エンジョイハーブ ハーブのテクニックを楽しもう

8月
ハーブを使った香りのクラフト、ハーブ染め、美容とスキンケアなど、ハーブをエンジョイするためのテクニックやアイディアを紹介するチャプターです。ハーブ&スパイスをさらっと日々の生活に取り入れる《ハーブでライフデザイン》やミセス・メリッサがヘルシーに美しくなる秘訣を紹介する《ビューティーハーブレッスン》など、月代わりでハーブ&スパイスを楽しむ情報が満載です!
ちょっぴりエコなハーバルクラフト
この頃やっとエコロジーに気を配る風潮が広まってきました。とは言っても、あまり面倒くさいことはなかなかできないので、ちょいエコから始めてみてはいかがでしょう。

アロマな手づくりハーブ

ジュース紙パックでハーバル氷柱花

ジュース紙パックでハーバル氷柱花氷の彫刻の代わりに、ハーブのブーケを閉じこめた氷柱花を飾ったら、テーブルがとっても涼やかになりました。氷のようなレリーフのスエーデン製ガラスプレートに乗せて、ローズマリーをあしらって。周りにケーキやデザートを盛っても楽しいですね。ジュースの紙パックが容器に最適!

    材料
  • ジュースや牛乳の紙パック(1リットル) ・・・2個
  • ブーケ用のハーブ ・・・2タイプのブーケを作るために必要な量
  • 太めのアルミワイヤー ・・・約30cm ×2本
  • ラップフィルム
  • ビニール袋
    つくりかた
  1. 各自の冷凍庫の深さに合わせて、紙パックの上部をカットする。
  2. ハーブ(または好みの花々)を束ねて紙パックにすっかり入る大きさのブーケを作る。
  3. 冷凍庫の中で水がこぼれないように、紙パックをあらかじめビニール袋にそれぞれ入れる。
  4. 紙パックの中(下部)に、アルミワイヤーを螺旋状にセットし(しっかり留まるように)、2のブーケを差し込む。
  5. 3に静かに水を満たし(パックの上ぎりぎりまで)、冷凍庫に入れて、一晩かけて完全に凍らせる。ホコリよけにラップフィルムをかぶせておく。
  6. 飾る直前に冷凍庫から取り出し、紙パックの外側にすこし水をかけてはがれやすくして、紙を静かに破り取る。
  7. プレートやトレイの上にローズマリーの枝を丸めたリースを置き、中心に氷柱花を置く。
    ワンポイント
  • 氷柱花は滑りやすいので、ローズマリーには限らないが、周りにストッパーの役目をはたすハーブをあしらいましょう。

消しゴムスタンプのエコバッグ

消しゴムスタンプのエコバッグまずは、スーパーマーケットのレジ袋をなるべく使わなくするためにエコバッグを携帯しましょう。バッグを手作りすれば完璧だけど、100円ショップなどで買ってきたものでもOK。そこに消しゴムを彫って作ったスタンプをぺったんぺったん。もちろんモチーフはハーブです。マキコさんがデザインと制作をしてくれました!バッグも手作り。

    材料
  • 布の手提げバッグ ・・・1つ(ここでは、生成の麻に革の持ち手付き)
  • プラスチック消しゴム ・・・数個
  • アクリル絵の具 ・・・数色
  • 化粧用コットン
  • カッター、彫刻刀(U型のもの)
    つくりかた
  1. スタンプにしたい柄を消しゴムよりも少し大きい紙に、濃い鉛筆(2Bぐらい)でしっかりと描く。
  2. 1の、絵を描いてある面を消しゴムに当て、ずれないように手で押さえながら、紙の裏からこすり、絵を消しゴムに転写させる。
  3. 消しゴムに写った線の上を、カッターで、約3mmぐらいの深さに直角に切り込みをいれる。
  4. U型の彫刻刀を使って、絵が浮き出るように消しゴムを削り取る。
  5. 全部彫れたら、周りの余分な部分はカットしておく(スタンプしたとききれいに押せる)。
  6. アクリル絵の具を小皿にのせ、少量の水で溶く。そこに、化粧用のコットンをおき、しみ込ませる(インクパッド代わり)。
  7. 彫り上がった消しゴムに6の絵の具をつけ、まずは紙の上にデザインを考えながら試し押しをする。
  8. 本番は布バッグにスタンプしていく。すっかり乾いてから、違う色をつけたスタンプをところどころ重ねて押すのも、陰影がでて面白い。
  9. すっかり乾いたあとで、バッグの裏からアイロンを当てて、色を定着させる。
    ワンポイント
  • 最近では、布用のインクパッドが売られているので、それを利用するとより簡単に押せる。アクリル絵の具をスタンプにつけるときは、あまり押しつけすぎないように。絵の具がつきすぎると、うまく押せない。
  • できあがったバッグに防水スプレー(スコッチガードなど)を施しておくと、汚れがしみ込みにくい。スプレーをかけるときは、屋外の換気のいい場所でしましょう。

使いこなそうハーブアンドスパイス

  • 「ゴーヤチャンプルー」
    ここ数年、沖縄ブームです。「ぬちぐすい」、「身土不二」といった、身体にいい食べ物を薬のように有り難くいただくといった、沖縄ならではの医食同源の考え方が見直されています。ゴーヤーチャンプルーもまさにそのひとつ。暑い季節を乗り切る栄養素がつまっています。アクセントのスパイスには、大変珍しいロングペッパーを使いました。これは、沖縄のヒバーチと呼ばれるペッパーの仲間です。今まで味わったことのない風味をお試し下さい。

  • ・ゴーヤー ・・・1本(約250g)
  • ・豚肉(薄切り) ・・・200g
  • ・木綿豆腐 ・・・1丁
  • ・卵 ・・・2個
  • ・サラダ油 ・・・大さじ1
  • ・塩 ・・・少々
  • S&Bロングペッパー ・・・少々
  1. 豆腐は水切りしておく。
  2. ゴーヤーは約7mmの厚さに輪切りにし、中の種と綿を取り除き、塩をふってなじませておく。
  3. 豚肉は約2cm幅に切り、塩とロングペッパーで色よく炒め、皿にとる。
  4. 3で使ったフライパンにサラダ油をしき、水気を絞ったゴーヤーを入れて中火で手早く炒める。
  5. 7分通り火が通ったところに1の豆腐を軽く崩しながら入れ、3の豚肉も戻し入れて炒め合わせる。
  6. フライパンの片側に具材を寄せて、空いた場所にサラダ油少々をしき、溶いた卵を流し入れ、半熟のスクランブル状にする。
  7. 全体を混ぜ合わせて、塩、ロングペッパーで味を整えてできあがり。
ワンポイント
・ゴーヤーは塩をしておくと、緑色が鮮やかに仕上がり、苦みもマイルドになる。油なじみも良くなります。
・水っぽくなるとおいしくないので、豆腐は必ず水切りをしましょう。
・好みで少量のしょうゆを回し入れてもいいけれど、塩味があうので香り付け程度に。

【文】榊田千佳子、エスビー食品 【スタイリング】榊田千佳子 【撮影】タケダトオル、榊田千佳子 【制作】吉田雅紀子 【料理アシスタント】吉田雅紀子、吉川和美

  スパイスとハーブはS&B