Delicious Herb

ハーブの香りと風味を生かした料理やお菓子などハーブレシピを、ベーシックから「ひと味違う」応用メニューまで、わかりやすいレシピでお届けします。《食べて元気!サプリなレシピ》では、身体にいい医食同源のシンプルレシピ。注目は、《つまんで食べたいフィンガーフード》と《見直そう和のハーブ》。ハーブの新しい魅力と伝統的な魅力の両方をご案内。《とっておきのハーブティー》も必見です。

元気に食べて梅雨を乗り切る!

じめじめした梅雨の季節は、ハーブの最盛期と重なります。気温も下がり、なんとなく活動力が低下するこの時期、ビタミンたっぷり、たんぱく質たっぷりのレシピで身体にエネルギーを!

食べて元気!サプリなレシピ

今月のサプリなレシピは、お茶特集!緑茶(抹茶)、紅茶、ウーロン茶と、世界のお茶を使ったお料理。抗酸化作用全開です!そして、お肉を使ってビタミン、たんぱく質強化。野菜中心のメニューが多くなっていますが、ときにはお肉やお魚で、身体にパワーを与えるのも必要かも。もちろんハーブをたくさん使って、ヘルシーにパワフルに!

【HERB RECIPE1】サーモンのマッチャソース

サーモンのオレンジ色には強力な抗酸化物質が含まれているそうです。見ているだけでも元気になりそうなこの色を際立たせるグリーンの抹茶ソースが決め手。ディルは消化を助け、サーモンと相性ぴったりのさわやかなフレーバーを加えます。


混ぜるだけのソースを、焼いたサーモンにかけるだけでフレンチ風に
【レシピのポイント】・抹茶マヨネーズソース・レモンの皮・抗酸化物質

材料(2人分)

ハーブ&スパイス
  • ディル・・・約20g(枝先を5〜6枝)

フレッシュ(生)のハーブS&Bでも取り扱っています。

食材
  • サーモン・・・ 2切れ(ブロックのものを切りわけるといい)
  • いくら・・・大さじ1
  • レモン・・・1/2個
  • オリーブオイル・・・小さじ1
  • 塩・こしょう・・・少々
*抹茶ソース
  • 抹茶・・・小さじ2
  • マヨネーズ・・・大さじ2
  • 牛乳・・・大さじ2
  • 塩・こしょう・・・少々

つくりかた

材料の準備

レモンは筋状に皮をむいて、半月型に切る

  1. ソースの材料を混ぜ合わせる。レモンの皮をピーラーなどを使ってすじ状にむき、トッピング用にとっておく。むいた中身は半月またはくし形切りにする。ディルは洗って、水気をとる。
  2. サーモンに塩・こしょうをして、10〜20分ほどおく。
手順

材料を混ぜ合わせて抹茶ソースをつくる

サーモンはこんがりと、中は柔らかく焼く

  1. 抹茶ソースを作る。抹茶の材料を混ぜ合わせて抹茶ソースを作る。
  2. フライパンを熱してオリーブオイルをなじませ、準備しておいたサーモンの水気を拭き取って入れ、両面こんがりと焼く。中はやっと火が通るぐらいに。焼きすぎるとパサパサしてしまう。
  3. 皿にディルを敷き、サーモンを盛り付けて抹茶ソースをかけ、レモンの皮、いくらをトッピングし、レモンを添える。

レシピメモ
  • サーモンを焼きすぎないように注意。
  • ソースとトッピングはお皿に盛ってから最後に。

【HERB RECIPE2】ポークの紅茶煮スパイシーソース

友人の中島さんの定番料理で、よく差し入れをして頂いた一品。おいしくて簡単で愛情たっぷり。ソースのバリエーションで味わいもさまざまに。 豚肉にはビタミン類がたっぷり。しょうが、ローズマリー、タイム、八角で香り良く消化もよくなりそう。


全部の材料を鍋に入れて弱火で一時間煮て一晩おくだけで、簡単豪華な一品に!
【レシピのポイント】・一時間煮るだけ・作り置きOK・紅茶でいい香り

材料(4人分)

ハーブ&スパイス
  • ローズマリー・・・半枝
  • タイム・・・5本

フレッシュ(生)のハーブS&Bでも取り扱っています。

食材
A.豚を煮込む材料
  • 豚肩ロース・・・500g
  • 紅茶・・・ティーバッグ2袋
  • しょうが・・・約15g(約1/3本)
  • ネギ・・・約30g
B.合わせ調味液
  • しょうゆ ・・・150cc
  • 酒・・・75cc
  • みりん ・・・75cc
  • 酢 ・・・75cc
  • 八角(スターアニス) ・・・2個
C.付け合わせ野菜
  • ネギ・・・約1本
  • マーシュ・・・約20g(1〜2パック)
D.ソース
○わさびソース
  • ヨーグルト・・・大さじ3
  • 練りわさび・・・小さじ1
○ごま油風味
  • Bの合わせ調味液・・・大さじ3
  • ごま油・・・小さじ1
○辛子マヨネーズ
  • Bの合わせ調味液・・・大さじ1
  • 練りからし・・・小さじ1
  • マヨネーズ・・・大さじ1

スパイスS&Bでも取り扱っています。

つくりかた

材料の準備

豚肉にしっかりとたこ糸をかける。きつすぎないように。

  1. 一日目:肉をたこ糸でくくる。Bの合わせ調味液をつくる。
  2. 二日目:Cの付け合わせのネギは白髪ネギにして、マーシュは洗って水気をきる。Dのソース3種を作っておく。
手順

ハーブといっしょに調味液に漬け込む

3種のソースを作って添える

  1. 鍋に水1リットルをいれ、沸騰してからAの材料をすべて入れ、一時間弱火で煮込む。
  2. 一時間後火を止めて、冷めるまで鍋に入れておく。
  3. Bの合わせ調味料をジッパー袋の中にBの合わせ調味液とローズマリーとタイムを枝ごと加え、鍋から冷めた2の肉を取り出して漬け込む(約一晩)。
  4. 3で漬け込んだ肉をスライスし、Cの付け合わせと一緒に盛り合わせ、ソースを添える。

レシピメモ
  • 残った肉は調味液につけておけば冷蔵庫で2〜3日保存できるが、味は濃くなる。サラダなどに入れてもおいしい!
  • 調味液ごと冷凍もOK
  • 作り置きできるのがうれしい!

【HERB RECIPE3】ウーロン茶しゃぶしゃぶ

ビタミンと良質のたんぱく質で、最近人気の豚肉。しゃぶしゃぶでお肉の旨みを味わいたいところ。ウーロン茶の脂肪を分解させる作用を期待して、ウーロン茶しゃぶしゃぶにしてみました。さっぱりとして、目からうろこのおいしさ。 クレソンは、血液を浄化してくれるハーブ。いっしょにしゃぶしゃぶして、たっぷり食べてスタミナをつけましょう!


ペットボトル入りウーロン茶で、食べたくなったらすぐにつくれる!
【レシピのポイント】・ウーロン茶で脂もさっぱり・クレソンの抗酸化作用・10分で準備完了

材料(2人分)

ハーブ&スパイス
  • クレソン・・・3束(約150g)
  • タイム・・・約8本
  • しょうが・・・ひとかけ
  • ハバネロ(粉末)・・・少々

※ハバネロの代わりに、一味唐辛子、カイエンヌペッパーなどの唐辛子でもOK

フレッシュ(生)のハーブS&Bでも取り扱っています。

食材
  • 豚肉しゃぶしゃぶ用・・・300g
  • ネギ・・・1/2本
  • ウーロン茶・・・約500cc
  • ごまだれ・・・約大さじ6
  • ポン酢・・・約100cc

つくりかた

材料の準備

鍋にウーロン茶、ねぎ、しょうがをいれる

  1. 2種のつけだれを用意する。
    A:ごまだれにタイムの葉を混ぜ入れる。
    B:酢にハバネロを振り入れて混ぜる。
  2. クレソンは洗って軸の特に硬いところだけを切り捨てる。ネギは洗ってぶつ切りに。しょうがは洗って、皮のまま薄くスライスする。
手順

皿に豚肉とクレソンを盛り付ける

豚肉とクレソンでしゃぶしゃぶ

  1. 鍋にウーロン茶を入れて、しょうがとネギを入れて温める。
  2. 皿に、豚肉とクレソンを盛り付ける。
  3. 鍋のウーロン茶を沸騰させ、クレソンと豚肉を入れてしゃぶしゃぶにする。

レシピメモ
  • 豚肉はサッと、でもしっかりと火が通るように調理しましょう。
  • 材料は、牛肉など他のものでもOK。脂分の多い肉をおいしく食べるのにぴったり。白髪ネギをたくさん入れて食べるのもおいしい。
  • クレソンの代わりにチャービル、イタリアンパセリ、ルッコラなどの外国のハーブや、せり、三つ葉など日本のハーブでもヘルシーでおいしい。香りの違いで味わいも変わる。ハーブを盛り合わせてもいいでしょう。
  • しゃぶしゃぶのあとのウーロン茶スープに塩、しょうゆを足して味付けし、雑炊にして卵でとじてもおいしい!

【とっておきのハーブティー】カモマイルティー

摘みたての花をティーにしたフレッシュカモマイルティーは、春にだけ飲めるスペシャルハーブティー。薬効は乾燥花の方がより高いのですが、おいしさはフレッシュが一番!青リンゴのような甘い香りの、育てている人だけが味わえる、素朴でぜいたくなハーブティーです。ローマンカモマイルは苦みが強いので、ジャーマンカモマイルのほうが飲みやすいでしょう。
カモマイルの花のティーには抗炎症・鎮静作用などがあり、消化を助け、体を温め、眠りに誘うとされます。熱を下げる作用もあり、風邪のひきはじめにも適しています。

材料(1杯分)

  • 摘みたてのカモマイルの花・・・約10個
  • 沸騰したてのお湯・・・約200cc

作り方

  1. カモマイルの花は開花して2〜3日ぐらいたって、きれいに開いて充実しているものを摘み取る。収穫は、なるべく晴れた日の午前中に(精油成分が多いので)。頭花のみをはさみで切り取る。
  2. アブラムシがついていることもあるので、ざるに入れてボウルに水を張り、流水でやさしく振り洗いを繰り返す。5分ほど水につけておいたあとに振り洗いをするといい。
  3. ティーポットとティーカップを温めておく。ポットにカモマイルの花を入れ、沸騰したてのお湯を注ぎ、ふたをする。または、カップに直接カモマイルの花を入れ(カップ1個につき、花約10個)、ソーサーをふた代わりにする。約5〜7分間待つ(ポットカバーをかけるとティーが冷めない)。
  4. ポットのティーをカップに注ぐ。カップに直接入れたものは、ソーサーのふたをはずして、そのままいただく。

レシピメモ
  • 一度に使い切れない場合は、ティッシュでくるんでビニール袋に入れ、冷蔵庫に(2〜3日)。または洗って水気をとった後でフリーザーバッグに入れて、冷凍庫で保存(約1ヶ月)。

    ※乾燥保存する場合は、洗ってペーパータオルなどで水気をとったあと、ペーパータオルをしいたザルの上などでカラカラに乾燥させる。芯に水分が残るので、しっかりと乾燥させる。10日から2週間ほどして、すっかり乾いたら、ガラス瓶に入れてなるべく冷蔵庫で保存(色と風味が変わらないように)。

【文】榊田千佳子 【スタイリング】榊田千佳子 【撮影】タケダトオル、榊田千佳子 【料理アシスタント】吉田雅紀子、吉川和美

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