暮らしにアロマの香りを取り入れて心と身体を癒し、毎日を心豊かに快適に過ごそうというコンセプトでエッセンシャルオイルを使った多彩なレシピを紹介します。様々なエッセンシャルオイルの活用法からベーシックコーナー、そしてアロマセラピスト鈴木さんのアロマな毎日をブログ風に綴った「アロマダイアリー」もスタート!
少しずつ春を感じるこの季節、二の腕や腹部など見えない部分に貯えられた余分な脂肪や老廃物が気になります。アロマの力で体全体の代謝を促し、露出が増える春に備えてみてはいかがでしょうか。

冬の冷えは、代謝力を低下させます。また体に老廃物が溜まると花粉症の症状を悪化させる原因にもなってしまいます。精油による冷えの改善とデトックス力で身も心も軽やかに元気に春を迎えましょう。
身体的、精神的に安静な状態で代謝される最小のエネルギー代謝量で、生きていくために必要な最小のエネルギー代謝のことを「基礎代謝」と呼びます。代謝は、私達の生命活動そのものなのです。「代謝が良い」「代謝力がある」とは、食べても太りにくいからだです。その反対に「代謝が低い」「代謝が悪い」とは太りやすい体質です。冷え、むくみ、疲れやすいなどの症状は代謝が落ちている証拠です。

ストレスからの過食で太ってしまったり、ストレスからの生体防御反応で、エネルギーを溜め込んで太りやすい体質になってしまったりします。さらに生体リズムが狂ってしまうと、ホルモンバランスなどに影響し代謝が落ちることがあります。
そんな時に有効なのが、アロマテラピーです。
フレグランスを携帯し、むしょうに何かを食べたくなったら香りを嗅ぎこみましょう。
スイートオレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット、レモン、ネロリ、ローズ、パチュリー、フランキンセンスなど
スイートオレンジ3滴+ベルガモット4滴+ローズ2滴+パチュリー1滴
無水エタノール5mlに希釈します。
フレグランスは常に手元においておくか、外出時にも忘れず持っていき、食べそうになったら香りを嗅いでみましょう。
※フレグランスの詳細はこちらのアーカイブを参考にしてください。→ アロマでいたわるハーブ2008 vol.9
アロマテラピーの定番、アロマバス。アロマの香りを吸い込んで、生体リズムの乱れを整えましょう。
ラベンダー、カモミールローマン、ゼラニウムなど
ラベンダー2滴+ゼラニウム3滴
カモミールローマン2滴+ラベンダー3滴
ぬるめの湯(38〜40度くらい)に精油を混ぜます(全身浴で4〜6滴、半身浴で3〜4滴)。
1日の終わりにぬるめの湯(38〜40度くらい)に滴下し、15分以上ゆっくりと沐浴します。気持ちが落ち着いたら冷えないうちに安眠を心掛けます。早寝早起きがリズムを整えるポイントです。
※さらに詳しいお風呂の楽しみ方はこちらのアーカイブを参考にしてください。→ アロマでいたわるハーブ2004 vol.2
からだの冷え、むくみが老廃物や脂肪を溜めてしまいます。体温が1度上昇すると基礎代謝が13%も上昇するとも言われています。アロマの力で冷え退治に挑戦しましょう。
冷えに対しても、精油が活躍。上手に使って冷えを緩和しましょう。トリートメントが手軽な方法です。
ローズマリー、ブラックペッパー、ジンジャー、ジュニパー、サイプレスなど
ローズマリー2滴+サイプレス2滴+ブラックペッパー1滴
ジンジャー2滴+ジュニパー3滴
25mlの植物油に精油を混ぜ、トリートメントを行いましょう。
お風呂上がりに気になる部分、足、腹部など脂肪が気になる部分にトリートメントを行います。
※トリートメント法については下記アーカイブをご覧ください。
トリートメントの基礎 → アロマでいたわるハーブ2009 vol.1
おなか、足のトリートメント実践法 → アロマでいたわるハーブ2009 vol.4
代謝力アップは全身の筋肉量で決まります。太腿などの大きな筋肉を鍛えることで効率良く代謝力を高めることが出来ます。運動後の疲労物質の代謝を高めると疲労回復力が高まります。運動後の疲労物質排出を促す精油を選びましょう。
ペパーミント、ユーカリ、ローズマリー、スイートフェンネル、グレープフルーツなど
ペパーミント3滴+ローズマリー3滴+グレープフルーツ4滴
ユーカリ3滴+スイートフェンネル3滴+グレープフルーツ4滴
液体シャワーソープに香りを加えましょう。無香料液体シャワーソープ200mlに精油を10滴入れます。シャワーソープの代わりに、ミネラル塩50gに加えて、ソルトスクラブを行っても良いでしょう。
代謝力アップには、食事に気をつけることも大切です。
にんにく、しょうが、唐辛子、カレー粉などの香辛料など食べて汗をかくような食品には、体を温め、代謝を高めて脂肪を燃焼させる働きがあります。香味野菜は、体の解毒に役立つものが多く代謝力アップにつながります。毎日の生活にスパイス、ハーブを積極的に取り入れましょう。
※もっと詳しくお知りになりたい方は、サンズコートで代謝力アップセミナーを開催します。実習では代謝を促すマッサージソルトスクラブを作成します。
案内はこちら → [サンズコート]今度こそ太らない!代謝を高めるアロマテラピー術
親子でアロママッサージしています。
先日不覚にも風邪で寝込んでいたら、10歳になる息子が、私にアロママッサージをしてくれました。生後2ヶ月くらいから毎日ベビーマッサージをしていた甲斐もあってか、オイルマッサージもお手のものです。
先日赤ちゃんの足指を別々に1本ずつ揉みほぐすと赤ちゃんの脳のシナプスが発育すると伺いました。私は大人になってからアロマを始めたのですが、息子は産まれたときから(正確には妊娠中もですが)、ハーブやアロマに囲まれています。

言わば、息子はアロマ第二世代です。私と息子との違いは、感覚の良さだなと思います。息子は自分のからだのことがとてもよく解っています。調子が悪いときには自分でラベンダーを塗って早寝すると、翌朝もう元気に学校へ出かけています。一方私は以外と自分のからだのケアが出来ていません。ちょっとした感覚の相違があるようです。
親子でアロママッサージをし合えるって、ちょっと幸せな気分になれます。息子がまた次世代に受け継いでくれたら良いなあと思っています。
【文】鈴木理恵 【撮影】タケダトオル、榊田千佳子
-香りと記憶-
五感の中でも嗅覚は記憶や感情との関連性が強いと言われておりますが、皆さんもそれを実感するような時ってありませんか?
例えば、街ですれ違った人の香水にドキッとしたり、友達の家に行った時に昔住んでいた家の香りがして懐かしい気持ちになったり、草原や海などの香りで旅行した土地での楽しい記憶を思い出したり・・・。
香りの感じ方は人それぞれで、同じ香りでもいい香りと感じる人もいれば嫌な香りと感じる人もいるのは記憶や経験などの影響もあるのだと思います。
私の場合は、2年前に研修でインドへ行った時に嗅いだ香りからいつも思い出す記憶があります。
初めて行ったインドは、むせかえるような街の香り、様々な香辛料が絶妙にブレンドされた料理や飲み物の香り、インドの人々から漂うカレーのような香りなど、今まで体験したことのない香りの坩堝でしたが、特に印象に残っているのは香菜(パクチー)の香りです。
強烈な香りで苦手だったのに、研修中頻繁に食べているうちにいつの間にか好きになっていた香菜。なぜかは分りませんが、香菜の香りを嗅ぐと当時好きだった人のこと、楽しかったこと、嬉しかったことを思い出し、とても幸せな気持ちになるのです。
スパイスやハーブの魅力はそれぞれが持つ特徴的な香りですが、それは単に肉の臭みを消したり美味しそうな香りをつけることだけでなく、いろいろな感情を引き出してくれる心のスパイスでもあると思います。思い出だけでは生きていけませんが、皆さんもスパイスやハーブと共に素敵な経験を重ねて、心からハーバルライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
4月に新シーズンスタートの「とっておきのハーブ生活」。デザインも内容もリニューアルしてお届けします!「おいしいハーブ」はチャイブの特集、おいしいレシピがいっぱい。新しいお料理のページは「ヘルシーハーブクッキング」。ハーブを活かしたお料理を、栄養素や身体への働きも含めてご紹介します。アロマな手作りギフトは「新生活応援アロマ」、すぐに試せる楽しいアロマのアイディアいろいろです。「いたわるハーブ」は使い方を切り口に、季節の中で健やかに快適に過ごすためのエッセンシャルオイルの使い方や精油図鑑を少しずつ整備していきます。その他、新企画の「ハーブ&スパイス世界紀行」など。どうぞお楽しみに!
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