心と体をいたわるアロマテラピー・・・《アロマでいたわるハーブ》では、家庭や職場で楽しめる実践的なアロマテラピーを優しくレッスン。生活の様々な場面でのエッセンシャルオイルの使い方を、毎回テーマを変えてご提案します。ハーブに加えてアロマもライフスタイルの一部にしてみませんか。改めてアロマテラピーの基本を学ぶ《アロマはじめの一歩》コーナーも新設しました。
2008年、干支は一番はじめの子歳、全てがスタートに相応しい年になりそうな予感がします。正月、バレンタイン、入社、入学シーズンとお祝い事も続きます。年初め、今年一年幸せで健康に過ごせるようなお祝いの香りを考えてみませんか。
幸せな気持ちを込めて、意味深な創香と参りましょう。ハーブやアロマには、古代より様々な儀式、セレモニーに使用されてきました。香りは、私達の潜在意識や無意識の扉を、ある時突然に開けてしまうものです。 逆に潜在意識に対して、香りの擦り込みをしてみては如何でしょうか? “ I will be Happy!! We are Happy!! ”そう唱えながら香りを組み立ててみましょう!
それでは祝いの意味のある精油を選択してみましょう。
| ローズabs | 古くから『愛情』を象徴する香りとして知られています。エレガントで優しい香りは、愛情深い女性の象徴的なイメージです。 |
| ジャスミンabs | 官能的で優美。大人っぽい力強い香りで、パワフルな愛の香りにぴったりです。 |
| オレンジ・スイート | たくさん実をつける柑橘類は「無垢と多産」の象徴として花嫁に送る習慣があります。中国(日本)の新年に飾られ、新しく始まる12ケ月の幸福と繁栄を願うシンボルです。 |
| ネロリ | オレンジの花の香りであるネロリは、幸福の象徴です。フランス、イタリアでは幸せを運ぶ香りとして知られています。 |
| バジル | 学名のBasilicumは、王者の意味を持ち、イタリアでは愛を伝える時には必ずバジルを携帯していたそうです。永遠の愛の香りです。 |
| セージ | 『幸せになりたかったら、庭にセージを植えなさい。』家庭の幸せを育む香りです。健康と家庭安泰の象徴のハーブとして知られています。 |
| スイートマジョラム | ギリシャの愛と美の女神アフロディーテが、幸福のシンボルとして尊重した香りです。 |
| カモミール・ローマン | 『逆境に打ち勝つエネルギー/親交』の花言葉を持つ甘いリンゴのような香り。お子さんや高齢者の方へも安心してご利用いただけます。 |
| レモンバーム(メリッサ) | 学名Melissaは蜜蜂の意味で、花から花へ飛びながら幸運を運ぶという意味を持ちます。 |
| ローズマリー | 記憶力、集中力を高め、永遠の若さを保つので、幸運を呼ぶ香りとして知られています。 |
| ラベンダー | 花言葉は「期待」。幸せを期待しましょう。子供にも使用出来る香りです。 |
幸せになりたい気持ちを込めて、フレグランスを作成するのが一番です。アロマの自然香水をいつも携帯し、運気アップさせましょう。
*無水エタノールだけで作成の場合には1週間程度寝かせて香りを馴染ませます。
| ハッピーチャイルド | ラベンダー5+カモミール・ローマン2+マンダリン8 |
| ヒーリング | ネロリ2+オレンジ・スイート6+ラベンダー2+イランイラン1 |
| ラビングユー | ローズabs.3+イランイラン2+サンダルウッド2+レモン2+グレープフルーツ3 |
| バランス | オレンジ6+ベルガモット5+ネロリ2+ゼラニウム1 |
| グッドラック | ベルがモット7+ジャスミン2+パチュリー1 |
| スピリチュアル | メリッサ2+レモン8+スイートマジョラム2+フランキンセンス1 |
| エナジー | グレープフルーツ10+ユーカリ2+ジュニパー1+パチュリー1 |
次の項目のベーシックアロマ、ブレンドの法則、鉄則を読めばブレンディングがさらに上達します!
今回は、ブレンドの方法について少し詳しく説明しましょう。
アロマテラピーを実践する際、1種類の精油だけを使うこともありますが、多くの場合、数種類の精油をブレンドして使用します。それはなぜなのでしょうか?
精油はさまざまな香りを持っていますし、私たちの香りの好みも十人十色。アロマテラピーでは嫌いな香りを無理して使う必要はありませんが、せっかく香りを楽しむのであれば、ちょっと苦手な香りにも挑戦できたらうれしいですね。ブレンドをしてみると、これまで苦手だった香りが好きになることもよくあるのです。
ブレンドした精油同士がお互いの効果を高めてくれるような効果を「相乗効果」といいます。たとえば心を落ち着かせたいとき、鎮静効果のある精油を1種類だけ使用する、あるいは気持ちのバランスをとってくれる働きのある精油を1種類だけ使用する、というよりは、これら2種類の精油をブレンドすることで、それぞれの精油がお互い協調してその働きを高め合い、より効果的に心に働きかけることもあります。
バスソルトを作ろう、と思ったとしましょう。「今日はすごくリラックスしたい気分だけど、肩や首がとてもこっているから、これもいっしょに解消したい、あっ、ちょっと便秘気味だからできればこれもいっしょに・・・」などと思うことはよくあります。いくつかの心身の状態に同時に働きかけようとしたら、ひとつの精油だけで対応するのは大変。数種類の精油を選んで使えば、より今の心身の状態に適したバスソルトが作れますね。
その他にもブレンドは、香りの持続時間を調節し、世界にひとつ、自分だけの香りを作る、という創造的な喜びを満たしてくれる作業でもあります。
ブレンドには経験を積むことが大切ですが、いくつかポイントを押さえて行うと、あまり失敗をせず、よい香りをブレンドできます。まずはブレンドの目的をハッキリさせる。何のためのブレンドか、どんな香りを作りたいのか、といったことを最初に明確にしておきます。
その他のコツを挙げておきます。
トリートメントオイルなどであれば、3〜4種類を目安にしましょう。
フレグランスを作る場合には、以下の精油の濃度(付香率)を参考にしてください。
| 分 類 | 濃度(付香率) | アルコール | 水(蒸留水) | 香りの持続時間 |
| 香水(パルファム、パフューム) | 15〜30% | 70〜85% | 0% | 5〜7時間 |
| オードパルファム | 10〜15% | 80%程度〜 | 5〜10% | 5時間以内 |
| オードトワレ | 5〜10% | 80%程度 | 10〜15% | 3時間程度 |
| オーデコロン | 2〜5% | 80% | 15〜18% | 1〜2時間 |
ノートとは香りの持続時間、つまり精油の揮発度を表す目安です。持続時間はそれぞれの精油で異なり、短い順番からトップ、ミドル、ベースに分類されます。ブレンドはトップ、ミドル、ベースをバランスよく配合することから始めてみましょう。またノートという言葉は、グリーンノートやフローラルノートといったような香りの系統を表すときにも使われる表現です。
| ノート | 特 徴 | 持続時間 | 精 油 |
| トップ | 揮発度が高く、爽やかな軽い香り。香りの最初の印象を決めます。 | 30分〜2時間 | ベルガモット、グレープフルーツ、レモン、オレンジ・スィート、ローズマリー、ジュニパー、ティートリー、ユーカリ、ペパーミントなど |
| ミドル | 香り全体の豊かさを演出し、ブレンドの個性となります。 | 2〜5時間 | カモミール・ローマン、クラリセージ、フランキンセンス、ゼラニウム、ラベンダー、スィートマージョラム、ネロリ、ローズオットー、メリッサなど |
| ベース | 揮発度が低く、長く残る重い香りです。 | 5時間〜数日 | ローズアブソリュート、ジャスミン、パチュリ、サンダルウッド、イランイラン、ベチバー、ベンゾインなど |
ブレンドをする時には、使用する精油の香りの強さ、弱さにも気を配る必要があります。バランスのよい香り作りのためには、強い香りは控えめに、弱い香りは、個性を主張するためには多めに配合する必要があります。また弱い香りは、香りのバランスを全体的に整えるためにも使えます。注意して頂きたいのは、強い香りは比較的持続性があり、弱い香りは、初めに強く感じても直ぐに香りが飛んでしまうものを指します。
| 香りの強さ | 精 油 |
| 強 | ジャスミン、ローズアブソリュート、パチュリ、イランイラン、ゼラニウム、カモミール・ローマン、カモミール・ジャーマン、ベンゾイン、クラリセージ、ベチバーなど |
| 中 | ネロリ、メリッサ、フランキンセンス、ラベンダー、ユーカリ、ティートリー、ペパーミント、スィートマージョラム、サンダルウッドなど |
| 弱 | ベルガモット、グレープフルーツ、レモン、オレンジ・スイート、ローズマリー、ジュニパー、など |
香りを嗅いだときの印象による分類です。精油を植物から抽出するときの抽出部位が反映されることが多いです。同じグループの同士、隣り合うグループ同士の香りの相性はよいです。またシトラス系はどのグループとも相性がよいので、ブレンドの目安にしてください。

年々、冬も暖かくなっているとはいえ、やはり1、2月は寒い日が続いていますね。この時期、役立ってくれるのがスパイスです。シナモンをきかせた紅茶やコーヒーは、ほっと体を温めてくれます。昨年11月に北インドでホームステイをしてきたのですが、そこでいただいたインド式のミルクティー「チャイ」も、シナモンやジンジャーの風味がするものでした。
今回は、このホームステイ先での家庭料理についてお話したいと思います。北インドの料理は、皆さんが想像されるようにスパイシーなものが多いのですが、ステイ先のお宅の料理はそれほどでもなく、食べやすく優しい味で、沢山頂いてしまいました。
料理を作るのは、お手伝いの16〜17歳位の男の子。そのお宅に来てから料理を教わったそうですが、手際良い上に実は丁寧。例えば、ホールの唐辛子は、辛味の強い種付近は取り除いて使っていました。これは外食では全くと言っていいほど見られず、これが「優しい味」の一因でした。
また、意外だったのが、家庭に常備していたスパイスがシンプルだったこと。「インドの家庭にはさぞかし多くのスパイスがあって、それを毎日調合して…」などというイメージを持っていましたが、ターメリック、クミン、マスタードシード、フェネグリーク、コリアンダー、チリペッパーのたった6種類。ほとんどの料理がこれらのスパイスのうち2・3種類で風味付けされていましたが、毎食様々な料理で違った味わいを楽しめました。
11日間に渡ってありとあらゆる料理を食べ回った旅だったのですが、全てを振り返ってもこの家庭料理が一番美味しかったと思います。
いろいろなスパイス料理に挑戦したいと思っている私ですが、気にいったスパイス数種類を使いこなすことのや良さと、丁寧に料理をすることの大切さを気づかされたのでした。シンプルに、でも丁寧にこころを込めて。「家庭料理」とは世界共通ですね。
まだまだ寒い2月ですが、かすかに春の足音を感じます!「つまんで食べたいフィンガーフード」は、かわいい、かわいい手まり寿司。プチマフィンとワンタンもおもてなしにぴったり。いまいかずよさんのイラストでお届けするビューティーハーブレッスンも注目!
