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エンジョイハーブ お気に入りのハーバルライフを!

ハーブをとことんエンジョイするチャプター。香りのクラフトや、美容とスキンケア等もご紹介。《メリッサ&ローズマリーのハーバルDays》はいまいかずよさんのかわいいイラストでお届けします。《アロマな手作りギフト》では自分にもごほうびの癒し手作りギフトを。生活に即応用できる《ハーブでハウスキーピング》や、S&B商品をハーブでさらにグレードアップする《ハーブ・スパイスパワーアップ講座》に加え、スパイスをクローズアップして世界旅行のように魅力を楽しむ《スパイス世界紀行》も始まりました!

新生活応援アロマ

4月といえば、「新」の付く言葉が多い季節。新入学、新入社、新生活・・・。この「とっておきのハーブ生活」も《新シーズン》を迎えました!そこで新生活(特にビジネスシーン)を楽しくするアロマのプレゼントを考えてみました。どのプレゼントにも精油を使うので、精油の利用法などが書かれた本をいっしょにプレゼントするのもいいですね!

アロマな手作りギフト

アロマネクタイ

女性から男性にネクタイのプレゼント・・・。なかなか難しくもあります。素敵なのをプレゼントしたいけど、好みがわからないし、ちょっと平凡だし。
それならば、プレーンな明るめの色のネクタイにアロマセットを付けて、アロマネクタイにして贈るのはいかがでしょう?ちょっと意外なプレゼントに反応も楽しみです。

材料(プレゼント1セット分)

  • ハーブ精油 ……… 好みのハーブの精油を1~2本

※精油はS&Bでも取り扱っています。

  • ネクタイ ……… 1本
  • フェルト布 ……… 2.5cm ×3.0cmぐらいの大きさのものを3~4色
  • 安全ピン ……… 1本(なるべくデザインのいいものを)

つくりかた

  1. フェルト布を切る。
  2. そのうちの1枚に好みの精油を一滴たらしてしみ込ませ、ネクタイの裏に安全ピンでとめる。
  3. ギフトボックスに、ネクタイ・フェルト布・精油をセットしてラッピングする。

使いかた

  • その日の気分にあわせて、フェルと布に精油をしみこませてネクタイにつけて出勤してもらいましょう!精油の瓶は持ち歩き、気分転換したいときなどに、付け足してもらいましょう。
  • 精油の種類を変えるときはフェルトも変えて。フェルトを洗う時は、ボウルに入れたぬるま湯に洗剤を溶かしてつけ置き洗いにしてもらいましょう。
  • 以上の使い方を書いたカードも添えて。

ワンポイント

  • 香りは、その方に合いそうな精油を選んで差し上げましょう。軽いさわやかな香りが無難です。ネクタイに色が付くと困るので、精油の色が薄いものに限定しましょう。ローズマリー、ラベンダー、ミント、ハッカ、レモン、グレープフルーツなどがおすすめです。特に男性は柑橘系の香りが好きなようです。

精油を染み込ませる

ネクタイを付けたところ


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アロマ名刺入れ

何気ないプレゼントですが、いただいたらそのかわいいアイディアにスマイルが生まれるアロマギフト。
できればその方ようのプライベート名刺を作って、いっしょに入れて贈れるといいですね。精油を加えなくても、バラとスパイスの香りだけでも素敵。

材料(プレゼント1セット分)

  • バラのつぼみ ……… 大さじ2~3。ハーブティー用の香りのいいもの
  • クローブ ……… 大さじ1
  • 精油 ……… サンダルウッド、ゼラニウム、ペパーミント、ローズマリー、ラベンダー

※精油はS&Bでも取り扱っています。

  • 名刺をいれる小さな空き箱 ……… 1個
  • 名刺または小さいカード紙 ……… 数十枚(箱の大きさに合わせて)
  • レースの敷き紙 ……… 1枚
  • きれいな柄の紙ナプキン(またはハンカチ) ……… 1枚

つくりかた

  1. 好みの空き箱(写真は紙箱にプリント布を貼付けた小物入れ)にレースペーパーを敷き、バラのつぼみとクローブを半分量入れて、上に名刺をのせる。
  2. 箱の空いたスペースに残りのバラのつぼみとクローブを入れる。
  3. きれいな紙ナプキン(またはハンカチ)に精油を1~2滴含ませて、箱のふたを閉める。

使いかた

  • 香りを付けたい名刺をアロマ名刺ボックスに入れ、紙ナプキン(またはハンカチ)に精油をしみ込ませて上にのせてふたをする。
  • 名刺が必要なときに必要枚数だけボックスから出し、携帯名刺入れに移す。使い残った名刺はボックスに再度入れておくとまたいい香りになる。

ワンポイント

  • 空き箱は、紅茶の空き箱、お菓子の空き箱など、普段からデザインのいいものをとっておきましょう。
  • 精油は色のうすいものを選びましょう。バラ(水蒸気蒸留)、ペパーミント、ラベンダー、レモン、グレープフルーツ、ゼラニウム、クラリーセージ、ローズマリーなど。香りを変える時は、新しい紙ナプキンを用意しましょう。

紙にエッセンシャルオイルを染み込ませる


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アロマインデックスカード(しおり)

本や資料を読むとき、しおりがあるといいなあ、とおもうことがよくあります。結局手近な紙切れを代わりにはさむのですが・・・。子供のプレゼントのようではありますが、手作りのアロマインデックスカードをもらったらきっとうれしいのでは?
もちろん精油をボトルごと添えて、「香りつきしおり」として使っていただきます。しおりのデザインは自由に。このじゃばら折りのタイプは、中にメッセージやイラストを書いたりできます。または、手元にメモ用紙がないときの緊急覚え書きの紙にもなります。

材料(プレゼント1セット分)

  • 精油 ……… サンダルウッド、ゼラニウム、ペパーミント、ローズマリー、ラベンダー

※精油はS&Bでも取り扱っています。

  • 和紙の折り紙など ……… 薄手のいろいろな色を10枚程度
  • メンディングテープ ……… 数色
  • ひも ……… ビーズの穴に通る程度の太さ
  • 大きめのビーズ ……… しおりの数だけ用意

つくりかた

  1. 和紙が薄い場合・・・2枚を外表に合わせてじゃばらに折る。
  2. デザインをかねて2枚がはがれないように、上下・左右、ところどころ補強を兼ねてメンディングテープでとめる。
  3. 2をたたんだ状態で上部にパンチング器で穴をあけて、ひもを通す。ひもの結び目にはウッドビーズなどの飾りをつける。

使いかた

  • しおりに精油を1滴たらし十分にしみこんでから、しおりとして使いましょう。本を読む時のリフレッシュに役立ちます!

2枚重ねて折る

じゃばらに折る

折ったところをメンディングテープで補強する

パンチで穴を開ける


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【ハーブ&スパイス世界紀行】多彩な魅力、こしょう

こしょう

【英名】Pepper, Black pepper【学名】 Piper nigrum/コショウ科コショウ属/多年草/常緑つる性植物/非耐寒性

【原産地/栽培地】

インド南西部のマラバル地方が原産とされる。現在ではインド、インドネシア、マレーシア、ベトナム、ブラジルなどの地域で栽培されています。

【性質】

こしょうはつる性で、長さは5〜10メートルに達し、自生地では、他の樹木などに絡みついて伸びています。淡黄白色の花を咲かせ後で実る果実は房状につき(一房に50個程度)、赤く熟します。耐寒性はあまりないので、日本で果実を収穫するには、温室で温度管理をして育てる必要があります。

【歴史】

2500年前のインドの書物にもその名前が登場するほど古くから使われているこしょうには、殺菌・抗菌作用があると言われ、食材を長期保存し肉の味をよくする香辛料として、中世から大航海時代にかけて重宝されました。特に中世では、こしょう一粒が銀貨一枚と同じ価値があったそうです。
日本には奈良時代に、中国を経て伝来したようです。同じ辛さのスパイスの唐辛子よりずっと以前に伝来し、唐辛子伝来以前は、辛味をつける香辛料としてよく使われていたといいいます。

【こしょうの種類】

こしょう/Piper nigrum の種類

  • 黒こしょう(ブラックペッパー) ……… 熟していない緑色の実を果皮ごと天日に乾したもの。独特の香気がある。辛みもぴりっとしている。
  • 白こしょう(ホワイトペッパー) ……… 赤く熟した実を水に浸して皮を取り除いて乾燥させたもの。黒こしょうより香りは穏やかで、さわやかな辛み。
  • グリーンペッパー ……… 未熟な果実を塩漬けしたり、あるいは特別な方法(フリーズドライなど)で乾燥させたもので果皮が緑色。マイルドな風味。
  • ピンクペッパー ……… 市場にでまわっているほとんどのピンクペッパーは、こしょうとは異なる植物(コショウボク)の果実を乾燥させたものですが、こしょうの完熟果実を、グリーンペッパーと同様に塩漬けまたは乾燥させたものもあります。
【忘れられたスパイス長こしょう】

同じコショウ属に属する、長こしょう(ロングペッパー)と呼ばれる香辛料もあります。元々はこれらの長こしょうが丸いこしょう(Piper nigrum)の4倍ほどの値段で取引され、貴重な扱いを受けていました。
近年では、その味わいと健康作用が注目され、リバイバルの兆しです。

【長こしょう/ロングペッパー】
  • インド原産のヒハツ/Indian long pepper, Javanese long pepper (Piper longum)
  • 東南アジア原産のヒハツモドキ/Javanese long pepper、またはIndian long pepper(Piper retrofractum)

*沖縄などで古くから香辛料として使われてきました。

【こしょう以外の植物で、こしょう(ペッパー)と呼ばれるもの】
  • ピンクペッパー
    《ピンクペッパーの情報はこちらのバックナンバーをご覧ください》→ 2010 vol.9 変わり種ハーブ図鑑
  • 柚子こしょう
    九州地方などで使われる青唐辛子と柚子を用いた調味料で、最近は全国に広がり、鍋物などに広く使われている。

【食べる!】こしょうを使った料理1

●カマンベールチーズにこしょう/ハーブでようじ

ブラックペッパーを使った簡単レシピです。カマンベールチーズの切り口に、粗挽きブラックペッパーをまぶしただけのアイディア勝負の一品。
ブラックペッパーの代わりに、ホワイトペッパー、ピンクペッパーなどもまたひと味違ったおいしさ!

●ハーブでようじ

チーズを刺すようじもハーブで作りました!ローズマリー、マートル、月桂樹の小枝をようじ代わりに。必ず口に入れても安全なハーブの小枝を使いましょう。

【食べる!】こしょうを使った料理2

●サーロインペッパーステーキ
【材料と作り方】
  1. ブラックペッパーのホール(粒)をすり鉢などで粗く砕き、適量の塩とともにサーロイン肉の両面にまぶし付けます。黒こしょうの量は好みで。焼いているうちにはがれ落ちるので、たっぷりつけたくらいでちょうどいいでしょう。
  2. フライパンにオリーブオイル大さじ1をしき、弱火で、にんにくの薄切りを色づくまで炒めて香りを引き出し、かりっとなったフライドガーリックは取り出しておきます。
  3. にんにくオイルの入った2のフライパンに、ブラックペッパーをまぶしたステーキ肉をのせ、中火で焦がさないように両面を焼く。肉をカットしたときに中心に赤みが残る程度に焼き上げる(ミディアムの焼き加減)。
  4. 皿にルッコラの葉をしき、カットしたステーキをのせ、2のフライドガーリックをトッピングしましょう。

【あそぶ!】こしょうをシェーカーに!粒こしょうを使ったアロマ楽器

こしょうは、お料理をおいしくするもの。でも発想をがらっと変えて、プラスチックのサプリメントの容器に、こしょうの粒を入れて振ってみたら、しゃかしゃかと、とても軽やかでいい音色です。
シェーカーにする容器の大きさや、こしょうの量は、いろいろと試してちょうどよく調節しましょう。

ひとしきり遊んだ後で容器のふたを開けて香りをかぐと・・・つんとさわやかなこしょうの香りが立ち上ります。自作のアロマ楽器の誕生です!
他のスパイスでも試してみましょう。それぞれ異なる音と、異なる香りが楽しめます。シェイカーを振って、その音で、入っているスパイスを当てるクイズも楽しそう!

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【使いこなそうハーブ&スパイスパワーアップ講座】パスタソース「エビトマトクリーム」を使って

ゆでたパスタにあえるだけのS&B「エビトマトクリーム」ソースは、こくがあって香ばしいエビの風味をトマトの酸味と鮮やかなオレンジ色で引き立て、クリームでまったりと調和させた、とってもおいしいソース。そのソースをそのまま使って、本格的なフランス料理のオードブルにチャレンジしましょう。

【応用レシピ】サーモンのハーバルテリーヌ

パスタソース「エビトマトクリーム」をディルといっしょにサーモンのすり身に混ぜてテリーヌにしたら、本格的なハーバルテリーヌになりました。簡単できれいでおいしいので、ぜひお試しを!!

材料

野菜をさっと蒸す

ハーブ入りすり身の上に赤のパプリカをのせる

蒸し上がった状態

材料(10cm×20cm×5cm程度の大きさのキャセロール1個分-約4人分)

Herb&Spice
  • ディル ……… 約10g(みじん切りを大さじ2)
  • こしょう ……… 少々

フレッシュ(生)のハーブS&Bでも取り扱っています。

材料
  • サーモン ……… 800g(中ぐらいの切れ身を4切れ)
  • 卵 ……… 1個
  • 白ワイン ……… 大さじ1
  • S&Bパスタソース エビトマトクリーム ……… 1袋(1人前×2)
  • いんげん ……… 約10本
  • パプリカ(赤/黄) ……… それぞれ1/2個

作り方

材料の準備
  1. サーモンは皮をむき、骨があれば、丁寧に取り除き粗く刻んでフードプロセッサーまたはミキサーに入れ、卵、白ワイン、こしょう少々を加えて、なめらかなすり身になるまで回す。パスタソースを加えて混ぜ合わせる。
  2. ディルは固い茎を取り除き、柔らかい部分をみじん切りにする。パプリカはヘタと種を取り除き、キャセロールの大きさに合わせた薄切りにする。いんげんはヘタを切りおとし、容器の大きさにあわせて切りそろえる。
手順
  1. 準備1の味付きすり身の1/4量を容器に取り分け、ディルを混ぜ入れる。
  2. 蒸し器に水を入れて沸騰させ、パプリカといんげんを入れて約3分間蒸して取り出す。
  3. キャセロールの中に1のディル入りのすり身を均等に入れ、そのうえに準備2の赤パプリカを並べる。さらに1/4量のすり身をのせ、その上に2のいんげんを並べる。
  4. 3の上にすり身の1/4量をのせ、その上に黄パプリカを並べ、最後に1/4量のすり身をのせる。
  5. 湯気の上がった蒸し器に入れ、中火で約10分蒸す。竹串を中心にさして透き通った液がでてきたら、火が通っている。

ワンポイント

  • 野菜をあらかじめさっと蒸しておくと、すり身に火が通りやすい。野菜から水分がでてくるのも防げる。
  • すり身をつくるのにフードプロセッサーがまわりにくい時は、パスタソースもいっしょに加えてまわしてみましょう。水分が加わると混ざりやすくなります。
  • すり身に加えるハーブはディルの他に、チャービル、イタリアンパセリ、チャイブ、タラゴンなども合う。
  • 蒸したての温かいテリーヌもおいしいですが、型から抜きにくく切り分けるのが難しいので、冷めてから型からはずして切るほうが安心です。または冷めた後冷蔵庫で保存し、冷たくしたものを切り分けると締まった食感で本格的なオードブルのようになります。

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【文】榊田千佳子、エスビー食品 【イラスト】いまいかずよ 【スタイリング】榊田千佳子  【撮影】タケダトオル、榊田千佳子  【料理アシスタント】吉田雅紀子、吉川和美