Vol.9 あっさりし過ぎないベジタリアン料理

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WebMagazine とっておきのハーブ生活 vol.10
* ハーブで目覚める冬Body!
* * ハーブで目覚める冬Body!
春の足音が近付いてきました! ぬくぬくお部屋でちょっぴりなまった身体と、かさかさ気味のお肌。ハーブでデトックスしてシャキッとしましょう。新春シーズンも、料理、ガーデニング、アロマ、手作りなど、毎週テーマを変えて香りとハーブ&スパイスのある暮らしにお誘いします!
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ガーデニングハーブ2月 今年はフォトグラファー気分で!
日差しが暖かくなり、日毎に春が近づいてくる気配。種まき準備はいかがですか?毎日食べたいキッチンハーブは種まきにしていっぱい育ててみましょう!

榊田千佳子
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ハーブガーデン便り
椿
父が25年前に植えた椿
今年も最初の花を咲かせた。繊細な薔薇のような椿。華やかな花が好きだった父を思い出す。
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* 3月のお薦めハーブ「ディル」
 
青みがかった繊細な羽毛状の葉には、独特の香りとさわやかな辛み、かすかな酸味が。きゅうりのピクルスに葉と花を入れたものは、きゅうりのディル風味ピクルスとして親しまれています。特にスカンジナビア料理ではサーモンのマリネ(グラヴァドラクス)や魚の酢漬けに欠かせません。消化促進、鎮静作用などがあり、古くから薬用にも使われてきました。夏に傘状の黄色い花を咲かせ種を結びますが、この種子もスパイスとして利用します。  ディル
   
  育て方
 
  種まき
   春または秋に、よく耕して元肥を施した土にすじまき。秋まきの方が、長く収穫を楽しめます。土には腐葉土や堆肥をすき混み、柔らかく湿り気を含んだ土が最適です。時期をずらして種まきをすると、柔らかい若葉を常に利用できます。
 定植
   移植を嫌うので、ガーデンやプランターに直まきを。種子を多目にまいて発芽したら、間引きながら育てますが、間引いた小苗も食べられます。密植にならないように、間引いて育てます。
 植える場所
   寒い時期は日当たりのよいあたたかい場所がいいが、暑い時期は半日陰でも大丈夫。とう立ちしてくると葉が固くなってくるので、しばらくは花芽を摘み取り続けましょう。
 支柱
   背が高く育ち、倒れやすいので、20p程度に育ったら、早めに支柱を立てて支えましょう。
 【注意】
   春に苗を買って植えると、間もなく花が咲いて終わってしまうことが多い。直まきして間引きながら使えるので、種まきの方が便利です。
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  収穫方法
 
晩春から初夏にかけてとう立ちして花を咲かせますが、種子を結ぶと一年草のサイクルを終えて枯れてしまいます。枝先だけを摘み取らずに、株元5pぐらいのところから収穫して、花芽をつけないようにすると長期間収穫できます。
時期をずらして種をまくようにすると、常にいい生育状態のディルを利用できます。
花が終わり種子が色づきはじめたら花茎ごと収穫し、紙箱などにのせて追熟させながら乾燥させます。種子は晴れた日の午前中に収穫して乾燥させるといいです。
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利用法
ディルもチャービルと同様に乾燥保存ができないので、生葉をその都度摘んで使うのが一番。たくさんとれて使い切れないときには、洗って水気をふき取ってから、みじん切りにしてジッパー袋に入れて冷凍保存。食感は変わってしまいますが、マリネ、スープやオムレツ、炒め物などに利用できます。
  ハーブティーに
生葉または種子でいれたティーには、消化促進作用や沈静作用があるとされ、胃の不快感、腸内ガスを減らすのに役立ちます。ディルだけより、ミントやレモンバームなどとミックスしたほうがおいしくなります。牛乳にディルの種(ディルシード)を入れて温めたホットミルクは、消化を助け、安眠を誘うといわれます。
  クッキングに
料理にも生葉を利用。サラダ、マリネ、ドレッシングやソースに混ぜるのもおいしい。卵、魚介類、じゃがいもなどと相性がよく、サワークリームに混ぜ込んでディップにも。茎も葉も使えますが、茎の下の方は固いのでスープの香り付けなどに使いましょう。どの料理でも香りが飛びやすいので、調理の最後の段階で加えましょう。
  ビューティー
石けんや化粧品などに、葉や種子から採られた精油が使われています。
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ワンポイント利用法
 ディルのスモークサーモンロール
サーモンオレンジにディルのグリーンがきれい!ワインやビールに合う!
材料(1人分)
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ディル・・・生葉を約3枝
スモークサーモン・・・3枚
クリームチーズ・・・約大さじ2
塩こしょう・・・少々
クラッカー・・・数枚
レモン・・・1〜2切れ
トマトとチャービルのオムレツ
作り方
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* クリームチーズは冷蔵庫から出して室内に置き、塩こしょうをふってスプーンで柔らかく練っておく。
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スモークサーモンに1のクリームチーズを塗る
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2のサーモンにディルの葉を、葉先が出るようにのせて巻く。
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お皿にのせて、レモンとクラッカーを添える。
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photo ワンポイントハーブライフ「フォトグラファー気分でハーブの写真を撮ろう!!」
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  光の魔術師になる! 簡単ガーデニング写真講座
  春の種まきは、ソメイヨシノが散る頃が一般的。その頃はお花見に、ガーデンの植え替えにと忙しいから、種まきがついつい遅くなりがち。今年は早くから準備しておきましょう。
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  <<種まきの基本>>
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1.種まきの時期
「春は遅めに、秋は早めに・・・」が基本!
春になると早く種まきをしたくなりますが、早すぎると発芽適温に達していないため、発芽しないまま種が腐ってしまうことがあります。全般的には、ソメイヨシノの散る頃が種まきに適した気温とされますが、バジルやナスタチウムなどは発芽適温が高いので、十分に暖かくなってからまいた方が安心です。 種まきの時期は、その種子の発芽適温によります。種子の袋に適温が示されているのでそれに従いましょう。ただし、室内などで、発芽適温を保てれば早くまいても大丈夫。
 
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2.種まき用土
1) 種まき用土は、病原菌や肥料分を含まないものを用意。
2) 鉢や育苗箱、ポリポットなどにピートモスと細かいタイプのバーミキュライトを1:2ぐらいの割合で混ぜ合わせ、水で十分に湿らせたものを入れます。または、市販の種まき用土を用意。
3) 大きな種は一カ所に2粒ぐらいずつ点まきにし、小さな種はあらかじめ土に線を引いて置いたところにすじまきにするか、重ならないようにばらまきにします。
4) まき終えたら、上からうっすらと土をかぶせ、そっと押さえておきます。
5) 発芽までは土を乾かさないようにすることが大切ですが、強い雨が当たったり、じょうろなどで激しく水をまくと種が流れてしまいます。霧吹きで湿らせたり、種床に新聞紙や白色の寒冷紗をかぶせておき、その上からそっと水まきをするといいでしょう。
6) 発芽が揃ったら、間引きながら育てます。しっかりとした苗に育ったら、適当な場所に定植する。
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  ●ワンポイントアドバイス  
  ディル、フェンネル、ボリジ、コリアンダーなど、移植を嫌うハーブもある。種が大きく移植を好まないものは、あらかじめ土作りをしておいたプランターや庭にじかまきにして、間引きながら育てましょう。一番上の部分の土には、2の種まき用土を。  
* 種まき後、発芽したら、混み合った芽を間引く必要がありますが、ついついもったいない気がして、間引くのが遅れがち。間引くのが遅くなると、根が絡み合ってしまい、間引くときに芽を傷つけてしまいます。また、日当たりが悪くなったりして、丈夫に育たない原因にも。  
* 食べられるハーブなら、芽も苗も食べられるので、間引いて利用しましょう。また、たくさん増やしたい場合は、間引いた芽も育苗ポットなどで育てます。  
* 種をまいた後のプランターを猫がトイレ代わりにしたり、鳥がついばんだりするのを防ぐために、発芽が揃うまでは、不織布の白い寒冷紗をかけておくといいでしょう。寒冷紗の上から水やりもできます。  
       
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次号は「楽しむハーブ」。花びら染めスカーフです。バラの花びらと、ハイビスカスで、ピンクの濃淡のスカーフを染めました。ほんのりはかない色合いです。  
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「とっておきのハーブ生活」 2006年早春・3月9日号
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【文】榊田千佳子 【スタイリング】榊田千佳子 【撮影】タケダトオル、榊田千佳子
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