エンジョイハーブ お気に入りのハーバルライフを!

『エンジョイハーブ』では、ハーブを使った香りのクラフト、ハーブ染め、美容とスキンケア等、ハーブをエンジョイするテクニックやアイディアを紹介します。今井和世さんのイラストでお届けする《ビューティーハーブレッスン》。プレゼントにぴったりのアロマなグッズを紹介する《アロマな手作りギフト》。ハーブ&スパイスレシピをグレードアップする《使いこなそうハーブ&スパイス》など盛りだくさん!

冬のギフトにあったかバスグッズ

一年のうちでいちばん寒い1月。木枯らしが吹く街を歩いていると、暖かいお風呂がたまらなく恋しくなります。そんな季節にぴったりの、あったかバスグッズを手作りして、プレゼントしたら、とびっきりのあったか笑顔をお返しにいただけそうですね!

アロマな手作りギフト

【HERB RECIPE 1】炭酸ガスで温浴効果のバスフィズ

お風呂のお湯に、ころんとかわいいボールを入れると、シュワーッとシャンパンみたいな泡(フィズ)!そういうわけで、バスフィズと呼ばれます。またの名をバスボム。Bomb(爆弾)みたいだからバスボムというそうです。
重曹がクエン酸と反応して出る炭酸ガスが、体を温めるので冬にぴったり!湯冷めの心配なしです。重曹にはお肌をつるつるにする作用もあります。ハーブパウダーとハーブの精油を加えて、アロマでカラフルなバスフィズにしました。

炭酸ガスで温浴効果のバスフィズ

ですが、溶け出した後に、お風呂の中にまき散らされてしまうので、量は少な目に。また、あまり多量に混ぜ込むと、形が崩れやすくなります。また、お肌によってはハーブや精油が合わない場合もあります。異常な刺激を感じたら、使用を中止して、ぬるま湯で洗い流しましょう。

炭酸ガスで温浴効果のバスフィズ

材料(直径5cm程度のバスフィズ2〜3個)

herb&Spice
  • バラの花びら
  • ラベンダーの花
  • カモマイルの花
  • ローズマリーの葉

以上すべてドライで

フレッシュ(生)のハーブS&Bでも取り扱っています。

材料
  • 重曹 ……… 50g
  • クエン酸 ……… 小さじ5
  • コーンスターチ ……… 小さじ5
  • 上記のハーブ ……… 小さじ3
  • エッセンシャルオイル(精油) ……… 10滴
  • はちみつ ……… 小さじ1
  • ジッパー付き保存袋
  • 型抜き
  • ラップフィルム

作り方

<材料の準備>
  1. ハーブをすり鉢で粗く砕く。今回は、バラ、ラベンダー、カモマイル、ローズマリーで作ったが、他ミント、ポットマリーゴールド(カレンデュラ)、ローレル(月桂樹)、フェンネルシードなどもおすすめです。
    *粗すぎると、バスフィズを押し固めるときに、うまくくっつかなくなるので注意。
  2. エッセンシャルオイルはラベンダー、ローズマリー、オレンジ、ゼラニウム、ジャスミン、イランイラン、パチョリ、レモングラスの中から一種類、または数種類を選び、合わせて10滴混ぜ込む。他にも肌にやさしい精油ならなんでもOK
<手順>
  1. ジッパー袋または厚手のビニール袋に重曹、クエン酸、コーンスターチ、ハーブを入れて振り混ぜる。
  2. 1に、はちみつを加えて、ジッパー袋の上からよくもんで全体に行きわたるようによく混ぜ合わせる。
  3. 2に精油10滴を加え、さらによく混ぜ合わせる。
  4. ゼリーの型などにラップフィルムを敷いて、3をラップの上にのせてぎゅっと堅く詰めて、ラップごとそっと外す。子供のガチャポンの入れ物を使うと、半円形のものがうまく作れる。この場合は、小さい穴にようじを刺してはずせる。ラップで包んで手でぎゅっと握って押し固めてもいい。
  5. できあがったバスボムは一つずつラップで包み、湿気がはいらないようにガラス容器などに保存する。香りが飛ばないように、ラップは使う直前にはずす。
<ワンポイント>
  • うまく固められないときは、はちみつをさらに少しずつ加えてよく混ぜ合わせます。入れすぎるとべたべたになるので注意。また、はちみつなど水分を入れすぎると、クエン酸と重曹が反応を起こしお風呂に入れる前に炭酸ガスが発生してしまいます。
  • 上記の材料で作った場合、全部一度に入れてしまっても、多すぎることはない量です。お風呂の大きさや、香りの好みで、個数(量)は加減しましょう。

ギフトでアピール!

  • バスフィズを作るときに、中にバラのつぼみなどを仕込んでおくと、溶けるときに飛び出してきて面白い!
  • 浴槽にお湯をためて、先にお風呂につかってからバスフィズを一個(大きさによっては数個)入れて、シュワーッとした泡と香りを楽しみましょう。

【HERB RECIPE 2】天国の香りせっけんギフト

最近はまっている石けん作り。石けんを本格的に作る場合は、油脂(オリーブオイルやパームオイルなど)に苛性ソーダやオルトケイ酸ソーダを少量の水で溶かしたものを加えてかくはんして、固形状にして作ります。
もう一つの作り方は、市販の植物性せっけん素地(ベース)に、ハーブのエキス、はちみつ、シアバターなどお肌にいいものを加えて練り混ぜる方式です。
いろいろ試してみましたが、今では、練りまぜ方式でつくったせっけんが一番好き!とろっとろの泡で香りも素晴らしく、洗った後のお肌はつるつるもちもちで、幸せな気分になります。ラッピングに工夫してかわいくプレゼントしましょう。

天国の香りせっけんギフト

天国の香りせっけんギフト

材料(5cm×3.5cm×1cm位の大きさの石けん約30個分)

herb&Spice
  • マシュマロウルート ……… 20g
  • ラベンダー ……… 15g
  • ローズピンク ……… 15g
  • カモマイル ……… 15g
  • マリーゴールド ……… 5g
  • ローズマリー ……… 15g
【精油】
  • パチョリ ……… 15滴
  • ゼラニウム ……… 15滴
材料
  • 石けん素地 ……… 1kg
  • シアバター ……… 10g
  • はちみつ ……… 大さじ5
  • 熱湯 ……… 2リットル
【用具】
  • 大鍋
  • 水切り用ネット(目の細かいもの) ……… 1袋
  • ペーパータオル
  • 水切り用ザル

作り方

<材料の準備>
  1. マシュマロウルートはミルなどで、なるべく細かい粉状にしておく。
  2. ハーブなど材料はすぐに使えるようにあらかじめ計量しておく。
<手順>
  1. 大鍋に水を入れてマシュマロウルートを加え弱火で30分、煮出す。
  2. 各ハーブ材料を1の鍋に投入し時々かき混ぜながら、ことことと約15分間煮出す。
  3. 鍋にふたをして冷めるまで置き、水切りザルに水切り用ネットをセットし、ボウルにハーブ液をこしとる(液が冷めているので手でぎゅっと絞れる)。
  4. 3のハーブ液を洗った鍋に戻し、フレーク状の石けん素地を少しずつ加え、木べらでよく混ぜ溶かし弱火にかけて、なめらかな半透明状になるまで練り混ぜる(約15分)。
  5. シアバターとはちみつを加えて、さらに良く混ぜる。
  6. 精油を加えて良く混ぜ、熱いうちにバットなどの型に流し入れる。
  7. 翌日型から出し、1ヶ月ぐらいかけてすっかり乾燥してから好みの大きさに切り分け、さらにしっかりと芯まで乾燥させてから、紙箱など通気性の良い容器で保存。包む場合は和紙など紙に包む。

ギフトでアピール!

  • 泡立てネットで、もこもこに泡立てて、全身を洗いましょう。

【HERB RECIPE 3】ハーバルバスボール

タイの健康法でも使われるハーバルボールにヒントを得たバスサシェです。11月号の「ミセス・メリッサのビューティーレッスン」では、ぬかやおから、スキムミルクなどのしっとり食品と組み合わせましたが、今回はプレゼントしやすいように、ハーブだけのバージョンです。
ガーゼでくるんだハーブがお風呂の中でお湯を含み柔らかくなったところで、パタパタとパッティングしたり、やさしくこすったり、お風呂でのんびりビューティータイムを。ハーブの香りでリラックス!

ハーバルバスボール

ハーバルバスボール

材料(ハーバルバスボール4個分)

herb&Spice
  • バラの花びら ……… カップ1
  • ポットマリーゴールドの花 ……… カップ1
  • ラベンダーの花 ……… カップ1
  • ローズマリーの葉 ……… カップ1

以上、すべて乾燥(ドライ)ハーブ

材料
  • ガーゼ布 ……… 約25cm角にカットして4枚(2重にする場合は8枚)
  • 輪ゴム ……… 4本
  • リボンやひもなど ……… 4本

作り方

<手順>
  1. ガーゼ布を広げる。目が粗い場合は2重に重ねる。
  2. ハーブの材料を、それぞれガーゼの上にのせ、輪ゴムでしっかりとくくる。材料を入れたボール状の部分は、成分がしみ出しやすいように、ゆったり目にしておく。

ギフトでアピール!

  • お風呂で身体を洗った後、湯船で暖まりながら洗面器に入れたお湯の中にハーバルボールを一つ入れ、揉まずにお湯を含ませておきます。
  • 洗い場でハーバルボールを身体にパッティングしたり、こすったりして中の成分を肌になじませましょう。
  • 使い終わったハーバルバスボールは、そのまま浴槽に入れてバスサシェとして使いましょう。

【ハーブ&スパイスパワーアップ講座】SPICE&HERBシリーズ「ピンクペッパー」を使って

S&Bの「SPICE&HERB」シリーズは全194品の幅広い品揃えと、様々な工夫がされた使いやすいパッケージが好評です。ピンクペッパーは最近、料理の彩りによく使われるようになったスパイスで、鮮やかな赤色が見た目のアクセントを付けてくれます。ピンクペッパーはいくつかの種類がありますが、S&Bのピンクペッパーは、コショウボクの果実を乾燥させたものです。

SPICE&HERBシリーズ「ピンクペッパー」

ホタテ・大根・ピンクペッパーのサラダ

今が旬のみずみずしい大根をうす〜くスライスして、塩でしんなりさせたところに甘みのあるホタテ、さわやかな柚子のジュースと香り高い柚子の皮を加え、オリーブオイルで味をまとめ上げました。
仕上げは甘みとほんのり辛みがおいしく、ローズピンク色が目においしいピンクペッパーをぱらりと振って。大根の白、ホタテのクリーム色、柚子の黄色にピンクペッパーが映えて、きれいでおいしい簡単サラダです。

ホタテ・大根・ピンクペッパーのサラダ

材料(2人分)
  • 大根 ……… 約250g
  • 柚子 ……… 1/2個
  • ホタテ貝柱 ……… 約4個
  • ピンクペッパー ……… 小さじ1
  • 塩 ……… ひとつまみ
  • オリーブオイル ……… 小さじ2
作りかた
<材料の準備>
  1. 大根は皮をむき、なるべく薄くスライスする。
  2. 柚子は水でていねいに洗い、皮を包丁で薄くそぎ取る(柚子1/4個分くらい)
  3. ホタテ貝柱は、厚みを半分にして、更に1/2の半月型に切る。
<手順>
  1. スライスした大根に塩をふりかけかるくもみ、5分ほどおく。これをごく軽くしぼって、余分な水分をのぞく。
  2. 1にそぎ取っておいた柚子の皮を混ぜ入れ、柚子のジュースも絞り入れる(1/2個分)。ここで味見をして、味が薄ければ、塩を少々加えて、味をなじませる。
  3. オリーブオイルを加えて和え、最後にピンクペッパーを振りかけ軽く和える。

レシピメモ

  • ピンクペッパーは柔らかくて壊れやすいので、最後に加えて軽く混ぜるだけにしましょう。
  • 柚子の替わりに、スダチ、カボス、レモン、グレープフルーツなど他の柑橘でもおいしい。酸味はそれぞれちがうので、味見をして加減しましょう。
  • カブの出回る時期には、カブで作るとよりなめらかで甘みのあるサラダに!

※【注意】野菜のスライサーを使うときは、手を切らないように注意しましょう。軍手などで手を保護するのをおすすめします。

【文】榊田千佳子、エスビー食品 【イラスト】いまいかずよ【スタイリング】榊田千佳子 【撮影】タケダトオル、榊田千佳子 【料理アシスタント】吉田雅紀子、吉川和美