Vol.1

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WebMagazine とっておきのハーブ生活 *
* ハーブで目覚める冬Body!
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春の足音が近付いてきました! ぬくぬくお部屋でちょっぴりなまった身体と、かさかさ気味のお肌。ハーブでデトックスしてシャキッとしましょう。新春シーズンも、料理、ガーデニング、アロマ、手作りなど、毎週テーマを変えて香りとハーブ&スパイスのある暮らしにお誘いします!
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デリシャスハーブ
今年さらにブレークしそうなキーワードは「デトックス」。解毒という意味ですが、身体の中にたまった有害毒素(有害金属)を体外に排出させることで、身体のお掃除になり、体調が良くなるというもの。ハーブや野菜にはデトックスパワーがいっぱいです。

榊田千佳子
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* herb recipe
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ハーブレシピ
recipe1 サーモンとアスパラガスのサラダ
サーモンも最近注目の食材。活性酸素を消去する色素に加え、各種ビタミン、ミネラルなどが豊富。そこに疲労回復によいアスパラガスと、ビタミンCと香りや彩りにイチゴをプラス。人気のベビーリーフをベースにしました。
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材料(2〜3人分)
・ベビーリーフ
 1パック

・アスパラガス
 1束

・かぶ
 2個

・イチゴ
 サラダ用に4粒、ドレッシング用に8粒

<ドレッシング用>
・オリーブオイル

 大さじ1

・塩
 小さじ1/2

・塩こしょう
 少々

フレッシュのハーブS&Bでも取り扱っています。

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ワンポイント
サーモンは、万病の元といわれる活性酸素を消去する働きがある色素「アスタキサンチン」や、体調を整える各種ビタミン、ミネラルなどが豊富。アスパラガスは、疲労回復作用のある「アスパラギン酸」を含む。イチゴはビタミンCと香りや彩りをプラス。
アスパラガス、カブはゆですぎないように。
ベビーリーフがない場合は、サラダ菜やサニーレタス、グリーンリーフなどをちぎり、ロケット、マーシュ、チャービル、チャイブなどのハーブをミックスして。
イチゴの代わりにグレープフルーツを加えて、ドレッシングもグレープフルーツの実を搾ったジュースを使ってもほろ苦い酸っぱさでおいしい。
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作り方
1. 野菜とイチゴを洗う。ベビーリーフはサラダの水切り器などを使って、しっかり水気を切っておく。もしもしんなりしていたら、しばらく冷水につけてしゃきっとさせてから、水気を切る。
2. アスパラガスは、根元の固い部分の皮をむき、色鮮やかに塩ゆでして、3〜4cmの斜め切りに。かぶは、縦半分に切り、5〜7mmの薄切りにして、歯触りが残る程度に塩ゆでする。
3. イチゴドレッシングを作る。イチゴのヘタを取り、4粒は適当な大きさに切る。残りの8粒は、ストレーナー(目の粗い茶こしでも)でつぶしながらジュースをこしとっておく。
このイチゴジュースに塩こしょうを加えてよく混ぜ溶かし、オリーブオイルを加えてさらによく混ぜれば、ドレッシングの出来上がり。
4. サーモンは食べやすい大きさに切り分け、塩こしょうをふって、オリーブオイルをしいたフライパンで軽く焦げ目がついて、中までやっと火が通った程度に焼き、皿にとって冷ましておく。
5. お皿にベビーリーフ、アスパラガス、かぶ、イチゴを盛り合わせ、食べる直前に4のイチゴドレッシングをかけて仕上げる。
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recipe2 ビターハーブのデトックスサラダ
「ビターハーブ」はずばり苦いハーブのこと。昔のヨーロッパでは春になると、冬の間身体にたまった毒素を掃除するために、ビターハーブを入れたスプリングサラダを食べていたそうです。日本でも蕗のとうやセリなど、春には苦い山野草(ハーブ)を食べてきましたね。
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作り方
1. 野菜類は水で洗い、サラダの水切り器でよく水気を切っておく。
2. チコリは根元の部分を少し切り落とし、一枚ずつていねいにはがす。大きい葉は適当な大きさに切り、小さい葉はお皿の周りにあしらう為に、切らずに残しておく。
3. エンダイブは食べやすい大きさにちぎる。水菜は根元から10cmほどの固い部分を切り落とし(この部分は、おひたしや炒め物、おみそ汁など、他の料理に使う)、残りを3〜4cmの長さに刻む。
4. 油揚げは適当な大きさに刻んでテフロン加工のフライパンで油をしかずにカリッと焼き上げ、ペーパータオルなどで油分を吸いとっておく。
※油揚げは、もしあれば関西風のしっとりタイプのものがおいしい。
5. ドレッシングの材料は良く混ぜ合わせる。
6. お皿に野菜類と焼いた揚げを盛りつけ、食べる直前に5のドレッシングで和える。好みで粗ずりの煎りゴマをふると香ばしくておいしい。
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ワンポイント
ごまには、白ごま、黒ごま、皮付き、皮なしのものがある。皮付きは香ばしいけれど、多少舌触りが悪い。また、そのままだと消化に悪いので、煎って軽くすると香りも引き立ち、消化もすすむ。ビタミンEとセサミンが豊富なごま。デトックスサラダに振りかける場合は、すったごまにしましょう。
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材料(2〜3人分)
・チコリ(ベルギーチコリ)
 1個

・エンダイブ(アンディーブ)
 1/2個

・水菜
 1/4束

・あればタンポポの葉
 5〜6枚

・油揚げ
 普通サイズで1枚

<ドレッシング用>
・醤油
 大さじ1

・黒酢
 大さじ1

・ごま油
 大さじ1

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ちょっと耳より
チコリとエンダイブは近縁種で、呼び名はいろいろ。同じようにほろ苦い味が特徴。苗を植えて(または種まきで)育てると午前中だけ、はかなく美しい青い花が咲く。薄緑のチコリは、特殊な方法で軟白栽培したもの。エンダイブも本来はもっと緑が濃いが、西洋野菜として販売されているものは、軟白栽培して苦みを和らげ葉を柔らかく育ててある。庭やプランターで育てたチコリの柔らかめの葉を刻んでサラダに混ぜれば、立派なビターハーブのサラダになる。ただし固くて苦いので、少な目でOK。
水菜はイギリスやアメリカで日本のハーブとみなされているよう。ハーブの本に、SHISOと並んでMIZUNAと記載されているのを見かける。京野菜の水菜がなぜ?と思うが、きっと誰かがはじめに言い出したのが伝えられたのだろう。どちらにしても水菜は最近イタリアンやフレンチにまで使われるポピュラーな野菜。しゃきしゃきとしたみずみずしい歯触りと、かすかな苦みと辛みが新鮮な風味。
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recipe3 ニンジンのカロテンサラダ
ニンジンに豊富なβカロテンは、摂取すると体内で必要なだけビタミンAに変わり、お肌をきれいにしたり、目の働きを良くしたりしてくれます。そして残りのβカロテンは有害な活性酸素と結びついて、その毒素を消去する働きをするそう。油分と一緒にとるのが肝心だからニンジンをオリーブオイルでさっと炒めるのがポイント。
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材料(2〜3人分)
・にんじん
 2本

・チャービル
 刻んで軽く半カップ

・ひまわりの種、かぼちゃの種、松の実、クコの実などを合わせて
 大さじ2

・オリーブオイル
 炒め用に大さじ1

<ドレッシング用>
・オリーブオイル

 大さじ1

・塩こしょう
 適宜

・アップルビネガー、黒酢、ワインビネガーなど
 大さじ2
※上記の酢のどれかにローズマリー、タイム、タラゴン、ディルなどを漬けておいたらハーブビネガーに。よりマイルドで香りが良くなっておいしい。デトックス効果もアップ!

フレッシュのハーブS&Bでも取り扱っています。

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ちょっと耳より
チャービルもにんじんも同じセリ科同士で相性がいい。関西地方ではニンジンの若い葉を束にして「人参葉」として売っている。人参葉は固いので、炒めてから少量の水を加えて蒸すと食べやすい。こちらもビタミン豊富で香りもいい。
ナッツ類もビタミンとミネラルが豊富で注目されている。特にひまわりの種には、体脂肪をへらす作用があるそう。
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作り方
1. ニンジンはよく洗って、皮をむき、スライサーまたは包丁で少し太めの千切りにする。
※皮には栄養がたっぷりなので、捨てずに即席きんびらにして食べよう。
2. チャービルはさっと洗って粗く刻む。
3. フライパンにオリーブオイル大さじ1をしき、1のにんじんを入れて塩こしょうを軽くふりかけ、中火でさっと炒め合わせる。しゃきしゃきした歯触りは残すように気をつける。
4. ドレッシングの材料は良く混ぜ合わせる。
5. 十分に冷めた3のにんじんに2のチャービルをさっくりと混ぜ合わせ、4のドレッシングも加えて混ぜ合わせる。冷蔵庫でしばらくなじませた後、器に盛ってナッツ類をトッピングする。
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ワンポイント
残ったナッツは酸化しやすいので、密封して冷蔵庫で保存。
このサラダは次の日も、しっとりと味がなじんで違ったおいしさ! 人参約1/5本分で、一日量のβカロテンが摂れるそうなので、多めに作って次の日も食べよう。
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1月 ハーブドリンク
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ジンジャー紅茶
最近カフェで良く見かけるジンジャー紅茶。いろいろタイプはあるけれど、生姜の砂糖煮を紅茶に入れたものがピリッとフレッシュな味でおいしい。体も温まるし、代謝も良くなりそう。ミネラルたっぷりのさとうきびのお砂糖で、お水を加えずに煮ておけば長持ちするので、紅茶だけじゃなく、いろいろに使えそう!
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材料 *
  (ジャムのビン約一個分)
しょうが
  3袋
さとうきび糖
  生姜と同量
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作り方 *
「しょうがの砂糖煮」の作り方
しょうがはよく洗って、皮の汚いところをむき取る。あとは皮ごとスライサーまたは包丁で薄くスライス。
小鍋にのしょうがを入れ、砂糖を加えて混ぜ合わせ、20〜30分間なじませる。
弱火にかけ軽くふたをして、焦げ付かないように注意し、時々かき混ぜながら約10分間煮る。

「ジンジャー紅茶」の作り方(2カップ分)
ポットとカップはお湯で温めておく。
カップに小さじ1のしょうがの砂糖煮を入れておく。
ポットに紅茶の葉小さじ2(セイロンティーなど、色とコクの濃いものが合う)を入れ、沸騰したてのお湯400ccを注ぎ、3分蒸らして2のカップに注ぎ分ける。
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砂糖煮は熱いうちに熱湯消毒したジャムのビンに入れて、冷めたら蓋をして冷蔵庫で保存。2週間くらい保存可能。
しょうが煮を少量のお湯でのばしてから、炭酸水で割るとホームメードのジンジャーエールに。ラム酒を入れてもおいしい! 焼酎でジンジャー酎ハイにしても。
バニラアイスクリームに添えたり、コーヒーに入れても新鮮な風味。
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おいしいハーブの基礎へ *
→ ハーブを使う際の注意事項
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来週は「ガーデングハーブ」。おすすめハーブは、ローズマリーです。育て方や使い方に加え、かわいいアレンジメントも!今月の手入れは、「天地返し」です。 *
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「とっておきのハーブ生活」2006年早春・1月5日号
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