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- 2007 April vol.1
Delicious Herb
ハーブの香りと風味を生かした料理やお菓子などハーブレシピを、ベーシックから「ひと味違う」応用メニューまで、わかりやすいレシピでお届けします。《食べて元気!サプリなレシピ》では、身体にいい医食同源のシンプルレシピ。注目は、《つまんで食べたいフィンガーフード》と《見直そう和のハーブ》。ハーブの新しい魅力と伝統的な魅力の両方をご案内。《とっておきのハーブティー》も必見です。
4月は、仕事や学校が新しい一年を迎え、何かと周辺がバタバタとあわただしくなりがちですね。そんなときでも大切なのは、身体にいいおいしいものをバランス良く食べること。そうすれば、きっと身体は免疫機能を発揮して、病気にかかりにくくさせてくれるでしょう。シンプルでバランス良く。それが4月のキーワードです。
時間に追われる毎日、10分でハーブを生かしたおいしくヘルシーなものを作れたら・・・というコンセプトではじめた「とっておき10分クッキング」。今回はDONBURI特集です。肉をいっさい使わなくてもコクがあっておいしいドンブリや、ヴォリュームたっぷりのハーバルロコモコなど。とにかく簡単でおいしい!
旨みがでる揚げといっしょに、抗ガン作用で注目のきのこ類とデトックス作用のあるセロリを炒め合わせ、ちょっと意表をついて、とろろを最後にかける。ムチン質が豊富で精力もつくとろろは、このDONBURIの栄養価を大きくアップさせています。

- セロリ ・・・葉付きのものを1本
- 粗挽き唐辛子または糸唐辛子 ・・・少々
- エリンギ ・・・2本
- えのきだけ ・・・1束
- 長芋 ・・・約300g
- 揚げ ・・・1枚(約50g)
- 玄米ご飯 ・・・ご飯茶碗に一杯強
- しょうゆ ・・・大さじ2
- 砂糖 ・・・大さじ1
- めんつゆ ・・・大さじ2

火の通りの悪いエリンギは小さめに切る
- 揚げは1cm×2cm程度、洗った野菜類は2cm程度の長さに切りそろえる。
- 長芋は皮をむいてすりおろし、めんつゆ大さじ2を混ぜておく(めんつゆの量は味見して加減する)。
- 玄米ご飯を炊いておく。

きのこ類と揚げは強火で炒め合わせる

セロリは食感を残すように後で加えて
- フライパンを熱し、揚げを両面にこんがり焼き色が付くように素焼きにする。
- 1にエリンギとエノキを加えて、きのこから水分がでて柔らかくなるまで強火でさっさと炒め合わせる。
- 2にセロリを加え、シャキッとした質感が残るように強火で手早く炒め合わせ、ちょっとしんなりしたら、しょうゆと砂糖を加えて絡ませるように炒め合わせる。味見をして量を加減する。
- 器にご飯を盛り3の具をたっぷり目にのせ、準備しておいたとろろをとろりとかけ、トッピングにトウガラシを振りかける。
- 材料は残り野菜で応用してみましょう。クレソン、バジル、パセリ、しそ、みつば、せり、しょうが等ハーブ(香味野菜)を何か一種類加えると味にアクセントがついておいしい。
- 砂糖の量は好みで加減を。しょうゆの代わりにナムプラーを使うとエスニックに。
- とろろはやまと芋ではなくて、水分の多い長芋を使うのがポイント。
中国料理にヒントを得た一品。とろみをつけた、卵とトマトのとろとろ食感には、ちょっとかりかりの食感も欲しいのでフォーを揚げてトッピングしました。

- クレソン ・・・1束
- ニンニク ・・・1片
- こしょう ・・・少々
※フレッシュ(生)のハーブはS&Bでも取り扱っています。
※スパイスはS&Bでも取り扱っています。
- トマト ・・・400g(約2個)
- 長ネギ ・・・・800g(1本)
- 卵 ・・・・4個
- フォー(米粉から作られたライスヌードル) ・・・・20g
*ない場合は、ワンタンの皮、または春雨
- ゴマ油 ・・・・大さじ1
- サラダ油 ・・・・適量(フォーの揚げ油)
- 塩 ・・・・ひとつまみ
- しょうゆ ・・・大さじ2
- 砂糖 ・・・ひとつまみ
- こしょう ・・・少々
- 酒 ・・・大さじ1
- 水 ・・・・50cc
- 片栗粉 ・・・・大さじ1

トマトは炒めると崩れるので大きめに切る
- ニンニクとネギはみじん切りに、トマトは約1.5cm角のさいの目切りにする。クレソンは茎の硬いところは切って除き(別の炒め物などに利用)、2〜3cmの長さに切る。クレソンはトッピング用に少し取り置く。
- フォーは熱した油でかりっと揚げて、ペーパータオルにとり、軽く砕く。
- 卵はボウルに割り入れて、ひとつまみの塩を加えて軽くほぐす。調味料はすべて合わせておく。ご飯は炊いておく。

トマトをぐつぐつしてくるまで炒める

トマトと卵、合わせ調味料を加えてとろみを付ける
- 熱したフライパンにゴマ油を回し入れ、1のニンニクとネギを中火でこがさないように炒める。
- 1のフライパンを一度強火にして十分に熱し、すぐに卵を加えて強火のまま半熟に炒め合わせる。
- 2で炒めた卵をいったん皿にとり、空いた同じフライパンにトマトを入れ、強火で少しぐつぐつするまで、あまりかき混ぜないようにしながら炒める。
- 3の炒めた卵とクレソンを3のフライパンに戻し入れ、すぐに合わせ調味料を加えて、中火でとろみが付くまで炒め合わせる。味見をして薄ければ、しょうゆまたは塩を加えて味を調える。
- ご飯に4をのせ、揚げフォーと生のクレソンをトッピングする。
- フォーの代わりに、春雨、ワンタンの皮などを揚げて代わりのトッピングにしてもOK。
- 弱火で長い間炒めているとトマトが煮くずれてソース状になってしまうので、材料の準備をしっかりして、調理時間を短く形が残る程度に炒めるようにしよう。
- フォーを揚げるときは油を熱しておく。温度が低すぎると、ふんわりかりっと揚がらない。
- 卵は軽くほぐしておき、強火でジュッと半熟に炒める。
最近街のカフェで定番のロコモコ。煮込みハンバークと目玉焼きをライスの上に乗せたものなのですが、ハワイの人達が簡単に食べられておいしいランチをというのがルーツらしいです。とっておきレシピでは、ハンバーグの種の中にスパイスとハーブをたっぶり入れて消化もアップさせました。ライスも玄米でよりヘルシー!

- ローズマリー(生) ・・・ みじん切りにして小さじ1
- タイム(生) ・・・茎から葉をはずして、小さじ1
- ロケット(生) ・・・・付け合わせ用約20g
- ナツメッグ ・・・ 小さじ1/2
- 塩 ・・・小さじ1/4
- こしょう ・・・・少々
※フレッシュ(生)のハーブはS&Bでも取り扱っています。
※スパイスはS&Bでも取り扱っています。
- 合い挽き肉 ・・・ 250g
- 玉ねぎ ・・・130g(約1個)
- パン粉 ・・・・カップ1/2
- 卵 ・・・ 2個
- 牛乳 ・・・ 大さじ3
- サラダオイル ・・・ 大さじ2
- 玄米ご飯 ・・・ ご飯茶碗に一杯強
- ウスターソース ・・・ 大さじ2
- ケチャップ ・・・大さじ2
- 赤ワイン ・・・・大さじ2
- しょうゆ ・・・ 大さじ2
- 酢 ・・・大さじ1

パン粉は牛乳で湿らせてスパイス、ハーブと一緒に混ぜ込む
- 玉ねぎはみじん切りにする。ローズマリーもみじん切り。タイムは枝から葉をはずす。ロケットは洗って水を切っておく。
- パン粉に牛乳を加えて湿らせる。ソース用の調味料を合わせる。ご飯は炊いておく。

ハンバーグは火が通りやすい用に平たく成形して、空気を抜く

ハンバーグをいったん取りのけたフライパンでソースを作る
- 合い挽き肉、玉ねぎのみじん切り、湿らせておいたパン粉、塩、こしょう、ナツメッグ、ローズマリー、タイムをすべてひとつのボールに入れ、粘りが出るまでよく練り混ぜる。次に2つのハンバーグに成形する。両手でキャッチボールをするように投げて空気を抜き、熱が通りやすいように、平たくして、真ん中を薄くする。
- フライパンに油を敷かずに、2のハンバーグをこんがりと(焦がさないように)焼く。焼き上がったらいったん皿にとりのける。
- 空になった2のフライパンにソース用の合わせ調味料を入れ、木べらでかき混ぜながら、濃度が付くまで弱火で煮る。
- 3のソースの中に2で焼いたハンバーグを戻し入れ、ふたをして弱火で、中まで火を通すように煮込む。
- 煮込んでいる間、別のフライパンにサラダ油大さじ2を敷き、中火で周りがかりっとするように目玉焼きを焼く。焼き加減は黄身をつぶしたらトロリと中身が流れ出す程度。
- 器にロケットをあしらって、ご飯を盛り、ハンバーグをのせソースをかける。目玉焼きも添える。
- ハンバーグから大量の油が出たら、あまり油っぽくならないように、ソースを作る前にある程度取り除く。
- 目玉焼きは多めの油で、周りをかりっと焼くのがロコモコ風。
- ハンバーグは粘りが出るまでよく練り、両面焼いた後ソースの中で煮込んで十分に火を通す。
4月は桜の季節。愛でる桜もいいけれど、味わう桜もいいですね。ほんのり甘くバニラのような桜の風味を味わうには、塩漬けの桜の花や葉を利用すればいいのです。桜の花とミルクという、ちょっと異色な取り合わせも、かすかな塩味も意外なおいしさ。抹茶の渋みと鮮やかな緑で春感アップです。
- 塩漬けの桜の花 ・・・4輪(2輪はトッピング用)
- 塩漬けの花びらを乾燥させたふりかけ ・・・小さじ1程度(ない場合は省く)
- 抹茶 ・・・小さじ1程度
- 牛乳 ・・・カップ2

塩漬け桜花をぬるま湯で戻す。右は花びらの塩漬けを乾燥させたふりかけ。
- 塩漬けの桜の花は、ひたひたぬるま湯で戻してから、2輪分を細かく刻む。残りの2輪はトッピングにとっておく。
- 小鍋に牛乳を入れ、1の刻んだ桜の花を加えて温める。
- 温めておいたカップに2を注ぎ、トッピングの桜の花と花びらのふりかけをのせ、抹茶を茶こしで振る。

牛乳の中に、戻して刻んだ花を入れる。

カップの上から、抹茶を茶こしで振る。
- 桜の花びらのふりかけは、塩漬けの花の花びらをほぐしてクッキングペーパーの上にひろげ、乾燥させれば似たものが作れる。ご飯にふりかけて桜ご飯にしたり、アイスクリームに振りかけたりと、あれば便利。
- ミルクは冷めやすいので、材料の準備をしっかりしておくといい。
【文】榊田千佳子 【スタイリング】榊田千佳子 【撮影】タケダトオル、榊田千佳子 【料理アシスタント】吉田雅紀子、吉川和美








