スーパーの店頭を賑わせるフレッシュハーブ
 S&Bがフレッシュハーブを取り扱い始めた当時(1987年)はバブル経済のもと、「ヌーベルクイジーヌ」と呼ばれるフレンチの料理手法が主流となり、多くのシェフの卵たちが競ってフランスに渡りました。

 こうした時代の雰囲気がハーブの需要を生み、さらに修行を終えて帰ってきたシェフが日本でもハーブを積極的に取り入れ、様々な要因も加わって生ハーブへの関心が高まっていきました。

 この中でフレッシュハーブという呼び名は生ハーブの代名詞となり、今日ではスーパーの店頭で当たり前に目にするようになりました。

 市場推移を見ると、96年頃に上昇気流に乗り、さらにここ数年は、ハーブの担当者が「大変手ごたえを感じる」と言うくらい、拡大しています(グラフ1)。
 当初は首都圏だけだったものが地方へも浸透し、また後で触れますが、人気のハーブも出てきたりしたことが要因になって市場を押し上げ、現在のハーブブームを支えています。
 
 
   今30種類ほどあるフレッシュハーブの中で、人気のアイテムというとトップはバジルです(グラフ2)。イタリアンブームやパスタブームの中で人気を集めたバジリコスパゲティが、家庭でも作られるようになったのが大きな要因です。こういう現象を、「外食メニューの内食メニュー化」といいますが、バジルはその現象の中で、すっかり家庭でもおなじみになりました。

 次に続くのが、ルッコラです。ロケット・サラダとも呼ばれ、そのままをサラダにしたり、ピザに乗せてみたりと気軽に使えるのが人気の秘密です。3番手はイタリアンパセリ及びチャービルです。イタリアンパセリはパースレーとも言われ、普通のパセリより、穏やかな香りが特徴です。チャービルはセルフィーユとも言われ、フランス料理によく使われます。ほのかに甘い香りがあり、また小ぶりの葉は料理の飾りつけにすると、一気にメニューをおしゃれに変身させてくれます。

 ところでフレッシュハーブは一体どんな人が買っていくのでしょう?当初は近くのレストランのシェフがユーザーの主役でしたが、最近は主婦の皆さんがトライされる割合が増えています。年代では、比較的年齢の高い方がよく使われますが、今後の利用意向を聞きますと10才代がトップで、将来が楽しみです。
文:エスビー食品.撮影:エスビー食品他.イラスト:いまいかずよ.図表:立原雅子
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