ハーブの香りと風味を生かした料理やお菓子など、ハーブクッキングのベーシックから「ひと味違う」応用テクニックまで、わかりやすいレシピ付きでお届けします。《元気なハーブレシピ》では、医食同源のコンセプトで、身体にいい食材とハーブ&スパイスを組み合わせたシンプルレシピを。もっと簡単なヘルシーレシピや手ごたえのあるレシピのコーナーも。毎月の《癒しのハーブドリンク》にも注目を!

さっぱりモリモリ夏のサプリレシピ
夏はどうしても食欲が衰えがち。あっさりしたものを、と思うと栄養が偏ってしまったり・・。今回の「元気なハーブレシピ」は、ヘルシーな魚介類を使ったレシピを紹介。「癒しのハーブドリンク」は、体質改善に効果的なしそジュースです。さっぱり、でも元気モリモリ!

ハーブレシピ

サプリレシピ、まずはDHA豊富なかつおをフィーチャー。生で食べるのとは一味違う意外なおいしさ。そして、タウリンやアスタキサンチンを含むえびを簡単でおいしくイタリアンに。おなじみ鯛のカルパッチョは、おいしいだけじゃなくて必須アミノ酸がたっぷり!

かつおのガーリックステーキ

作り方

    <準備>
  1. ニンニクは、中に芽があったら取り除いてごく薄いスライスに。ハーブ類はさっと洗って、水気を良くふき取っておく。レモンは皮に切れ目を入れて飾り切りにして、5ミリ程度の厚さに4枚分スライスする。
    *飾り切りにする時に取り除いた一部のレモンの皮は、あとで料理に散らすのでとっておく。
  2. かつおは、約2cmの厚さに斜めにカットし、3で残ったレモンをかつおにふりかけ、塩・こしょうをすりこんで小麦粉をまぶす。トマトは約2cmにスライスする。
  3. <調理>
  4. フライパンにオリーブオイルを入れ、ハーブを少しずつ素揚げにし、ペーパータオルにのせて余分な油分を切る。ハーブを揚げた後の油をそのまま使って、ニンニクのスライスをからっと揚げる。
  5. 3のフライパンに(香りの移った油はそのまま)、2のかつおを入れ、表面がこんがりするように両面ソテーして、皿に移す。
  6. 4のフライパンに、トマトのスライスを入れ、塩こしょうを振って、崩さないように両面ソテーする。
  7. <盛り付け>
  8. 皿に5のトマトのソテーをのせ、4のかつおをその上にのせ、ハーブとニンニクの素揚げをトッピングに盛る。最後にレモンの飾り切りをあしらい、とっておいたレモンの皮のくずを散らす。

かつおのガーリックステーキ

DH、 タウリン、鉄、ビタミン類などを豊富に含み、高たんぱくで低脂肪のかつおをステーキ風に。強壮効果のあるニンニクのスライスとハーブをオリーブオイルで素揚げにし、香りの移ったオイルでソテーしてトッピングに。

材料(2人分)

  • かつお ・・・1さく(約200g)
  • ニンニク ・・・2片
  • <ハーブ類>
  • ローズマリー ・・・・枝先を2枝
  • タイム ・・・約4枝
  • イタリアンパセリ ・・・約4枝
  • セージ ・・・1枝
  • トマト ・・・大1個
  • レモン ・・・1/2個
  • オリーブオイル ・・・大さじ4
  • 塩こしょう ・・・適宜

フレッシュ(生)のハーブS&Bでも取り扱っています。


    ワンポイント
  • ハーブは、一度に揚げると油の温度が下がって、からっと揚がらないので、少しずつ揚げ、オリーブオイルが少なすぎる場合は足す。
  • ニンニクのスライスは焦がさないように注意。
  • バルサミコ酢も合うので、仕上げに振りかけてもいい。
  • ソテーしたトマトを、ソース代わりに一緒に食べるとおいしい!トマトは加熱すると栄養価アップ。

エビのハーブ巻きグリル
えびの赤橙色の色素はアスタキサンチンといいます。抗酸化作用が注目されていて、免疫力の強化、老化防止にも良いということです。また、タウリンを豊富に含むのも特長。バジルを巻いてオーブントースターでグリルするだけの簡単レシピ!

材料(2人分)

  • えび(大) ・・・4尾〜6尾
  • バジル ・・・大きめの葉を4〜6枚
  • パルメザンチーズ ・・・大さじ1
  • オリーブオイル ・・・大さじ1
  • 塩こしょう ・・・少々
  • 日本酒または白ワイン ・・・大さじ1
  •  <タルタルソース用>
  • 玉ねぎ ・・・みじん切りを大さじ1
  • チャイブ ・・・大さじ1
  • マヨネーズ ・・・大さじ2
  • 牛乳 ・・・大さじ1
  • 塩こしょう ・・・少々

フレッシュ(生)のハーブS&Bでも取り扱っています。

エビのハーブ巻きグリル

作り方

    <準備>
  1. えびは殻と背わたを取り、塩少々と酒を振りかけ軽くもんでさっと水洗いして、水気をふきとっておく。えびの腹側に細かい切り込みを入れ、えびをまっすぐにする。さらにえびに塩こしょうを振りかけ、小麦粉をうっすらとまぶしてバジルの葉を巻き付ける。
  2. <調理>
  3. 1をアルミフォイルの上に並べ、パルメザンチーズをふりかけ、最後にオリーブオイルをふりかける。
  4. オーブントースターに入れ、上にアルミフォイルをかぶせて5〜10分焼いてできあがり。焦げ目をつけたい場合は、最後にフォイルを取りのぞいて、こんがりするまで焼く。
  5. <盛り付け>
  6. タルタルソースの材料を混ぜ合わせ、盛りつけたえびに添える。
    ワンポイント
  • えびは、塩と酒でもんで洗うと、臭みが消えておいしくなる。
  • バジルがはがれやすい場合は、ようじで止めつける。

鯛のカルパッチョ
食欲のない時でも簡単に作れてさっぱりと食べられ、アミノ酸とたんぱく質が豊富な鯛のカルパッチョ。オレンジとしょうがの風味で、甘酸っぱくて、ひりっと辛い新鮮な味覚。

鯛のカルパッチョ

材料(2人分)

  • 鯛(刺身用) ・・・約100g
  • スタッフドオリーブ(マリネ、または塩漬け) ・・・4〜5個
  • オレンジの身 ・・・約1/4個分
  • ベビーリーフ(または水菜)・・・軽く2カップ分
  • <オレンジソース用>
  • ケッパー・・・・小さじ1をみじん切りに
  • オレンジ果汁 ・・・・大さじ4
  • しょうがの絞り汁 ・・・・小さじ1
  • オリーブオイル ・・・・大さじ2
  • 塩こしょう ・・・・少々

作り方

  1. 鯛は薄くスライスして皿にきれいに並べ、塩をごく軽く振って冷蔵庫に入れておく。スタッフドオリーブは、2mm程度の薄切りに、オレンジも2mm程度の薄切りにして、それをさらにくし形に切る。
  2. オレンジソースの材料を合わせてよく混ぜる。
  3. 器の周囲に鯛のスライスを並べ、真ん中にベビーリーフ、スタッフドオリーブ、オレンジを盛り合わせる。
  4. 3を冷蔵庫で冷やしておき、食べる直前に、2のオレンジソースをかける。
    ワンポイント
  • スタッフドオリーブがない場合は、普通のオリーブでいい。ここではグリーンを使ったが、黒いオリーブでもOK。ただし風味が強くなるので、ごく少量に。
  • ベビーリーフがしんなりとしていたら、洗った後に氷水につけてシャキッとさせておく。
  • しょうがの絞り汁は好みで増やしてもおいしい。

しそジュース
しそには豊富なビタミン・ミネラル類が含まれ、アレルギー抑制作用も注目されています。独特な香りはペリラアルデヒド。青じそに多く含まれます。防腐・殺菌力が注目。また赤しそには、抗酸化作用があるアントシアン系の色素が含まれているのも特徴です。しそジュースで夏バテ知らずの体になりたい!

しそジュース

材料(約1リットル分)

  • 赤じそ ・・・約20枚
  • 青じそ ・・・約20枚
  • さとうきび糖 ・・・約50g(またははちみつを適当量)
  • リンゴ酢または黒酢 ・・・1/2カップ〜1カップ

作り方

  • 青じそと赤じその葉を、水に入れて煮立たせ、中火で5分ほど煮て色と香りを引き出す。
  • 葉を引き上げ、さとうきび糖などの精製度の低い砂糖を約50g、または蜂蜜を好みの甘さまで入れ、良く混ぜ溶かす。
  • 最後にリンゴ酢や黒酢などの醸造酢を1/2〜1カップ加えると、鮮やかなルビー色に発色してきれい。
    ワンポイント
  • 冷蔵庫で1週間程度保存できますが、長期保存は製氷皿で凍らせてジッパー袋で冷凍が便利。
  • 飲むときは、水やソーダ水で薄めて。
  • 砂糖の量、酢の量は、好みで加減する。
  • 赤じそ、青じそ両方の長所を生かすには、ブレンドが効果的。

【文・スタイリング・制作】榊田千佳子 【撮影】タケダトオル、榊田千佳子 【料理アシスタント】吉田雅紀子、吉川和美

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