とっておきのハーブ生活Chapter1ガーデニングハーブ 2004 SPRING vol.1 
トーク@ガーデニング


ハーブ園芸基礎講座
土作り 肥料 種まき・苗の植え付け 農薬 日当たり 水やり 剪定 植え替え・繁殖

農薬

天敵活用
葉の汁を吸う、葉を食べる、ウイルス病をうつすなど、植物にさまざまな害を与える虫。虫の立場に立ってみると、ただ生きているだけで何も悪いことはしていないのだ が・・・。アブラムシ、アオムシなど草食の虫の天敵は、虫を食べる虫と鳥。アブラムシを食べるナナホシテントウやナミテントウや、大きな虫も食べるカマキリなど。 卵や幼虫を見つけたら大事にしよう。時々植物に悪さをする鳥も、せっせと虫を食べてくれる。

自然農薬
牛乳vs.アブラムシ
飲み残しの牛乳をスプレーボトルに入れ、(晴れた日に)直接アブラムシに吹きつける。牛乳のタンパク質が膜になってアブラムシは窒息。後は水で洗い流す。
ビールvs.ナメクジ・カタツムリ
深めの容器に少量の小麦粉とビールを混ぜて入れ、土に埋めるようにして置いておく。
夜の間にナメクジやカタツムリが入って溺れている。
卵の殻vs.ネキリ虫
細かく砕いて植物の根元に埋めておくと効果があるそうだ。
ニンニク液・・・虫除け+病気の予防
ニンニクの玉一個分をすりおろし(またはミキサーにかけ)、1リットルの水で薄めて布でこす。虫除けには約5倍に薄めてスプレー。病気予防には約10倍に薄めて。
トウガラシ液・・・病気の予防+殺虫
トウガラシ一握りをガラス瓶に入れ、熱湯1リットルを注いで24時間置く。これにせっけん5gを溶かし込む(展着剤として)。病気予防には約10倍に薄めてスプレーする。
ニンニク液と混ぜると殺虫効果があるという。トウガラシを酢につけて置いた液を薄めて使ってもいい。
木酢液・・・虫除け+動物除け+植物を強くする
原液のまま切りわらやピートモスのかたまりなどにしみ込ませて、プランターや庭のあちこちに置き、虫、犬、猫を忌避する。300〜500倍程度に薄めて散布すると植物の抵抗力を強めるという。
散布する際には、なるべく透明で不純物が沈殿していない木酢液を選ぶ。
カモマイル煎じ液・・・植物を元気に
植物のお医者さんと呼ばれるカモマイルは、弱った植物を元気にするといわれる。春の終わりに(一年草なので)種になる花がついたまま枯れたカモマイルを煮出して液をとるか、ハーブティーの残りを散布する。
醸造酢・・・植物を強くする
50倍くらいに薄めて植物に散布すると、葉が引き締まり病気にかかりにくくなるとされる。酢は土中で分解されてアルカリ性に変わるので、土が酸性化することはない。

注意! 自然農薬を試すときは、一部分でテストしてからにしてください。

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日当たり

日当たりを特に好むハーブ
主に東南アジア原産のバジルやレモングラス。主に中南米原産のマンジュギク属のマリーゴールド(フレンチマリーゴールド、メキシカンマリーゴールド、アフリカンマリーゴールドなど)、ラベンダー、ローズマリー、セージ、タイムなど。アロエベラ、バラ、ベルガモット、ソープワートなど。

半日陰を好む、半日陰に耐えるハーブ
有ミント類、レモンバーム、マーシュマロウ、レディスマントル、スイートバイオレット、スイートウッドラフ、メドウスイート、ナスタチウム(夏期)、ペリウィンクル、セルヒールなど。 葉を食用にするハーブであるコリアンダー、チャービル、パセリ、ロケット、フレンチソレルなどは、半日陰の方が葉が柔らかく育ち、食べやすくなる。

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【文・撮影】榊田千佳子 【図表】立原雅子  
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