創業理念“美味求真”

“美味求真”とは、お客様に喜んでいただくために、満足していただくために、ただひたすら真っすぐに“本物のおいしさを追求する”こと。1923年(大正12年)の創業以来変わることのないエスビー食品の企業マインドです。

エスビー食品は創業理念“美味求真”のもと、日本で初めてカレー粉の製造に成功、それ以来、家庭用コショーやガーリックパウダー、チューブ入り香辛料、様々なカレールウを発売し日本の食文化の発展に寄与してきました。さらに1987年にはスパイス事業で培ったノウハウを活かして生鮮ハーブをいち早く商品化し、大きな事業に成長させてきました。エスビー食品は、創業理念“美味求真”のもとに培った本物へのひたむきなこだわりを推進力として、さらなる顧客満足の実現に向けて新たな価値の創造に挑戦してまいります。

日本にようやくカレーが広まりつつあった大正時代の末期、このカレーと運命的な出会いをし、たちまちカレーの魅力にとりつかれ自らの手でカレー粉を創り出そうと情熱を燃やしつづけていた青年がいました。エスビー食品の創業者・山崎峯次郎です。峯次郎は「カレーのおいしさを多くの人々に届けたい」という夢を抱いて、くる日もくる日も黄金比率を求めてスパイスの調合に没頭し、辛苦の果てに日本最初のカレー粉の製造に成功。時に1923(大正12)年のことでした。

以来、エスビー食品は、“本物のおいしさの追求”を意味する『美味求真』を創業理念として、今日に至るロングセラー「赤缶カレー粉」をはじめ、わが国初の家庭用コショーや即席カレー、ガーリックパウダーやチューブ入りわさびなど、本物志向とパイオニア精神を発揮してわが国のカレー、スパイス市場をリード。カレーをはじめ、コショー、ガーリックなどの「スパイス」を中心に西洋文化を日本の独自文化に融合・創造し、広めてまいりました。