最近まで、手作りのリネンウオーターといったら、精油をスプレーボトルに入れた水の中に落としてシェイクしたものしか考えつきませんでした。
 ところが先日「図説 イギリスの生活誌」という本の中で、著者が子供だった20世紀の初め頃イギリスの家庭では、アイロンがけの時、アイロン台の脇にラベンダーの小枝を入れた水のボウルを置いておき、そこに指をつけては何度も水をふりかけ、アイロンの仕上がりをよくしていた。と書いてあるのを読み、「!」とひらめきました。
 最近では最高の発明(?)と自己満足しています。Please try!

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(100mlのスプレーボトル一本につき)
ラベンダーの花、ペパーミント、レモンバーベナ、ローズマリー、タイム、チェリーセージ、センテッドゼラニウムなど香りのいいあまり色の濃くないハーブを、小枝だったら1〜2本、大きめの葉だったら2〜3枚
スプレーボトル(なるべくガラス製)にハーブを入れ、水を注ぐ。
ボトルのふたをし、軽くシェイクして30分ほどおく。
アイロンをスチームなしの設定にして、リネンウオーターを吹きかけながらアイロンがけをする。
POINT
ハーブを入れた水を4〜5時間以上おくと、花が入っている場合は特に水に色がついてしまいます。ラベンダーの花ならラベンダー色になるので、きれいなのですが、色の薄い布に吹き付けるのは心配です。また、暑い季節は水が腐敗しがちなので、リネンウオーターは、一回分ずつ作るようにしましょう。
ラベンダーの花ならば、色のついた水でもハーバルウオーターとして、お風呂上がりにボディーに吹きかけたりして使えます。蚊に刺されたところにつけたら、かゆみがおさまり、さわやかでした。ただし、残りは冷蔵庫に入れて一両日には使い切るように。

他にも、肌にいいハーブなら、リネンウオーター兼ハーバルウオーターになります。お湯で抽出した浸出液(infusion)ほどの働きはありませんが、香りは熱で損なわれていないのでとてもピュア。あたらしい楽しみ方ができそうです。
*「とっておきのハーブ生活」9月号「楽しむハーブ」の《フレッシュハーブのバスタイム》で紹介しているハーブがハーバルウオーターに適しています。
  文・制作・スタイリング:榊田千佳子.撮影:タケダトオル.イラスト:立原雅子
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