エイジング(加齢)は、誰もが止めることのできないものです。近い将来、日本は確実にシルバー世代の比率が群を抜くようになります。
 しかしながらハーブやアロマを上手に普段の生活に取り入れている私のまわりの人々は、とても魅力的で活き活きとされています。それは若さの持つ表面的な美しさとは種類の違う、内面から発する成熟した大人の魅力です。
今回はそんなアンチエイジングの切り口で、アロマをご紹介していきたいと思います。
   
   エイジングに伴って様々な問題が発生しますが、それらに効果的な精油が幾つか知られています。以下の表をご覧ください。発生する問題ごとに効果的な精油をピックアップしてみました。
 
カモミールローマン 子供の頃の純真な気持ちを取り戻す。甘くやさしい香りが、穏やかに心を解きほぐす
ラベンダー 深い眠りを誘い睡眠の質を高めることにより、疲労を取り除き元気が涌いてくる
ペパーミント 消化器系の強壮に役立ち消化力を高める。すっきりとした元気な気持ちになれる
ローズマリー 抗酸化作性が高い。さらに集中力・記憶力増進という脳への刺激がアンチエイジングに役立つ
グレープフルーツ 身体の解毒作用が体内の老廃物を排出して、気持ちもすっきりする
スイートオレンジ 甘く、フレッシュな香りは、抗鬱性が高く、老化への不安も払拭させる
サンダルウッド 呼吸を深くゆったりとさせて気持ちを整え、血圧を安定させる。皮膚を乾燥から守る
フランキンセンス 皮膚の細胞成長促進作用が高く、しわ防止に役立つ。呼吸器系の様々なトラブルにも有効
ローズ 寂しさや孤独感を緩和し愛情豊かな気持ちになれる。皮膚の血行を促進する
ネロリ 不安や心配を払拭し、エイジングに伴う抑鬱状態から脱却出来る。皮膚の細胞を活性化させる
イランイラン 更年期のネガティブな感情を慰める。血圧を安定させ、性への問題にも有効
ジュニパー 体内の不要な老廃物や毒素の排出を促し、身体をすっきり浄化させるのに役立つ


 

ここではより具体的に、アンチエイジングアロマテラピーの方法を解説しましょう。 次ページ
をご覧ください。
     
 
   
アンチエイジングのためには、やはり日常のライフスタイルのレベルから対策をとっていく必要があります。
ここでは日頃の生活の中に取り入れたい、アンチエイジングのための生活提案を幾つか紹介しましょう。
     
 
ハーブやエッセンシャルオイルには、抗酸化に有益なものが多数含まれています。勿論、日本茶(グリーンティー)も立派なハーブティーです。

◎抗酸化物を多く含むハーブ類
ローズマリー、タイム、セージ、レモンバーム
(メリッサ)、ミント類、ローズヒップ

       
 
   
緑黄色野菜や果物には多くの抗酸化成分を含みます。サラダに使用する緑黄色野菜に、ハーブであるバジルやパセリ、チコリ、ロケットなどを混ぜ合わせてサラダにすると、更に効率良く抗酸化物質を取り入れることができます。淡色野菜は免疫力増進に役立ちます。
       
 
    ナッツ類には抗酸化ミネラルのセレンや、抗酸化ビタミンのビタミンEを多く含みます。
       
 
目安は1日1時間、季節感や自然を感じられたら最高です。
     
 
    アルコールは一日、日本酒1合、ワイン一杯、ウイスキー2杯程度が目安です。
喫煙者は余分にビタミンCを摂取するよう心がけましょう。
     
 
    日光を浴びすぎると、皮膚酸化の大きな要因となります。
     
 
    食べ物で、私達の身体が構成されていることを忘れずに!
     
 
    ストレスはエイジングの大きな要因です。
     
 
    楽しいことをしたり、笑うと免疫力がアップすると言われています。
     
 
    人間関係を円滑にする術です。人間関係がよくなれば、身体もいい方に働きます。
 
いかがでしょうか?とてもシンプルなことばかりですが、毎日まんべんなく続けることが肝心です。アロマテラピーと組み合わせながら、アンチエイジングを心がけた健康的な生活を送ってみませんか?
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※エッセンシャルオイルを利用する際の注意事項
文:鈴木理恵・撮影:タケダトオル、榊田 千佳子