クリームは肌に薄いバリアを作ります。植物油のホホバは熱に耐性があり、ゴマ油は、軽い日焼け止め作用を持ちます。カレンデュラ油は、皮膚の炎症を抑制し回復を助ける作用があります。クリームは毎日のケアに使えます。
    精油15滴:パチュリー2:フランキンセンス3:ティートリー4:ラベンダー4
みつろう10g、ココアバター10g(全部ミツロウでも良い)
植物油45g:ホホバ油、カレンデュラ(マリーゴールド)油、ゴマ油などがお勧め
ミネラルウォーター45g(フローラルウォーターならなおベター)
ホウ砂(ホウ酸ナトリウム)小さじ1/2
*ホウ砂(ホウ酸ナトリウム)は薬局で手に入ります。

    1.みつろう、ココアバター、植物油を湯煎にかけて一緒に溶かします。
2.ミネラルウォーター(芳香蒸留水)を弱火で暖めて、ホウ砂を溶かします。
3.1を火からおろして、少しずつ2を加えながらかき混ぜて、あら熱を取りながらクリーム状にします。
4.余分な熱が取れてから、3に精油を15滴加えてかき混ぜ、ガラス容器に入れて冷蔵庫で保存します。

※出来上がったクリームは3か月以内で使い切ることをお勧めします。


化粧水を作成する要領で鎮静ローションを作成します。
手に入れば、精製水をローズやカモミール、ラベンダーウォーターに変えると保湿度がアップします。アルコールが苦手な人はすべてグリセリンに代えて作成します。
夏場は劣化しやすいので、早めに使いきるようにしましょう。使用期限は1か月が目安です。
 
抗炎症の精油10滴:
      ラベンダー5:カモミールブルー3:ペパーミント2
保湿用の精油10滴:
      サンダルウッド3:イランイラン2:ローズウッド5
 
2002年9月号の「アロマローションの作り方」をご覧下さい。


  肌が痛んでいるので、決して擦らず優しく擦り込みます。
保湿するには水分補給が第一なのでローションをたっぷり使用した後にオイルをつけましょう。
 
精油6滴:ローズマリー2:ペパーミント1:ラベンダー3
植物油:カレンデュラ油(傷ついた皮膚の回復を助ける)15ml、セントジョーンズワート油(神経を鎮静し日焼けの痛みを緩和する)15ml
※植物油が手に入らない場合は、アーモンド油や小麦胚芽油なども保湿性があるのでお勧めです。
  材料を容器に入れて混ぜます。使用期限は1か月が目安です。

モンモリロナイトはクレイの一種で保湿性が高いのが特徴。ハチミツは軽い炎症を押さえる働きがあります。パックは15分経過したら洗い流して、鎮静ローションをたっぷりパッティングします。
 
精油3滴:サンダルウッド1:ローズ1:安息香1
モンモリロナイト15g、透明なハチミツ5ml、精製水10ml
※モンモリロナイトが手に入らない場合は、小麦胚芽油を15ml、ハチミツ5mlに対して精油3滴でもしっとりします。
  以上の材料を混ぜ、よく練って使用します。


ローズヒップ油は、ローズヒップティーとともに今年の話題を独占しています。
ビタミンCを豊富に含み、素晴らしい美肌作用があるのですが、欠点はものすごく酸化し易い点です。ホホバ油はその欠点を補う上で重要です。ローションをパッティングした後に軽くマッサージしてみましょう。以外と目立つ首筋も忘れずにケアします。
   
    精油10滴:カモミール2:ローズ2:ゼラニウム3:フランキンセンス3
  植物油:ホホバ油25ml、ローズヒップ油5ml
    以上の材料をよく混ぜて使用します。使用期限は1ヶ月が目安です。

肌の再生は28日前後の周期です。つまり「美肌は一日にしてならず」。毎日のお手入れの積み重ねこそが美肌への最大の近道です。肌再生は生理や睡眠のリズムとも大いに関係があります。食欲不振や睡眠不足などの生体リズムの乱れが肌の回復を遅らせる原因にもなりますので心しておきましょう。
なぜか美肌作用のあるアロマは、生体リズムも整えてくれる作用も備えているようです。植物の恩恵に感謝ですね。

エッセンシャルオイルはサンズコートでも取り扱っています。




 

※エッセンシャルオイルを利用する際の注意事項
文:鈴木理恵・撮影:榊田 千佳子