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WebMagazine とっておきのハーブ生活 ニオイスミレのブーケ
* ハーブの魔法で毎日を楽しく!
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5月
いつの間にかうららかな春も飛び越えて、半袖が似合う季節になりました。日本の春は短いですね。ハーブもぐんぐん育って、花を咲かせています。5月のお薦めハーブは花の女王、バラ。意外に薬用、美容に役立つハーブですよ。

榊田千佳子
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ハーブガーデン便り
春風にまわる風車のよう
ちくちくと毛深いがくに、うつむきかげんの、なめらかな花びらが愛らしいボリジの花
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5月のお薦めハーブ
バラは花が美しいだけでなく、素晴らしい薬効があります。R.gallica officinalis(アポセカリ・ローズ)は古代から薬として使われている種類。R.damascena(ダマスク・ローズ)は美しく素晴らしい香り。花弁が多く芳香が強いR.centifolia(キャべジ・ローズ)は香料生産に向きます。またR.canina(ドッグ・ローズ)と、葉が香るR.rubiginosa(スイートブライヤー、エグランタイン)の果実はローズヒップと呼ばれ、ティーにできます。その他の種類でも、花の香りが良くて無農薬で育てたものなら、ハーブとしていろいろに利用できます。もちろん、ただ香りと姿を愛でるだけでも十分ですね!
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photo 育て方
バラは意外に強くて育てやすい。日当たりの良い場所で肥料をしっかりやって育てるのが基本。
上記の原種に近いバラや、オールドローズなど、香りのいいバラの苗を手に入れて植え付けましょう。
虫が付きやすいのが問題点。虫は小さいうちに、ついている葉ごと取り除く。パイベニカなど、毒性の低いスプレー剤を局所的にまいて早期にやっつける。
病気にもかかりやすいけれど、日当たりと風通しのいい場所で育てると健康に育つ確率アップ。
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収穫方法
飾って楽しむ場合は、2〜3割開花した花や、柔らかく開いてきたつぼみを。
ティーやジャムには、お天気のいい日の午前中に、6〜8割開いた花を切り取ります。
バラの果実(ローズヒップ)は、秋に赤く色づいた順に穫って、実の中に入っている種と毛を取り除いてから乾燥させて保存する。
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利用法
神経を休め、リラックスさせてくれるバラのハーブティーには、花びらを利用します。1カップにつき大さじ1ぐらいの花びら(なるべく摘み立て)をポットに入れて、沸騰したお湯を注いで3〜5分待って出来上がり。摘んでおいた花びらは冷蔵庫で保存。ローズヒップティーは、ポットカバーをして、10分程おいた方がおいしい。
※ティーはまたフェイスローションにもなります。肌のきめを整えて活力を与え、保湿作用も。
花びらは料理にも。花びらを煮たジャム、サラダやお菓子に添える他、ケーキやクッキーに焼き込む。
花をお風呂に浮かべ、ゴージャスなハーブバスに。クレオパトラ気分まちがいなし。
※薬効を考え、なるべく原種に近い香りの良いバラを、無農薬で育てたものを使いましょう。
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ワンポイント利用法
  ≪バラのゼリー≫
材料(2〜3個分)
バラの花びら(生)・・・2カップ
飾り用花びら・・・数枚
水・・・250cc
粉ゼラチン・・・5g
グラニュー糖・・・大さじ4
白ワイン・・・50cc
レモン汁・・・1/4個分
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作り方
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バラの花びらは、なるべく晴れた日の午前中に摘み取り、さっと洗っておく。
ゼラチンは大さじ1の水でふやかしておく。
小鍋に水を入れて沸騰させて火を止め、1のバラの花びらを入れてふたをし、約10分おく。
バラの花をこしとったバラの液を小鍋に戻し、ごく弱火にかけながら、2の粉ゼラチンを混ぜ入れてすっかり溶かし、グラニュー糖、白ワイン、レモン汁も加えて良く混ぜ合わせて火を止める。
少し冷めた4のゼリー液を、ゼリー型や、グラスなどに注いで冷蔵庫に入れ、固まるまで冷やす。
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5月の手入れ
野草に近いハーブは、甘やかさずに育てた方が意外にうまく育ちます。でも、水やりのポイントだけはおさえておきましょう!
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水やりは顔を見て
ガーデニングは、水やりに限らず、「植物の顔を見て育てる」ということが何よりも大切。鉢植えの場合、土の表面が一見乾いているように見えても、葉の色つやが良く生き生きしているならば、まだ水をやらなくていいことが多い。土の表面が乾いて、葉も少ししんなりとして水を欲しがっている感じがしたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与える。
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素焼き鉢は乾きやすく、プラスチックは乾きにくい。
素焼き鉢は乾燥しやすいので、頻繁な水やりが必要になる。通気性がいいので、根ぐされはおこしにくい。
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優しい水流で
シャワーヘッドがついた散水ホースやじょうろが一般的。水の勢いで植物が傷まないように、水の向きは上を向けて、ふんわりとかかるようにする。ただし、根本にしっかりかかって水をしみこませるように。
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時間帯に注意
盛夏は、朝夕の涼しい時間帯に、たっぷりと与える。太陽が昇ってから水やりをすると、葉がやけどしたようになったりして良くない。朝早く水やりをできないときは前日、日が落ちてから、たっぷりと水やりを。
初春・晩秋・冬の気温が低い時期は、午前中の地温が上がった時間帯に。夕方与えると凍結して株を傷めがち。
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「とっておきのハーブ生活」 2005年春・5月12日号
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