精油は古代より化粧品などの肌の手入れに様々な形態で利用されています。クレオパトラは香水風呂を愛用し、その素晴らしい香りを楽しみながら、美しい肌を保っていたのだとか。精油は皮膚組織に働きかけて新陳代謝を促進し、肌に栄養と活力を与えます。さらに殺菌消毒、収斂、皮脂分泌の調整、抗炎症、皮膚の軟化、抗酸化など、肌に対して様々な恩恵をもたらします。
 一方、精油のもたらす香りの作用が、心の奥深いトラブルまで解消し、素敵な笑顔を作りだしてくれます。香りによる心や精神の健康は、内面からお肌をいきいきと蘇らせるものです。毎日のスキンケアに精油を取り入れて自分の本当の美しさを手に入れましょう。今回より3回にわたり、スキンケアに役立つアロマテラピーの方法を御紹介致します。
(肌の構造と役割)
 皮膚は私達のからだの中で、最も大きな臓器です。皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織に別れます。
表皮は角質層を持ち、水分を保ちます。真皮層は皮膚の弾力や張りを保ち、末梢神経の先端が到達してセンサーの役割を果たしています。皮下組織には脂肪組織が存在し、クッションのような役割を果たしています。

 アロマスキンケアの前に、自分のスキンタイプを知ることが大切です。スキンタイプによって、精油の選択やお手入れの方法が違います。表を参照し、自分のスキンタイプと、どんな精油が適応するか参考にしてみてください(表1)。特にフェイシャル用の精油の選択は注意が必要ですので下記の注意事項を踏まえて精油を正しく使用しましょう。 

 今回は収斂、柔軟、皮膚の保湿、皮膚洗浄などを網羅した万能アロマローションを作製してみましょう。朝、晩の洗顔後や、エアコンで乾燥したオフィスなどで、気分転換にシュっと一吹きすれば気分も晴れてとても快適。携帯用のサイズです。

次回は肌別の細かいお手入れ方法と、フェイシャルマッサージについて、御説明致します。

エッセンシャルオイルはサンズコートでも取り扱っています。

※エッセンシャルオイルを利用する際の注意事項 文:鈴木理恵、撮影:タケダトオル、イラスト:いまいかずよ・立原雅子
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