありませんが、「ガーデンニングでいい汗かいたあとは、シャワーを浴びてうちわで涼む」。そんなこじつけのプレゼント。うちわにひらひらと揺れるかわいいモチーフを付けただけですが、そこに精油を付けてあおぐと香りの風がそよそよして、いい気分!

材料(プレゼント1セット分)

Herb&Spice
  • 好みのハーブ精油 ……… 1〜2種類
材料
  • うちわ ……… 3枚
  • リボン ……… 数種類を約15cmずつ
  • 和紙 ……… 数種類用意
  • 飾りテープ ……… 適当量

つくりかた

  1. 和紙を切り抜いて、好きな形のモチーフを作る。
  2. リボンにテープでモチーフを付け、リボンをうちわの両側にテープで付ける。

使いかた

  • うちわをつかう前にモチーフに精油を付けましょう。精油はレモン、グレープフルーツ、ミント、ローズマリー、ゼラニウムなど、さわやか系の香りがおすすめ。柑橘系の香りならプレゼントでも喜ばれるでしょう。

うちわにアロマモチーフを付ける

アロマモチーフに精油を付ける


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【ハーブ&スパイス世界紀行】唐辛子(とうがらし)

唐辛子(とうがらし)

日本ではred pepper全般が唐辛子という名前で呼ばれています。日本への伝来は諸説ありますが、1542年にポルトガルの宣教師によって献上されたという説があります。
唐辛子が伝来しても、当時の日本では食生活にそのまま唐辛子が多く使われることはありませんでした。七味唐辛子、一味唐辛子、 柚子胡椒、かんずり、といったような薬味調味料として使われることが一般的でした。
唐辛子はビタミンAとビタミンCが豊富で、殺菌作用がありぴりっとした風味が食欲増進にも役立つので、世界中の、特に暑い地域で多く使われています。発汗を促す作用が活用されているのでしょう。
ぴりっとした辛味成分はカプサイシンです。エスニックフードブームに加え、このカプサイシンに脂肪燃焼作用があるという研究成果も報告され、近年注目が高まっています。

【英名】Red pepper【学名】Capsicum spp. / ナス科トウガラシ属 / 草丈:70〜80cm / 開花時期:7〜9月 / 多年草(耐寒性がない地域では1年草 )/ 非耐寒性【原産地】中米・南米【性質】肥えた土、日当りを好みます。生育適温が高いので、日本の夏に合う植物です。

【収穫・保存】

果実は未熟な緑のものと、完熟した赤のものの両方が食べられます。収穫した後はビニール袋に入れて冷蔵庫に保存。野菜室で1~2週間保存できます。または乾燥させて保存してもよいでしょう。冷凍保存も可能で、刻んでまたは丸ごと酢に漬けこむ保存法もあります。沖縄では島唐辛子を泡盛に漬け込み、「コーレグース」と呼ぶ食卓調味料にします。

【歴史】

唐辛子の仲間は世界中に数千種あるといわれますが、そのルーツは、中米・南米の熱帯アメリカ。ペルーでは、インカ時代以前の遺跡からすでに唐辛子が発見されているそうです。ヨーロッパには、コロンブスがアメリカ大陸に到達した以降に伝えられました。コロンブスが初めてスペインに唐辛子を持ち帰ったそうですが忘れ去られ、後年ポルトガル人が再発見して世界中に伝えられたという逸話もあるそうです。

【世界一辛い!?唐辛子】

ギネス世界記録で世界一辛い唐辛子として認定されたという唐辛子「ジョロキア」。アッサム州など、北インド、およびバングラデシュ産のトウガラシ属の品種です。
アッサム語で「悪霊の唐辛子」という意味の、ブート・ジョロキア(Bhut Jolokia)とも呼ばれます。別名のひとつに、産地ナガランドおよびナガ族を指している“ナガ”が付く、ナガ・ジョロキア(Naga Jolokia)があります。写真は日本で栽培し売られている「ナガジョロキア」ですが、世界一のブート・ジョロキアとは違う種類のようです。流通名なのでしょうか?ただ今謎解明中です。

【SBカプマックス】

2006年に、エスビー食品が農水省に品種登録している唐辛子「SBカプマックス」がギネスで世界一辛い唐辛子として認定されました。その後ジョロキアよって王座は奪われましたが、辛さを示す単位「スコービル値」と「カプサイシン」含有量が、それまで世界一とされていたハバネロのレッド・サヴィナ種を上回りました。
カプサイシン含有量は、一般的な鷹の爪の10倍ほどもあるそうです!

【各国の唐辛子の使い方】
アメリカ

日本でもおなじみの、赤いタバスコソースやハラペーニョから作ったタバスコソースはアメリカ生まれ。西アフリカの料理の影響を受けたクレオール料理やケイジャン料理が特徴的な、ルイジアナ州で作られました。また旧メキシコ領であったアメリカ南西部の、テクス・メクス料理などメキシコ系の料理に唐辛子がよく用いられます。

メキシコ

唐辛子の原産地域で、栽培される種類も多く、様々な使い方がされています。有名なのは「ハラペーニョ」や「ハバネロ」。かなりの辛さです。

イタリア

にんにくと唐辛子でシンプルに味付けした有名なパスタ料理「アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ」のペペロンチーノは唐辛子の意味です。

ハンガリー

ハンガリーで作られた品種のパプリカ。熟したパプリカを乾燥させて粉にしたパプリカパウダーを、グーラッシュなどの煮込み料理にたくさん使います。ビタミンCが豊富で、パプリカを作り出したセント・ジェルジー・アルベルト博士はノーベル賞も受賞しています。日本で「パプリカ」という名で売られている品種とは異なり、皮の薄い品種です。

中国

唐辛子を使う料理といえば、四川料理が有名。また雲南の少数民族も唐辛子を使ったピリ辛の料理を好むそうです。

朝鮮半島

キムチ、チゲなど、唐辛子を使った料理がたいへん多い地域です。市場に行くと多種類の唐辛子が売られ、料理によって使い分けるといいます。キムチには辛みの強い唐辛子だけでなく、甘みと旨みのあるものなどが、ブレンドして使われるそうです。

タイ

タイ料理には唐辛子をたくさん使った辛い料理が多く、辛い料理という印象。いろいろな唐辛子を使いますが、小粒で非常に辛い緑の唐辛子「プリッキーヌー」が有名です。

アフリカ

唐辛子と他の香辛料を合わせてペースト状にしたハリッサを、クスクスなどの料理に調味料として添えます。

インド

スパイス料理に頻繁に唐辛子を使います。カレーの辛みは主に、唐辛子か、ブラックペッパーのようです。インドのスパイス料理は唐辛子だけではなく、さまざまな香辛料をミックスさせた味わいが特徴的。

辛くない唐辛子 ー 甘長唐辛子

広い意味で、辛い種類だけではなく、改良されて辛みのないまたは少ない種類も唐辛子と呼ばれます。代表的なものは、ピーマン、パプリカなど。日本では、甘長とうがらし、ししとう、万願寺唐辛子などがあります。


タカノツメ / 花

上を向いて実っている姿が鷹の爪のように見えることからこう呼ばれます。日本でたいへんなじみ深い唐辛子で、辛みもかなり強い種類です。
タカノツメでリースを作りました 。


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【使いこなそうハーブ&スパイスパワーアップ講座】「S&Bドライキーマカレー」を使って

温めてご飯にかけるだけで、スパイシーでコクのある本格的なドライキーマカレーが食べられる、「S&Bドライキーマカレー」レトルト。水分が少ないので、炒め物やサンドイッチの具など、いろいろに使えそうです。今回は意表をつく、パンの衣のサモサを作りました。


【応用レシピ】ドライキーマカレーのサモサ

サモサはインドの揚げ餃子のようなもの。インド料理の前菜や、スナックとして食べられます。小麦粉で作った皮の中に、ひき肉、玉ねぎ、じゃがいも、スパイス類などを炒め煮にしたものを包み、油でこんがりと揚げます。もちっとしてかりっとした食感で、中身は熱々のおいしさ。
皮から作るとかなり手間のかかるサモサですが、とっておきバージョンは、サンドイッチ用のパンを伸ばして皮の代わりにして、具はゆでた野菜と「S&Bドライキーマカレー」を混ぜ合わせたものを詰めるだけですから、あっという間にできます。おいしさも、満足、満足!

材料

イタリアンパセリとソースとポテトを混ぜる

パンを伸ばす

伸ばしたパンに具をのせ、四方に小麦粉の水溶きを塗る

四隅を持ち上げるようにして包む

材料(12個分)

Herb&Spice
  • イタリアンパセリ ……… 3〜4本

フレッシュ(生)のハーブS&Bでも取り扱っています。

材料
  • S&Bドライキーマカレー ……… 1袋
  • じゃがいも ……… 250g(大2個)
  • 小麦粉 ……… 大さじ3

作り方

  1. じゃがいもは洗って皮をむき、約1cm角の角切りにし、鍋に入れてひたひたの水を注ぎ塩をひとつまみ加えてゆで、つぶれるぐらいになったらざるに上げる。
  2. 1とS&Bドライキーマカレー、みじん切りにしたイタリアンパセリを混ぜ合わせ、すっかり冷めるまで置いておく。
  3. サンドイッチ用のパンを棒で伸ばし、その上に冷ました具を適量のせ、大さじ3の小麦粉を大さじ3の水で溶いて「のり」を作り、パンの四方に塗る。パンの四隅を持ち上げるようにして包み、辺と辺を指で押し付けるようにして閉じ合わせる。
  4. 180度程度に熱したサラダ油で3をこんがりと揚げる。中身にはすべて火が通っているので温まればいい。

ワンポイント

  • じゃがいもはゆですぎないように気をつけて。つぶしても形が少し残る程度にゆであげます。
  • パンは伸ばしすぎると破れやすくなるので注意。
  • 具はすっかり冷ましてから包みましょう。
  • 具の中身は多すぎないように!

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【文】榊田千佳子、エスビー食品 【イラスト】いまいかずよ 【スタイリング】榊田千佳子 【撮影】タケダトオル、榊田千佳子 【料理アシスタント】吉田雅紀子、吉川和美