- とっておきのハーブ生活>
- デリシャスハーブ
- 2007.JANUARY
ハーブの香りと風味を生かした料理やお菓子など、ハーブクッキングのベーシックから「ひと味違う」応用テクニックまで、わかりやすいレシピ付きでお届けします。《元気なハーブレシピ》では、医食同源のコンセプトで、身体にいい食材とハーブ&スパイスを組み合わせたシンプルレシピを。もっと簡単なヘルシーレシピや手ごたえのあるレシピのコーナーも。毎月の《癒しのハーブドリンク》にも注目を!
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寒〜い冬は、特に甘いものがおいしく感じられます。あったかいお部屋で、甘〜いスイーツ・・・優しい気分になれそうです。ハーブをちょっと工夫して使ったヘルシースイーツ3種です。
今回はいつものお料理レシピから離れて、カンタンスイーツの特集。甘いものだからカロリーはそこそこあるけれど、脳の栄養は糖分なのだから、良質な糖分をハーブと一緒にとるのはいいことです!フルーツを組みあわせたら、ビタミンや繊維質も一緒にとれてヘルシー。
- 小鍋に水飴とサトウキビ糖を入れ、泡立て器でかくはんしながら、中火〜弱火で煮詰める。焦がさないように十分に注意する。
- 泡が大きくなってきたら、マヌカハニーを入れてよくかくはんして火を止める。
- クッキングシートに流し広げて、少し固まってきたら棒状に丸め、硬くなり過ぎないうちに切り分ける。サラダ油を少し付けた手で丸めてもいい。
- コーンスターチをまぶしてくっつかないようにする。
- すっかり固まったら瓶などに入れて冷蔵庫で保存する。
近年評判のマヌカハニー。マヌカ=Leptospermum scopariumという、オーストラリアやニュージーランド原産のハーブ(低木)の葉には、強い抗菌作用があり、マヌカのエッセンシャルオイルは、抗菌作用の強い精油として、アロマセラピーでも使われています。現地では、葉をハーブティーとして飲むこともあるそうです。
さて、このマヌカですが、マヌカの花から採れたハチミツにも抗菌作用や免疫力を高める作用があり、紅茶やハーブティーに入れて飲んだり、そのままなめることで風邪やのどの荒れの予防になるので注目を集めています。常食することで、ピロリ菌を減らすとも言われています。
そのマヌカハニーを、手作りのキャンディーにしてみました。これなら携帯できるので、いつでもなめられて便利。風邪の季節のプレゼントにも最適。作り方も超カンタンです!
- マヌカハニー ・・・大さじ2
- サトウキビ糖 ・・・大さじ8
- 水飴 ・・・大さじ4
- コーンスターチ ・・・少々
- マヌカハニーは、なるべく公認のアクティブマヌカハニーを使うのがおすすめ。製品のクオリティーが保たれているので安心。アクティブ指数が高いほど、抗菌作用は高くなりますが価格も高くなる。
- 手作りキャンディーなので暖かい場所ではべたつくことがあり、保存には注意が必要。新鮮さの点からも冷蔵庫がベター。なるべく早く食べてしまおう!

バジルを育てている人は水やりの時に、プランターのそばにカエルの卵のようなものが落ちていて驚いたことがあるのでは?その正体はバジルシード。バジルの種です。バジルの種を水に浸けると、しばらくして周りが半透明のジェル状の粘液物質で包まれます。きっと発芽に必要な水分を保つためと思われますが、始めてみたときはびっくり!
タイなど東南アジアでは、このバジルシードをデザートに用います。つるっとした食感がタピオカのようでもあり、かむとプチプチして、また新鮮。バジルは消化を助け、強壮作用もあると言われます。
マンゴーとココナッツミルクと合わせるだけのクイックデザートですが、とってもおいしい!薬効があるので、おいしくても食べ過ぎないほうがいいでしょう。
- マンゴー ・・・アップルマンゴーまたはメキシカンマンゴーを1個
- ココナッツミルク(缶詰) ・・・1/2缶
- ガムシロップ ・・・個別包装になったものを4個
- バジルシード ・・・大さじ1
- バジルの葉 ・・・・少々
- ※スパイスはS&Bでも取り扱っています。
- ※フレッシュ(生)のハーブはS&Bでも取り扱っています。
- バジルシードは大きめの器に入れ、約1/2カップの水を加えて混ぜて20分ほどかけてふやかす。
- マンゴーは真ん中の平らな種をよけて半分に切り、穴を開けないように注意して中身をくり抜く。くり抜いた身は、約1.5cm角に切る。マンゴーの皮はデザートの器にするのでとっておく。
- ココナッツミルクの缶詰は中身をよく混ぜて半分を器にとり、ガムシロップを混ぜ入れる。
- 3に1でふやかしておいたバジルシードを混ぜ入れ、2のマンゴーをそっと和えてマンゴーの皮の器に盛り、バジルの葉を飾る。
- 甘さが足りない場合は、ガムシロップの量を増やす。ここでは、市販のシロップを使ったが、手作りもできる。サトウキビ糖など、自然の甘味料を使うとよりヘルシーだが、ココナッツミルクを白いままで使いたい場合は、白砂糖やグラニュー糖を溶かしたシロップを使ったほうがいい。
- アップルマンゴーやメキシカンマンゴーが手に入りにくい場合は、ペリカンマンゴーでもOK!

昨年ぐらいから、がぜん注目を集め出したカカオ分表示付きチョコレート。ミルクチョコの人気はどうなったのでしょうか?70%台、80%台、90%台と、いろいろ試食してみましたが、おいしく食べられるのは70%台というのが私の感想。メーカーによっても味は違いますが。
カカオポリフェノールたっぷりのチョコならカロリーは気になっても、代謝はアップするそうなので、なんだか安心。それならば、と前からあこがれていたチョコフォンデュを作ってみました。消化を助け、代謝も促進するフェンネルシードをローストして加えたら、フレンチな風味になりました!
ディップするフルーツは何でもOKですが、食感がさくっとしたり、しゃきっとしたりしたものが合いそう。あまり酸っぱいものは難しいかも知れません。いろいろトライしてみましょう。
- カカオ分70%台のチョコ ・・・ 100g×3枚
- フェンネルシード ・・・大さじ2
- リンゴ ・・・・1個
- バナナ ・・・ 2本
- 柿 ・・・1個
- レモン汁 ・・・・1個分
- ディップ用の金串または竹串
- ※スパイスはS&Bでも取り扱っています。
- フルーツは皮をむいて一口大に切り、レモン汁をまぶしておく。
- フェンネルシードは、フライパンで軽く空いりする。
- チョコレートは粗く刻んでフォンデュ用の鍋に入れ、湯煎で溶かす。
- キャンドルのウオーマーがあれば用意し、3の鍋をのせて冷めないようにする。食べる直前に、2のローストしたフェンネルシードを混ぜ入れる。
- 竹串または、金串に1のフルーツを挿して4のチョコにディップして食べる。
- チョコは直火で溶かしてもいいが、焦げやすいので十分に注意する。焦げるとおいしくなくなる。
- フェンネルシードはローストしたてのプチプチした食感を生かすように、直前に入れる。

寒い季節、熱い甘酒を飲むと、身体がぽかぽかに暖まりますね。甘酒は酒粕をのばしたものに砂糖を入れたものと思われがちですが、本物の甘酒は、米こうじから自然に作り出された糖分だけで甘くなったものです。だから、お腹に優しくて身体にもいい、滋養になるものなのです。
その甘酒にすり下ろしたばかりのしょうがをたっぷり添えて、冬の縮こまった身体を元気づけましょう!代謝が鈍って何をするのもおっくうになっていたのが、しょうが甘酒で身体が暖まり、活力も沸いてきそうな感じです。
- 市販の甘酒 ・・・約300cc
- しょうが ・・・ひとかけ
- 甘酒は弱火で焦がさないように温める。
- しょうがは良く洗って、皮ごとすり下ろす。
- 甘酒にすりおろししょうがをたっぷり添えていただく。
- しょうがは皮のすぐ下に、大切な精油分を多く含む。皮をむいてしまってはもったいないので、皮ごとすり下ろしましょう。
- 残ったしょうがは、冷蔵庫の野菜室に入れておくと透き通ったようになって、風味が失われがち。一度にすりおろしてしまい、フリーザーバッグに平らに入れて凍らせてしまうのも一案。使う時は凍ったまま必要なだけ折り取り、薬味や炒め物に使えます。多少色は変わることもあるが、風味は新鮮。下ろす手間がないので、急ぎの時にも便利!
【文】榊田千佳子 【スタイリング】榊田千佳子 【撮影】タケダトオル、榊田千佳子 【料理アシスタント】吉田雅紀子、吉川和美





